御荘さんの工作帳

電車にのり、みて、それを形にしていきます。

青函革命夜明け前【ED79をさくっと作る】

2024-05-06 00:47:51 | ED79(HO)

こんにちは。御荘です。
GWはいかがお過ごしですか?

ぼくは仕事と二次元の女を追いかけてたら
終わってました。かなしいね。


さて今回はMotoトレインにも縁があるED79をサクッとディテールアップして遊んでみようと思います。

ED79は青函トンネル用にED75の最終グループ700番代から改造された車です。
運転台窓のアルミサッシ化、ATC取り付け、サイリスタチョッパ化などなかなかの大工事をしています。
補機専用で工事を函館方の2エンドにしかしなかった100番代も存在し、活躍範囲の狭さや寝台を含む客車列車を多数牽引したことからマニア心くすぐる車両となっています。
うんちく終了。

まずは仕入れに向かいます。
おなじみですね。

でんっ。かっちった。
あってよかった臨時ボーナス。

HOゲージなんで、貧乏サラリーマンにはきつい額ですが容赦なくバラしていきます。

プレステージなんか買えないのでふつーのやつです。ゆえにナンバーや銘板はセルフで貼り付け。この時バリ取りしっかりしましょうね。そこやるかやらないかでかっこよさが変わります。
ヤスリがけをするわけですが、おすすめはタミヤのエッチングヤスリです。目が細かいのでもヤスってる時に、変な力が入ってパーツ曲った!とかの事故を防げます。
いちいち専用ヤスリ買うのはダルいかもですが、あると便利です。
モデラーヤスリを選ばず?道具を選ばわないのは弘法大師様のような熟練だけです。思い上がんな。


そのままHゴムをねずみ色1号でぬりぬり。製品のままだとなんかヌルヌル光って気になるんですよね。やっぱ本物はゴムなのでなかなか光りません。

そしてHゴムを乾かしてるうちに床下を塗装。このブログお馴染みのつや消しブラック+ウェザリングパステルです。
日光に当てて見ましたが、良さげな感じがわかるかと。
順番前後しつつボディ工作を続けます。
まずはおでこにイモンの架線注意プレートを貼りつけ。これがED75-700とは違うED79の特徴ですね~

そのままヘッドライトの加工。トレジャータウンのTTP8104-32 【1/80】シールドビームリム(EL用)を使います。別売りのレンズと組み合わせると最高。一気にリアリティ増します 。

手すりはヤフオクでHO用の手すりを多数出品されてる方から購入。毎回ヤフオクとは思えない丁寧なやりとりをしてくださいます。
自身も接客業ですが、学ばされました。
またお世話になります。
もちろん、パーツのクオリティも天下一品なのでご安心を。

吊りフックはボナのEL用を使用。フックだけ筆塗りで屋根自体は再塗装してません。
屋根のウェザリングもウェザリングオンリー。どうです?中々いいのでは?。
Hゴム、シールドビーム、架線注意。少なめ加工ですが既製品からだいぶ変わって来ました!

パンタグラフはそのままねずみ色1号で塗装。ガイシは奮発してイモンの高級ガイシです。
まじでイモンに足向けて寝れねぇ。

電暖灯も上手いことなんとかします。
製品ではモールドですが、実車は黄色いレンズ。そのままではダサいので手を加えます。今回はSL389標識灯用レンズ(白)を使いました。カンで買いましたがなんとかなって一安心。ちなクリアーイエローで塗装してます。


みんな大好きホース類はエコーモデル。まじでエコーには足向けて(以下略)
…気づいた方がいるかわかりませんが、さらっと連結器がイモンカプラーになっています。
開口部を拡大したり、取り付け座を作ったり苦労しました…おかげで自動連結は出来なくなりましたがしゃーなし。

あっ写真撮り忘れてますが、クイックヘッドマーク化もしてます。貫通扉を外すと固定用の3mm穴があります。固定用ボスを切り取り、扉は接着。主がいなくなった穴に直径3mmのネオジム磁石を入れてあげます。これでKATOのクイックや磁性パーツを張りつけた各種マークを使い、様々な列車で遊べるようになりました。


こんなのとか。え?カニがなんかおかしい?
しらんなぁ…あー夢空間かわないと。

そんなこんなで牽引機完成~~~
無事に八甲田は函館に着きましたとさ。

おしまい。

えっED75-700?ないよ
ED75-1000?ないよ!!
TOMIX~~~再販しちくり~~~!
南部縦貫鉄道と並べるからさ~~~!

とりま赤い機関車でごまかします。
それでは次回とTOMIX担当者さんは
よろしやす~~~









さぁ進め!八甲田【Moto八甲田をつくる④】

2024-05-04 08:07:44 | Motoトレイン八甲田

E259系…プレモルだよ…

こんにちは。御荘です。
寒暖差激しいですね〜
皆さんいかがお過ごしですか?
ぼくは両国駅のホームで餃子焼きながら凍死しました。ぴえん。

あっ前回の最後に、次はマ二50の仕上げと言ったな。
あれは嘘だ。

いや…パーツとやる気なくて…すんません…
気分転換も兼ねてオハネ14やらせてください…

さてさて今回は、Moto八甲田のキモその2、オハネ14です。

上野or函館から乗り込んだライダーは愛車をマ二50に積載したあと、自身は併結されたオハネ14に乗り込みます。

このオハネ14は尾久に配属されていた急行列車用の車両です。
特急用は早いうちから2段寝台に改造されてましたが、このグループは登場時の3段寝台を最後まで残していました。ベッドせまそー。
てかなんでオハネフじゃなくてオハネにしたんすかね。
うんちくはこれぐらいにして、さっそく作業開始。
まずは貫通扉をKATOの物に交換。だってTOMIXダサいんだもん。
ドアレールとすりガラスだけで白米ぱくぱくですわ!

ドアの白帯を溶剤で消して、ファルベの青20号で塗装。質感の違和感を減らすためにクリアを吹きます。
クリアの前にめんどくさいインレタをすましときましょう。
今回のオハネ14は急行用の3段寝台。中身の再現は置いておいて外観だけは整えます。
言うて寝台等級表示の星をくろま屋のインレタを使って一つ星にするだけです。

今回はKATOの座席車と併結するので仕様を整えます。
TOMIXとKATOでは、方向幕の設計思想が異なります。

TOMIX⇒方向幕パーツ(透明)の裏側にシールを貼る
KATO⇒方向幕パーツ(透過or非透過)の表側にシールを貼る

もちろんリアルなのはTOMIXですが、パーツ分売がない+だるいのでKATOに揃えます。
ホビーセンターカトーのジャンクカートから拾ってきたオハネ24?かなにかのガラスパーツから方向幕部分を切り取ります。
切り取った後は、車体側の方向幕部分を現物合わせで削っていい塩梅にします。
あーほどほどダサくなりましたね。
統一感が出たので良しですが。

14系は汎用性高いので今回白幕でいきます。成田とか能登半島とか行きたいですからね。
TOMIXさん、新性能3軸電気(田端)の再販お待ちしてます。


そのまま屋根を塗装。ガイアの鉄道カラーねずみ色1号です。
つや消し気味にし、お得意のガンダムマーカーとミスターホビーウェザリングパステル(セット2)で汚します。
このブログで何回も書いてますが、模型をガチでやり込むなら鉄道以外のホビーコーナーをウロウロすることをおすすめします。
ミスターホビーやタミヤ、waveなど各社がとても便利な素材を沢山出しています。
使えるものはなんでも使いましょう。

あっ、架線注意表記忘れてました。
世田谷車両のインレタを市販のデカール用紙に転写した後貼り付けてます。
狭いとこ転写するのダルいからね。

あとは汚物処理タンクをサクッと塗り…

できあがり~~~~
98743JR 14・50系客車(八甲田・MOTOトレイン)増結セットBです。(違う)

と言うわけでなんとなーく形になってきましたね。
次回はやる気あればマ二50、なかったら別のやります。

いつも閲覧ありがとうございます。コメントも歓迎!
合わせて次回も、よろしやす。


さぁ進め!八甲田!【Moto八甲田をつくる③】

2024-04-26 15:40:12 | Motoトレイン八甲田
もっと!moto!
きゃっととっとと(しっぽ!)

はい。御荘です。
シャニ6thで負った負傷が癒えません。
足首の痛みと太ももが痛い。
これも全部ハナサカサイサイって曲のせいなんだ。

THE IDOLM@STER SHINY COLORS “CANVAS” 03

ぜひお求め下さい。

さてさてMoto八甲田を作るシリーズ。
前回は14系座席車を何とかして終わりましたね。続いてMotoのMotoな部分に入っていきます。

急行八甲田は1986年〜1998年の夏の期間、普段はハザ(座席車)オンリーの編成にオハネ14+マニ50+マニ50の3両を増結。さらに運行区間を通常の上野〜青森から上野〜函館に延長していました。(青森〜函館は臨時快速海峡扱い)

な〜んだたったの3両じゃん!と思ったそこのあなた。そう、あなたです。
これがそう甘くないんですわ。
オハネ14は急行用に残っていた3段寝台車、マニ50は専用塗装なのです。

特にマニ50は、地味ーに改造箇所があるので頑張って手を動かしていきましょう。

まずは種車を仕入れていきましょう。
今回はモデルアイコンさんのマニ50キットをベースにします。
元々は鉄道ホビダスが、出していたキットをモデルアイコンさんが継承した物です。
このキットは、「基本的な箇所は」とても組みやすくおすすめしやすいキットです。

ただまぁいくつか癖があるので…頑張って組んできましょう。


まずは便所窓と点検蓋を埋めていきます。
埋めるのにパテ等を多用したくないので、元々付けるトイレ窓パーツを取り付け、その上にパテを盛り、使用量を減らしていきます。
さらにパテだと時間が掛かるので、黒い瞬間接着剤と硬化スプレーを併用してさくさく進めていきましょう。
埋まった箇所がわかりやすいのがとてもいいです。
時短だけなら光硬化パテもオススメですが、あれは食い付きが悪いので…適材適所ですね。

なんだかんだ埋めてヤスってキズを埋めたあとはサフで現状確認。かんぺき〜
※完璧ではありません。この時点検蓋を埋め忘れてます。

各種パーツを付けていきます。
製造銘板:新潟鐵工所(アトリエリーフ)
所属銘板:JR東日本(音羽工房)
ホロ:客車ホロ枠セット(エコー)
ホロ吊り:ホロ吊り軽量用(工房ひろ)
手すり:汎用手すり2.0(トレジャー)

特にエコーのホロはおすすめです。解像度上がっていい感じになります。
パーツで困ったらエコー、入りにくければimonの渋谷店にいきましょう。なんとかなります。


サブを塗ってから気づいた。キットは前期型なんすけど、motoは後期型なんすよね。床下とかいろいろ違いますが、わかりやすく違うのが片エンドの乗務員扉。とっても便利なパーツが夢ソフトウェア工房から出てるので使いましょう。
ここがこのキットの難点ですね〜JR化後の
初期車で有名なのとか松本駅の駐輪場のアイツぐらいでは?


文句は手を動かして何とかして行きましょう。車体が出来たら塗装しましょう。ベースはファルべの青15号、水色もファルべの青22号で塗ります。
ストライプは写真を見ながら目分量で塗りました。気合いがあればなんとかできる!

そのまま表記にいきましょう。表記類はボナのマニ50改造車用インレタ、Motoのロゴマークは夢ソフトウェア工房のデカールを使いました。

そうこうしているうちに8割ぐらい完成。次回は床下と仕上げ作業をしていきます。

次回も超超本気モード!
どうぞ、よろしやす




さぁ進め!八甲田!【Moto八甲田をつくる②】

2024-04-25 23:43:10 | Motoトレイン八甲田

週末が
ちかいよ
週末がちかいよ
ちかいよ週末
週末がちかいよ

さてさて急行八甲田をつくるシリーズ。まずは基本となる14系から作っていきます。

オタクの悪い癖!分解前の画像がないよ!
どノーマルにKATOの14系がベースです。

もちろん仕様は国鉄なので変更点は以下の通り
・JRマーク貼り付け
・ドアの白帯を消す

はえーらくちん。


というわけでどん。臨時列車にもできるように片方のスハフは反射板つけてます。これはエコーのNo662 反射式後部標識灯、エアホースやアングルコックもエコーです。HO初めてよくわかりましたが、エコー様々ですね。まじで頭が上がらん。

カプラー周りはSHINMEI MODELさんの14系座席車 車端パーツを使用。これがリアルになるわなるわ。一気に化けるのでおすすめです。
もとからある消火器入れもねずみ色1号で塗装。さらにくろま屋のインレタを貼り付け。クリアーを筆塗りして退色させてみました。思ったより良き。(事故じゃないぞ❤)

いつのまにか生えたJRマーク。A葉原で拾って来ました。どこで買ったか?よくわかりませんが皆さん恐竜とかなんとか言ってますね。知らんざうるす。
ちょっとデカめですが、ただえさえ品物が少ないJRマークインレタ。贅沢は言えません。

床下はMr.カラーのつや消しブラック。エンジンだけねずみ色1号からの墨入れ。
ここがKATOさんの素晴らしいとこなんですけど、国鉄仕様なのに青函トンネル用カバーついてるんですよね。まーじでありがたい。もちろんすぐに外せます。ヘッドがえっちだね。


ここでめんどくさいオタク発動。
夜行だしカーテンつけてぇ〜〜とノリでつけ始めることに。これが時間がかかるわけで…だり〜と思いつつ室内灯を入れると…


はあ゛〜〜〜〜〜〜〜えっちだ〜〜〜〜〜〒〜〒〜〜〜〜〜〜〜
これはやらざるを得ないですね。というわけで8両全車に施行。
パンケーキコンテナさんのカーテンロング 灰 オープンとクローズを使っています。
みんな買ってね。


さらにめんどくさいオタク発動!
1両ごとに検査タイミングが違う客車ということもありせっかくなので何両か退色表現をすることにしました。

ボディーをうっすら白を混ぜたつや消しクリアーで塗装。カサカサになったところにガンダムマーカーシリーズのリアルタッチマーカーでサビを表現しました。

このマーカーがかなり優れもので、サビの発生しそうなポイントにちょんと塗り、綿棒などで下に伸ばしてあげると錆汁らしくなります。

そのまま塗装を続けます。貫通扉をガイアノーツのサンライズのリアルロボットシリーズ「太陽の牙ダグラム」用塗料シリーズ、CB-09ライトブラウンで塗装。
Twitterですこし話題になっていましたが、これが国鉄型特有のピンクっぽいようなクリームのような塗料に似ているのです。塗ってみると効果は抜群!色さしをして仕上げとしました。

プラモデル用品というのはとても便利で、真鍮線、塗料などかなり勉強になります。
ヨドバシカメラのプラモコーナーとか歩いているとアイデアが浮かぶのでおすすめです。


そんなこんなで14系座席車はさくっと完成。次回からは本題のmotoトレインを作っていきます。

それでは次回も、よろしやす




さぁ進め!八甲田!【Moto八甲田をつくる①】

2024-04-25 15:35:32 | Motoトレイン八甲田
波をシャンデリアっぽく飛ばし!

やぁ。御荘です。

シャニマス6thツアーよかったですね〜
特に横浜Day2は放クラ大活躍で…
自席の真ん前でちょこかほが……

はい。電車 博士(でんぐるま ひろし)に戻ります。

はるか昔にHOでEF65-1000(ATS-P改造)を作った私、作ったはいいものの繋げるものがなかったんですね。
んで、ちょうど正月にネットを見てたら成田臨の画像がたくさん。さらに手元に高崎試客をしようと買ってたオハ14があると。

お、これはいいじゃん〜とベーシックなオハフ+オハ+オハ+オハ+オハ+スハフな編成を組もうとしてたわけです。

友人「八甲田やれや」

うーーーーーんごもっとも!!!

東北本線まわりの急行八甲田は上記編成にオハ+オハ+オハフがあれば完成するんですね。

友人「ならmotoやれや」

うーーーーーーーんごもっとも!!
1986年から1998年まで急行八甲田に夏季だけオハネ14(急行用3段寝台)+バイク専用マニ50を2両増結していたのです。

これがかっこいい!マニア心くすぐる編成なのです。
しかしながらHOゲージのオハネ14など出物が全然…

あ り ま し た

ま、マニ50なんか今買えるわけ…

買 え ま し た
い、いやmotoトレインのデカールなんか…



あ り ま し た
こうしてMotoトレイン八甲田計画がスタートするのでした…