今年の発表会が終わり、
来年の発表会の話し合いをしました
先生「来年は歌いながらピアノ弾こうか
」
ウチ「なぬッ
ちょっと待ってよ
ウチ音痴ー
」
先生「大丈夫
ななちゃんは綺麗な歌声持ってるから
」
あひーそんな綾戸智恵さんじゃないんだから
結局歌う歌は
朧月夜になりました
ちょっと待てよ・・・
歌詞知らない・・・
誰か教えてー
なな「あーあーあーあー・・・・・・・」
乗っちまったよ・・・・
優奈「・・・ウチ・・・いいや・・・」
なな「え？」
優奈「お兄ちゃんに会えるなら、違う世界に行ってもいい」
なな「・・・・偉い!!」
ななは優奈の髪をくしゃくしゃにした
優奈「ちょっ・・・」
なな「なんか純粋だね！」
優奈「・・・ななは・・・どうしてこの電車に乗ったの？」
なな「自分を変えるため！」
優奈は目をぱちぱちさせた
優奈「凄い・・・」
なな「そんな事ないっすよ。思いつきなんだー。それに調べたい事あったし」
優奈「調べたいこと？」
なな「・・・・この世には、戦士が存在するって事。そして、その戦士を兄貴から受け継いだって事」
優奈「戦士・・・」
優奈とななの鼓動が高まった
≪次はー七色町ー七色町ー≫
なな「七色町・・・？」
優奈「初めて聞くね・・・」
やっぱり・・・
異世界だ・・・・
来ちゃったんだ・・・・
異世界に
ななは外を見た
すでに夜は明けていた
ななは目を疑った
外は色とりどり
そして、ドアが開く
優奈「なな・・・・」
ななは決心した
自分は自分だと
なな「行こう
異世界だって構わない
自分が自分であるかぎり
目を瞑るのは
許さない」
？？「ようこそ・・・
色の街へ・・・・」
窓から景色を覗いた。
深夜だから、あまり街の光がない。
ウチはこんな街が見たかったんだ
なな「うっしゃー!!家出成功!!へっへっへ、ざまーみろ!!くそばばー・・・あ」
？？「・・・ふふっ」
なな「あ・・・////」
向かいに座ってる。肩まで、あるさらさらの髪の毛、目がくりくりして、笑顔が可愛い女の子がいた
ウチの事みてクスクス笑ってる・・・
恥ずッ!!
？？「おもしろいね・・・ふふっ」
なな「あ・・・いや・・・えーっと・・・おもしろくなんかないよ!?」
？？「ううん、凄くおもしろい」
その子はニッコリ笑った
凄く可愛い・・・
？？「名前、教えてくれないかな？」
なな「えーっと、相葉ななと申す」
優奈「ウチはね、神城優奈。よろしくね」
なな「うん！よろしく！とりあえず、隣おいでよ！」
ななは自分の隣をばんばん叩いた
優奈「うん」
ちょこちょこ歩いてななの隣に座った
なな「どうして、こんな深夜に？」
優奈「・・・ウチね、探してる人がいるの」
優奈は俯いて拳を握る
なな「・・・探してる・・・人？」
優奈「・・・お兄ちゃんを探してるの」
お兄ちゃん・・・・・。
なな「そっ・・・そうなんだ！み、見つかるといいね！でも、ほら！こんな深夜に探すことないじゃない？」
優奈「実はね。深夜に駅のホームに行くと、もう電車がないはずなのに。
一つ、電車があるんだって・・・」
なな「・・・・ほう」
優奈「そこに行けば、違う世界があるって・・・お兄ちゃんが言ってた」
ちょっと待てよ・・・
これ・・・
これそうじゃないか・・・!!?（汗
優奈「・・・・・・・・・・・これ・・・・・・・・・」
なな「・・・その電車だよね」
ウチは戦士になった。
一つ屋根の下で暮らす事になった。
一つの家でこんなに人と暮らす事になったんだ。
皆の事をよく知っておこう
～中学一年生の部～
相葉なな モデルはウチ。ちょっとアレンジを加えてます。
12歳の中学一年生。今の生活に不安を持っている。なにかと荒い、あほ
相葉炎斬 真紅の綺麗な髪を持っている。目がキリッとしていて恐い。
過去に何かあったらしく、表情を失う
相葉一騎 身長、182ｃｍと言う馬鹿でかい高さを持つ、野球に燃えてる。
文武両道で成績もいい。
相葉哀歌 もの凄く歌が上手い、女の子。可愛くて目がくりっとしてる。吹奏楽部。
優しくて、笑顔が素敵
相葉岳 背が小さくて、かわいらしい男の子。バドミントンで親友とダブルスを組んでいる
背の事を触れるとキレる
～中学二年生の部～
相葉月華 美人で、クールな女の子、家族思いで温かい人。
女の子の家事はほとんど月華が受け持っている
相葉空 優しくて、女の子思いな男の子。バスケ部の部長。
女の子によくモテる
相葉豪 不良で、タバコを吸ったり、お酒を飲んだりして荒れる。
中国人のハーフで、中国語と日本語をしゃべれる。
～中学三年生の部～
相葉幽鬼 心優しい男の子、純粋で、カッコイイ。
陸上部の副部長。ななに恋してる
相葉琉 これまた優しい男の子。身長が高くて、脚がすらっとしている
陸上部の部長
～高校一年生の部～
相葉花音 花の国のお姫様、わがままでドラマ好き。
書道部に入ってるので字が綺麗
相葉九音 不良の女の子、淡いオレンジの色の髪が特徴
優しくて美人
～高校三年生の部～
相葉樹音 野球部の副部長、緑色の髪の毛が綺麗
最愛の双子の妹を失う
～大学生の部～
相葉陸 アンティークショップを経営している、小さい子の面倒をよく見る
かなりイケメン
相葉修羅 人気モデル。トーク番組、歌手として活躍している。
カッコイイ、関西弁。（？）
相葉大地 この家、家族、戦士の大黒柱。料理、授業参観、保護者会、送り迎え、喧嘩の処理、洗濯
などをしている。この人がいないとなにも始まらないとのこと。
～小学生の部～
相葉直 小学五年生、機械の事が詳しい。何でも直す。
図工の時間が楽しいと本人は言ってる、生意気（なな談）
相葉星梨 星が大好き、星のように輝く心を持っている
いつも星を眺めてる
ウチは
怪我をしがちな父親と
働き盛りの母親の間で生まれた
４つ下の妹がいる。
そして、ウチは
不治の喘息と
アトピー性皮膚炎を持ってしまった。
小学校上がって
色んな勉強をした
そして勉強を嫌いになった
でも、好きな教科はあった
音楽だった。
幼稚園の年中（4歳）の頃からピアノを習い始めた。
そのおかげで音楽感覚がついたせいかな。
音楽だけずば抜けて成績がよかった。
でも算数だけはだめだった
中学校上がって
部活に入ることにした
もちろん、吹奏楽がよかった
色んな楽器がキラキラ光っていて
とても綺麗だった。
小学校の頃、皆で演奏する合奏は何より
ウチの生きがいだった
お母さんに相談してみると
反対
何で？何のためにウチはピアノを習ってたの？
ウチは何かに打ちひしがれた気がした
辛かった・・・。
結局。
ウチはバドミントン部に入った。
ウチは、ただの喘息だと思った
でも何故か
運動の時だけ
発作が出てしまう
ウチはまだ知らなかった
喘息の事を
なんの不自由のない女かもしれない
でも、そんな人生は嫌だと思った
だから
ウチはこの街から抜け出そうと思ってる
なな「よし・・・出来た」
ななはスクールバックに荷物を詰めた
中身は
携帯・お菓子・お金・筆記用具
まるで遠足だ
なな「それではいざ！出陣!!」
ななは家を飛び出した
わずかな決心で
深夜の０時だった
辺りは暗く、足元がよく見えない
ななは無我夢中で走った
これから手に入れる新たな自由
どんな事が起きるだろうか、という好奇心
死ぬ間際に兄貴は
『お前は闇の戦士だ』
と言って死んだ
どういう意味なの？
その意味を確かめたかった
そんな事を考えてるうちに駅に着いた
なな「あ。」
忘れてた・・・。深夜って、電車走ってないんだっけ・・・。
なな「どうしよう・・・」
ななは後ろから何かを感じた
ふと、後ろを見ると
虹色の電車が止まっていた
なな「綺麗・・・。って、電車あるじゃん！ラッキーｗ」
電車に駆け込む
そして、椅子に座る
なな「何でこんな時間に電車があんだろーなぁ・・・」
不思議だね・・・
チップ マブダチ歴12年
すげぇ
なにかと愚痴を言える
そんでもってバドミントン強い
Iちゃん こここ恐い
ビンタしてくるんだもーん痛いねん
はっちゃん あの・・・
テレビ見てください話があわん（笑
さっちゃん ショートカットの髪がなびく女の子だ
意外にノリがいい（*^_^*）
後書いてるとキリがないのでやめます（ぇ
