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千早茜「赤い月の香り」

2024年05月13日 | た行の作家
集英社2023年4月 第1刷発行221頁「透明な夜の香り」の続編カフェでアルバイトをしていた朝倉満は客として来店した小川朔に、自身が暮らす洋館で働かないかと誘われます朔は繊細な心と人並外れた嗅覚を持つ調香師で、その洋館では依頼人の望む香りをオーダーメイドで作る仕事をしていました満の仕事は前作で若宮一香が担っていた、いわゆる家事手伝いで、気が進まなかったもののカフェで朔から漂ってきた香りが欲しかった . . . 本文を読む
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