近所の友だちと近くの広場で
「運動会ごっこ」をやっていた。
「ごっこ」とはいうものの
リレーや騎馬戦はかなり真剣で
必死になってやっていた。
とはいえ「ごっこ」は「ごっこ」。
運動会に忠実にということで
体操をやろうということになり
ラジオ体操第2の
屈伸運動ばかりやっていた。
校長先生の挨拶まであった。
ただ女子の参加がなかったために
フォークダンスはやらなかった。
それが心残りかというと
そうではない。
フォークダンスは誰も
好きではなかったからだ。
1,
昨日は休みだった。することもないので、プライムビデオを覗いていたら、そこに『寺内貫太郎一家』があった。
しばらくそれを見ていたのだが、そこに出ている、貫太郎(小林亜星)、きん(樹木希林)、里子(加藤治子)さん、周平(西城秀樹)、岩(伴淳三郎)さん、タメ(左とん平)ちゃん、花熊(由利徹)さん、など主だった出演者は既 に亡くなっている。生きているのは、靜江(梶芽衣子)とミヨ(浅田美代子)ちゃんと上条(藤竜也)さんくらいだ。
オリジナルメンバーでのその後を見たかったのだが、もうダメか。来世を楽しみにするしかない。
2,
寺内貫太郎は1974年のドラマだが、その年はテレビばかり見ていた記憶がある。
火曜日は『プロポーズ大作戦』、水曜日は『寺内貫太郎一家』、金曜日は『太陽にほえろ!(松田優作のシリーズ)』『うわさのチャンネル』、土曜日は『8時だョ!全員集合(荒井注時代)』『傷だらけの天使』『助け人走る』、日曜日は『TVジョッキー』『』ヤングおーおー』『われら青春!』。等々。
これらを見ていたのは、ついこの間のような気がするが、もう半世紀経っているのか。
湿気ったダンヒルを口にすると
君がぼくの手から火を奪う。
そして指でワッカを作っては
ふうと彼方へ吹きつける。
だけど一度だけでは消えなくて
二度三度と続けるうちに
君のかわいい指がアチッと言って
思わずぼくの耳たぶをつかむ。
とがめようのない君の行為が
いつのまにかの暮らしになって
ぼくと君の愛を彩る。
ぼくはダンヒルをくわえたまま
ほんのひとときの糧を味わっては
ふたつめの火を点けようとする。
だけど君はもう知らん顔で・・・・
教室の中のきみしか知らない
どんな家庭で育ってきたのか
どういう幼少時代だったのか
どういう家に住んでいるのか
どういう食べ物が好きなのか
教室の中のきみしか知らない
どういう服を好んで着るのか
どんな友達と遊んでいるのか
どういう会話をしているのか
どういう時に笑っているのか
教室の中のきみしか知らない
どんな趣味を持っているのか
どんな本に感銘を受けるのか
どんな音楽を聴いているのか
どんな映画に涙しているのか
教室の中のきみしか知らない
どういう夢を持っているのか
どういう人に憧れを持つのか
どんな人生が理想であるのか
どんな未来が待っているのか
教室の中のきみしか知らない
教室の中のきみしか知らない
1,水中を飛ぶ人間
あるテレビ番組で、ペンギンは空中を飛ぶことは出来ないが、水中を飛ぶことは出来ると言っていた。つまり泳ぐということで、確かにその泳ぐ姿は、空を飛んでいるように見える。
この理屈からすると、生身の人間も空中を飛ぶことは出来ないが、水中を飛ぶことは出来る、ということになる。だが、人間の泳ぐ姿はペンギンほどスマートではなく、とても飛んでいるようにには見えない。
2,空気の感触
話は変わるが、例えば生身の人間が水の中に入った時、水の感触を感じるものだが、例えば魚が陸に上がった時、彼らは空気の感触を感じるのだろうか?もし感じるとしたら、それはいったいどんな感じがするものなのか。
実は人間はかつてその感触を味わっているのだ。そう産まれた時だ。しかし、おそらくほとんどの人がすっかり忘れてしまっているにちがいない。もし覚えている人がいたら、教えてもらいたいものだ。
(1)生まれる前の世界
時々生まれる前の夢を見ることがある。
内容や画像はハッキリしてないが、例えば江戸末期の街道で行商していたり、街灯のない頃に女郎屋の屋根の上に潜んでいたり、昭和初期の古びた工場で働いていたり、戦時中の病院に入院していたり。明らかに背景や雰囲気が今と違うのだ。
さらにそこの人たちと、生活のやりとりをやっているのだが、それがすごく懐かしい。もしかしたら、初対面とかで懐かしさを感じる人は、その時代を共にした人なのかも知れない。
(2)死後の世界
現世は前世から生まれ変わってきた世界だ。ということは、前世から見ると現世は、死後の世界ということになる。
よく
「死後の世界ってあるのかなあ」
「死後の世界はどうなっているんだろうか」
などと死後の世界を話題にする人がいるが、前世があるのなら死後の世界は当然あるわけで、その死後の世界がどうなっているかというと、今こうなっているわけだ。