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橋本治展でジュリーのセーターが展示「神奈川近代文学館」

2024年04月30日 20時34分45秒 | ジュリー

J友さんが、神奈川近代文学館で開催中の「帰ってきた橋本治展」に行かれたそうです。

特別展「帰って来た橋本治展」 | 神奈川近代文学館

特別展「帰って来た橋本治展」 | 神奈川近代文学館

神奈川近代文学館の公式ホームページ

神奈川近代文学館/(公財)神奈川文学振興会

 

残念ながら展示のセーターの写メはNGだったそうで、図録の画像を頂きました。ジュリーの横顔の部分は雑誌に掲載されていたので見たことはありましたが、袖部分は初めて見たのかも。全部を見たら、非常に斬新なデザインですね!!

以下は、J友さんからです。



ジュリーのセーターは図録の写真を先に見たけど、本物の方が数倍素敵。
袖、面白いですね。イラストだと着られないので、セーターにしたそうです。

展示をみたら、早川タケジさんや、セーラー万年筆年のポスターの宇野亜紀良さん、山田風太郎さん、久世光彦さんたちと交流あり。
当時、イラストレーター、作家、テレビマンなど皆んな交流があり、仲間だったのかも?
「昭和枯れすすき」も橋本さんと久世さんだし^ ^



J友さん、ご報告を有難うございました。山田風太郎は「魔界転生」の原作者。

「昭和枯れすすき」のジャケットは、橋本治さんの切り絵になっています。

「昭和枯れすすき」『時間ですよ昭和元年』(TBS系列)の挿入歌として、細川俊之演じる十郎と大楠道代演じる菊との居酒屋の場面に効果的に使われたことにより、有線放送を中心に人気に火が付き、発売約9か月後の1975年5月5日から3週間、オリコンシングルチャート1位を獲得した。ミリオンセラーも達成している。この年のオリコンシングルチャートで年間1位となり、『第8回全日本有線放送大賞』では大賞にも輝いている。

1975年と言えば、ジュリーは「時の過ぎゆくままに」だけど、「昭和枯れすすき」の方がも~っと売れています(^^; 同じポリドール、さぞや会社は儲けたでしょうね。当時はTV番組から大ヒット曲がいっぱい生まれていました。久世さんの番組からは、何作も大ヒット曲が出ました♬

久世さんのこんな文章を見つけました。⇒ 私はどうしても気になって「昭和枯れすすき」のレコードジャケットの作者を探した。そして私は、自分で編んだという派手なセーターを着た、上目づかいの青年に会った。それが、そのころはまだ無名の橋本治さんだった。(久世光彦「昭和枯れすすき」文藝春秋)ダニー・ボーイ久世, 光彦, 1935-2006 発行元:文藝春秋

ジュリーとは久世さんを通じて、知り合ったのかもしれません。J友さん、レポを有難うございました。m(__)m 橋本さんの本を何冊か図書館に予約しましたが、久世さんの本も借りなければ。

下記は2019年1月のブログ

 

橋本治さんの訃報 - (移転しました)Saoの猫日和/old

TVのニュースで、橋本治さんの訃報を伝えていました。えええー・・驚きです。💦70歳はジュリーと同じ年齢だったのですね。橋本さんは、80年代前後くらいに颯爽と登場した作...

goo blog

 

橋本さんの訃報をブログに書いたら、このみさんからコメント欄に⇒『・・ジュリーとの関係がどれほどかは知らないけれど、本を読んだときに、僕は特別な人にしか「治ちゃん」とは呼ばせないと書いてありました。あるテレビ番組で、ジュリーが「治ちゃん」と呼んだのを聞きました。その時から、私の中では二人は同じ世界に一度は生きていたんだという認識です。』

お蔭様で、ジュリーと橋本治さんの関係の一端を初めて知ったような次第です。

コメント (2)
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