台湾偏愛日記~台湾の団地に行きたい~

台湾の団地マニア・tamazoの台湾見聞記。眷村と日式建築と市場と台湾の店の整然としたごっちゃり感が大好きです。

台南の「旧台南州立農事試験場」は美しい日式宿舎。

2020-10-31 07:29:26 | 日本統治時代の建物

2018年、台南で団地巡りをしていた時のこと。点在する数軒の古い日本家屋が目に入りました。

これは旧台南州立農事試験場の集合宿舎だとのこと。

きれいに修復されています。

 

日本統治時代にはここ一帯に農業関連の事務所や農芸実験室、病理昆虫研究室などが設置され、農業研究や実験が行われていました。

古い日本家屋は修復後、現在経営は外部に委託され、展示スペースや飲食店になっています。

私が行ったときは、「納涼屋」という和服を着て写真を撮れる店がありました。さすがに入っていませんが。

そういえばここから3キロほど北に「千畦種子博物館」という私設博物館があってなかなか面白そうなので行ってみたいと思っているのですが、ここが農事試験場だったことと何か関係があるのでしょうか。

あと、ここに行く途中で見た格好いい団地。

それと、廃墟みたいな自転車屋も載せておきます。


台中の春水堂創始店は定食屋としても利用可!おいしい!!

2020-10-30 07:14:11 | グルメ

台中の春水堂創始店に食事に行きました。

特に繁華街というわけでもない、周りに日式建築がぽつぽつある静かな通りに店はありました。

店頭には「タピオカミルクティー発祥の地」とのプレートと、巨大タピオカミルクティーのオブジェあり。

店内は地元民で賑わっています。この時は観光客はほとんどいないようでした。壁に世界の人がタピオカを飲む可愛い絵が。

タピオカは支店の場所を示しているようです。アフリカにもあるの、すごくないですか?

食事メニューが大量に書いてあって目移りします。

とりあえず、鯛のかば焼き定食(270元)と東坡肉定食(230元)を注文。

ていうか、店内の客が誰もタピってませんでした。おそらく冬だったというのもあると思いますが・・・。みんなわいわい賑やかにご飯を食べています。

注文したものが到着!

鯛のかば焼きは、期待通りウナギが鯛に置き換わったもので、甘辛い味付けで日本人好みです。次もこれを食べたい!副菜もいっぱいついて、1000円くらいなのでお得感ありです。

もっと地元民しか行かないような安くて美味しい店はありますが、清潔でゆったりした店でご飯ものを食べたいと思ったら春水堂はありですね。ついでにデザートもいろいろありますし。

草悟道の横にある「春水堂公益店」や台北の松山文創の「春水堂松菸店」も食事メニューがあったので、台湾の春水堂はご飯が食べられると思います。

私もせっかく来たし!と、地元民しかいない店にチャレンジしがちなのですが、やはり気疲れするのでたまには馴染みのあるところに行って、無理せず旅行を楽しむのも必要かなと思っています。

◆春水堂創始店(台中四維店)
台中市西區四維街30號
8時00分~22時00分(無休)


打開台北( Open House Taipei)来月開催!!

2020-10-29 06:58:09 | 台湾イベント

来る2020年11月28日と29日の二日間、で「打開台北」が開催されます!!

大阪で先週末にリモート開催された「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」と同じく、建物を無料公開するイベントです。

その予約が29日から開始したそうで、一時サーバーがダウンしたそう。どう頑張っても行けない私としては日本でジタバタするのみです。

ラインナップは以下となっています。

1 大尺設計
2 台北山屋
3 少少原始感覺研究室
4 可居
5 石油之屋
6 生活實驗所
7 去構
8 古爵誌建築師事務所
9 甲蟲創意
10 台灣設計研究院-不只是圖書館(松菸女澡堂)
11 台灣設計研究院-二樓事務所
12 安兒康診所
13 自然洋行建築事務所
14 何理互動設計
15 松山文創園區-鍋爐房
16 松山文創園區-藝巷空間(原醫護室)
17 台北市文化基金會 松山文創園區營運中心
18 房彥文工作室
19 金普頓大安酒店
20 金普頓大安酒店-The Tavernist餐廳
21 空總臺灣當代文化實驗場 - 大門崗哨
22 空總臺灣當代文化實驗場 - 防空洞
23 品墨良行
24 柏成設計
25 衍象設計實驗室
26 南機聚落
27 邱文傑建築事務所
28 乘四研究所
29 郭旭原建築師事務所
30 草字頭
31 國家兩廳院
32 雲母
33 蘭州斯文里公辦都更專案工作站
34 富邦藝旅
35 雲門劇場 - 雲門劇場
36 雲門劇場 - 大樹書房
37 壹肆設計
38 雄獅內湖總部
39 豪華朗機工
40 鳳嬌催化室
41 質物霽畫
42 樹火紀念紙博物館
43 築點設計
44 雕塑家理髮廳
45 寶藏巖國際藝術村 - 閣樓青年會所B1
46 寶藏巖國際藝術村 - 4-4號藝術家工作室
47 Lightbox攝影圖書室
48 Open Green 小白屋
49 Open Green芒果香草園
50 Staff Only Club

以下に、私が行ってみたい建物を挙げます。どうせなら普段非公開の建物がいいですよね~。

◆石油之屋
現代アーティストの周石雄の油絵と、石油工場に着想を得たインスタレーションを展示。

◆花園新城 Garden City
建築家・修澤蘭が設計した古い山間の町にある集合住宅。山腹に段々になった家や別荘、アパートが点在している。

◆空總臺灣當代文化實驗場 - 防空洞
日本統治時代の台湾総督府産業研究所と戦後の旧空軍本部が芸術の実践の場として活用されている。

◆台北捷運行控中心
1日あたり200万人の乗客を運ぶ台北MRTのコントロールセンター。

◆萬華區青年社會住宅一期
元眷村の団地。私も外観は見に行きました。今回は内部も見せてくれるそう。

◆Staff Only Club
台北で最初の会員制バー。築60年の醤油工場をアールデコにリノベーション。

◆一碼(南機場再生聚落)
築50年の団地の地下にあった市場が、社会福祉団体の拠点として活用されている。

公式サイトが可愛くて見やすいので、見るだけでもどうぞ。
よくある建物関係のサイトのようにシンプルではなく、かなりポップでカラフルです。


来年は必ず渡台して見学したいものです!!


【日本統治時代の駅舎を行く。②】保安駅

2020-10-28 07:22:47 | 日本統治時代の建物

保安駅は台湾鉄道の駅で、私は鉄路で台中に行くために台南空港からタクシーで乗り付けました。(100元くらい)

現在駅前には何もありませんが、かつては製糖工場が隣接し引き込み線があったそうです。残念ながら既にレールは撤去されています。

隣は台南駅となっていますが、かつては間に「南台南駅」がありました。(「台鉄の廃駅「南台南駅」に行ってみた。」参照)

同線に永康駅があり、この両駅の駅名を並べ替えれば「永保安康」(安らかな生活と健康な体を永遠に保つ)という縁起の良い言葉になるので、二つの駅名を組み合わせた「永保安康」切符を発売したことでブームになったそうです。

日本統治下の1899年に建てられた保安駅は、現在台湾でもっとも保存状態の良い日本統治時代の木造建築の駅として知られ、人気があります。駅舎の建材には阿里山のヒノキが使われているそうです。

なかなか見ごたえのある美しい駅なので、台南から一駅だけ乗車してみるのも良いかも知れません。車窓から廃駅の「南台湾駅」も見えます。


春水堂×台湾観光局が11月2日から台湾フェアを開催!

2020-10-27 19:40:00 | 台湾イベント

「春水堂(チュンスイタン)」×台湾観光局 11/2(月)~日本にいながら台湾満喫「春水堂台湾フェア」を開催

春水堂が、台湾ロスの我々に向けて怒涛のキャンペーンを開催するようです!
 
 
 
11月2日月曜日から全国の春水堂で、台湾フードとアレンジティーの中から特に台湾らしい商品を特別なセットで販売するとのこと。



 
さらに、台湾に縁のある企業各社の協で、総数1000個以上のプレゼントが抽選で当たります!!(滑走路デザインタオル欲しい)

さらに、11月5日木曜日の19時からは、「Hanako.Taiwan」も運営するHanako編集部と台湾観光局東京事務所とインスタライブも行うそうなのですが、30分しかないので遅刻厳禁です。
 
開催日程: 11月5日(木)19時00分~(30分間)
視聴方法: Hanako、春水堂のInstagramより同時配信
      Hanako https://www.instagram.com/hanako_magazine/
      春水堂  https://www.instagram.com/chunshuitang/






店舗によっては、スカイランタン(天燈)を吊るしたり、プロジェクターによる演出があったりするそうなので、お近くの店舗を探して見てください。
https://www.chunshuitang.jp/taiwan-fair
私も久々に店舗に行ってみたいと思います。