先週末歯医者さんに行って実家に寄った
実家には仏壇はなく(無宗教なので)
リビングのドアを入ったところに亡くなった父と、伯母(母の姉)の写真が飾ってあり
いつもなにかしらの花が置いてある
この時もいただきものの色とりどりのコスモスや庭に咲いた黄色の彼岸花がそなえてあった
毎朝母は自分が紅茶を飲むときに3人分入れて二人に供える
その時に何かしら、話しかけているらしい
父がいなくなって、
「あの人・・・とか、あの時の・・・とか、それだけで話が通じる相手がいなくなるってことなんよね」
と、言っていた母
お互い生きていても
「ほら、あの人・・・あの人やん・・・誰やった??」
と言っても通じない私たち夫婦はどないしたらいいんやろ?(笑)
同世代を生きた・・・それだけで何となく話が通じる
同じものを見て、聞いて、食べて
50年を共に暮らした夫婦にしかわからないあ・うんの呼吸というものがあるのだろう
季節によって小物もあれこれ置き換えて対話を楽しんでいるように見える