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おうち映画(日本)・死刑にいたる病

2024年01月23日 | 映画(国内)
「死刑にいたる病」
2022年
【日本映画専門チャンネル】

原作 櫛木理宇

鬱屈した日々を送る大学生・雅也(岡田健史)のもとに、世間を震撼させた連続殺人事件の犯人。榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届きます
24件の殺人容疑で逮捕され死刑判決を受けた榛村は、犯行当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよく店を訪れていました
手紙の中で、榛村は自身の罪を認めたものの、最後の事件だけは冤罪だと訴え、犯人が他にいることを証明して欲しいと雅也に依頼します
独自に事件を調べ始めた雅也は、想像を超える残酷な真相にたどり着きます

穏やかな物腰と細やかな気配りで狙った相手の心を支配する榛村
阿部サダヲさんの眼差し故、背筋がゾクリとするほど怖かったです
留置場の面会室でガラスを挟んで向き合う榛村と雅也の顔が重なる映像が何度も出てきます
そこから伝わってくる凄まじいほどの緊迫感
雅也と同じように自分も榛村に取り込まれてしまうのではないかと感じました

雅也の母親に中山美穂さん
彼女も若い頃、榛村と接点がありました
榛村…怖いですねぇ~
中山さん、最近は「ラストレター」といいくたびれた中年女性役しか観ていません
明るい華やかな役も観たいです

終盤になって存在感を示したのが雅也の同級生・灯里(宮﨑優)です
榛村の後継者らしいのですが…怖すぎます…

皆さん、マインドコントロールにはくれぐれもご注意を

      


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