吹く風ネット

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

痛み

2024年05月14日 | 日記

最近理由もなく、体に
痛みが走ることがある。
その時は突然の痛みに、
「何でだろう?」と
首をかしげているのだが、
数日経ってからその痛みが、
その何日か前に玄関の扉で
打撲した箇所だったり、
その何日か前にやった
運動の疲れだったり、
ということを思い出す。

痛みの伝わり方が遅いのは
仕方ないのかもしれないが、
打撲や運動のことがすぐに
出てこないことが気にかかる。


トイレ談話

2024年05月13日 | 過去の日記

1,
 トイレに関して、過去にいろいろ事件があった。
 一番多かったのは、トイレの電気を消されたことだ。心地よく座っていると、突然真っ暗になる。これほど不安で情けなくなることはない。

 前にいた会社は部署横に、大一つ小一つという少人数用のトイレが設置されていたのだが、そこでよくこの被害にあっていた。入口に
“節約のため、使用後は電気を消しましょう”
 と書いていたため、みんな自分の使用後に電気を消すくせがついてしまっていた。男子トイレの場合、個室の扉が閉まっていることはめったにないので、たまに閉まっていても、つい見逃してしまうのだ。
「おーい」と叫んでも、その人はもう立ち去ってしまっている。今なら携帯電話を持っているので、外部と連絡を取れば何とかなるのだが、以前はそんな手段はなかった。

 そんな時どうしたかというと、とりあえず納得いくまで拭きあげ、耳を澄まし、誰も来てないことを確認してから、おもむろに立ち上がり、中途半端にパンツをあげ、鍵を開け、ダッシュで電気をつけに行く。この時、がに股で走ることが肝要であることは言うまでもない。その後、再び個室に戻り、最後の仕上げをするのだ。

2,
 次に多かったのが、紙事件だ。ひととおりの作業をして、さて仕上げ、という時に紙がないことに気づく。これはショックだ。
 この場合は、冷静にならないと事は解決しない。焦ったら大変なことになるだろう。
 まず、周りを見渡して、利用できるものはないかよく確かめる。それで対処できない場合は、所持品をチェックする。紙系を持っていたらしめたものである。その意味でも、手帳というのは必需品だというのがよくわかる。
 もし紙系を持ってなかったら・・・
 ・・・よく手を洗おう。

3,
 他にも、個室に入って「さて今から始めよう♪」という時に、掃除のおばちゃんが入ってきて、掃除を始めたとか、中途半端な状態で鍵をかけていて、他の人が開けた ― この場合、不思議とおたがいに目を合わせ笑顔になる ― とかいろいろな事件に巻き込まれた。

 これから先も、また新たなトイレ事件は起こるだろう。これは、生きてく上で避けては通れない、人間の宿命なのだ。 (2001年9月15日)


負けん気

2024年05月12日 | 日記

 小学生の頃までは人と競争することなんて、まったく興味がなかった。ただその日が面白ければ、それでよかった。かけっこで負けたって、ヒットが打てなくたって、悔しいなどとは少しも思わず、『これをどう笑い話に持って行こうか?』なんて考えている、変な少年だった。

 ところが青春という時期に入ると、なぜか人目を気にするようになり、それが負けん気につながった。勝手に他人をライバル視しては、「こいつには負けたくない」なんて思うようになったのだ。成長ホルモンでも関係していたのだろうか、とにかく人に負けるのが、いや、イヤ、嫌なのだ。

 それゆえ意地を張るようにもなった。「こいつらと同じ運命を歩いて行けるか」と、一人孤独を装ったり、意味なく部活を辞めたりしたものだ。果ては同じような理由で会社を辞めて、今なお続く波瀾万丈に繋がっていく。
 ぼくのおかしな人生はきっと、青春時代から始まっているに違いない。


猫の話

2024年05月11日 | 日記

 先日読んだ本に面白いことが書いてあった。
 日本人は、猫が好きな国民だということだ。その証拠に、猫を使った言葉が実に多い、ということだった。

 はたしてそうだろうか、とぼくは辞書で調べてみた。なるほど確かに多い。
「猫に小判」「猫の手も借りたい」「猫も杓子も」「借りてきた猫」「猫の額」「ねこばば」「猫をかぶる」「猫背」「猫舌」「猫にかつおぶし」「猫なで声」「猫足」「猫目」「猫いらず」「猫かわいがり」などなど。

 ペットの対抗馬である犬のほうを見てみると、
「犬猿の仲」「犬も食わぬ」「犬も歩けば棒に当たる」「犬畜生」「犬死に」「犬釘」くらいのものだった。

 まあ、言葉が多いというだけで、猫好きの国民だと片付けることは出来ないかもしれないが、どちらかというと猫好きなぼくは、ちょっと嬉しい。


44年前の自分へ

2024年05月10日 | 日記

44年前の自分、聞こえてますか?
今、あのS上司から非常に嫌われている時期だと思う。
これから君はその上司から、
帰れとか、辞めろとか言われ
あげくに今の居場所から異動させられるだろう。

しかし、決して切れてはいけない。
そのS上司がそれから一ヶ月後に、君の
最大の理解者になるのだから。
さらにその異動が、その後、今もなお
続けている仕事のいしずえになるのだから。

今辞めてしまうと、君のその性格だから
いくつも職をかえてしまい、腰の入った
人生を送ることが出来なくなるだろう。
その44年間に縁を持つことになる、
数々のすばらしい友にも出会えなくなるだろう。

44年前の自分、聞こえてますか?
今、あのS上司から非常に嫌われている時期だと思う。
だけど決して切れてはならない。
君の人生は、そこから始まるのだから。


気持ちは17歳

2024年05月09日 | ぶるうす

あの女こっちを見てるじゃないか。
もしかしたら気があるんだろうか。
新たな恋が芽生えたりして。
だって気持ちは17歳なんだから。

50メートル6秒台だって?
ちょっと本気を出せば
そのくらいの記録は出せるよ
だって気持ちは17歳なんだから。

駅までたったの2キロだろう。
多少出遅れたとしても
ダッシュで走れば間に合うさ。
だって気持ちは17歳なんだから。

あの学生、何こちらを見てるんだ。
何ならインネンふっかけて来いよ。
ボコボコにしてやるぜ。
だって気持ちは17歳なんだから。

あっ、またニキビが出来ている。
シンを出したら跡が残るし
何かいい薬はないものかな。
だって気持ちは17歳なんだから。

ロックをやりたい。
ガンガン、ロックをやりたい。
そして奴らの嘘を訴えたい。
だって気持ちは17歳なんだから。


長年の記憶

2024年05月08日 | ぶるうす

ぼくが二十歳の頃の話です。
昼食後通りを歩いていると、
自販機の前で、コーヒーを
買っている男がおりました。
ポケットに手を突っ込んで
小銭をさぐっておりました。

その男がそのポケットから
手を出した時でした。手の
甲に何かついておりました。
それは足もとに落ちました。
よく見てみると何とナマの
コンドームじゃないですか。

男は慌てもせずナマを拾い
こちらを向いてニヤニヤと
笑っていたのでありました。
どんな反応をしていいのか
若いぼくはわからずにただ
笑い返したのでありました。

中々その記憶が消えません。
あれは使用済みだったのか。
それともあの後使ったのか。
何せナマだったんですから。
ビヨンとなってましたから。
いつも男が笑っております。


猫を連れている人

2024年05月07日 | 日記

 この間道を歩いていると、猫にリードをつけて散歩している人がいた。基本二次元を動く犬にリードをつけて歩いている人は普通にいるが、三次元を動き回る猫にリードをつけて歩いている人を見たのは初めてだ。きっと大変だろうな。

 猫を連れているといえば、前に勤めていた会社でこんなことがあった。
 ある若い男性客が飼い猫を抱いて買い物にきていた。そのお客が、ぼくの売場の前を通りかかった時である。手が疲れたのか、猫を床におろした。その瞬間だった。猫が小便をしたのだ。

 その客がポケットの中を探っていたので、てっきりポケットティッシュを出して、後始末をするものだと思っていた。ところがだ。何とそのお客は何もせずに、素速くその猫を抱えその場を立ち去って行った。
 ぼくは、追いかけて行って一言言ってやろうと思ったが、そのまま濡れた床を放っておくわけにもいかず、キッチンペーパーを持ってきて、拭き上げた。
 後でその客を探してみたが、そのまま出て行ったようで、もう店の中にはいなかった。

 まあ、ペットを連れてくる人のほとんどは、こんなマナーのない人ではない。中には、
「すいません。犬がおしっこをしたので、何か拭く物を貸して下さい」と言ってくる人もいる。
 そういう人は、こちらから「手伝いましょうか」と言っても、「いいえ、うちの犬がやったことですから」と、ちゃんと自分で後始末をやる。

 ペットは人間性を映す鏡だとも言われるが、ペットに己のマナーの悪さを語ってもらうのも、寂しいものである。


失笑人間

2024年05月06日 | 日記

 現実ばかり見ていると理想が追えなくなってくる。理想ばかり追っていると現実が見えなくなってくる。せめては中庸のところに心を留めておきたいと思うのだが、バランスを崩してつっ走り、いつも失笑を買っている。

 こういうぼくをO型人間だと人は言う。
「きっとO型だ」
「O型でしょ?」
「O型らしい」
「典型的なO型ですね」
 毎回毎回口を開けばO型だ、O型だ。
 実はそう言う人たちもぼくと同じく、バランスを崩した失笑人間なんだな。だってぼくはA型なんだから。


鳥は臆病者なのか?

2024年05月05日 | 動物録

 川辺を歩いていると、何羽かの鴨が向こう岸近くで泳いでいた。カメラに収めておこうと思い、スマホを取り出して彼らに向けた。その瞬間、すべての鴨が飛び去ってしまった。

 ぼくから鴨までの距離は10メートルくらい。川面と道の段差は2メールくらいあるし、さらに鴨は向こう岸を泳いでいるのだ。そのため、10メートルでもぼくにはけっこう遠くに感じた。だが、鴨の感覚ではそうではなかったようだ。

 そういえば、以前鷺を写真に収めようとした時に、今回の鴨と同じように逃げて行ったことがある。鳥というのはそこまで臆病なのだろうか。ハトやカラスを見る限りでは、そうは思えないのだが。


                      

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