中国ドラマ「画皮～千年の恋～」第20話

王生が小柔に手伝ってもらいながら身支度をしていると栩栩が来る。「私がやるわ」と小柔と代わる栩栩。王生は小柔に任せろと言うが「いいえ私が」と栩栩はやめない。襟元を直そうとする栩栩に気まずそうに自分でやると言う王生。栩栩から龐勇との関係を聞かれ「兄弟だ」と言うと王生は警備に向かう。


夜の見回りをしていた王生は、佩蓉との出会いから、愛してると言った時のこと、そしてこの世で一番幸せにすると言ったことなどを思い返す。


洞窟で飲んでいた龐勇は、酔いながらも何かの気配を感じる。それはトカゲの妖魔・小易だった。姿を現した小易は、龐勇に襲いかかる。酒を飲みながら龐勇が闘っていると、妖怪捕獲器の罠にかかってしまう小易。小易は自ら罠を外し、逃げて行く。


王生が屋敷に戻ってくる。自分を避けているように感じた栩栩は「私と話したくないの?」と王生に聞く。「疲れてるだけだ」と返す王生。しかし「なら腰をもむわ」と栩栩が言うと王生は断る。いいことじゃないと。


夜。隣で横になっている佩蓉に「すまない、許してくれ」と心が狭かったことを詫びる王生。「私の心にはあなただけよ。勇兄さんは実の兄のような存在。あなたの助けになってほしいだけなの」と佩蓉は返す。あなたの力は疑っていないと。信じると言った王生は、心臓えぐりの下手人を佩蓉と太原の民のために必ず捕まえると約束する。そして佩蓉の額に口づけを。そのまま佩蓉を抱こうとした王生だったが、佩蓉の顔が栩栩に見え驚く。


栩栩は部屋の隅に小易がいることに気づく。「隠れてるの?」と栩栩が聞くと「ここの座り心地がいいんだ」と強がる小易。小易は足を痛めていた。それを見て龐勇に手出しをしたことが分かる栩栩。小易は姿を消し見張っていたが、なぜか見つかってしまい、攻撃したら意外に凄腕だったと話す。栩栩は小易が妖怪捕獲器で足を痛めたと分かり「あの娘の仕業ね。見事だわ」と言う。そしてあの娘には何もできないと放っておくように言う。


新年になり、使用人たちに新年のお祝いを配ろうとする佩蓉。しかし、すでに使用人たちは栩栩から受け取っていた。佩蓉は複雑な気持ちになる。


贈り物を持ち、王生、佩蓉、栩栩は佩蓉の実家へ向かう。同じ馬車に栩栩と2人きりで乗った佩蓉。平静を装っていた佩蓉だったが、じっと見つめられた後、近付いてくる栩栩に悲鳴を上げてしまう。

馬車を止め「どうした」と言う王生に「小唯(栩栩)が何かしようと」と怯えたように言う佩蓉。栩栩は佩蓉の髪から枯葉を取り「付いていたの」と言う。動揺しながらも佩蓉は栩栩に謝る。


佩蓉の実家に着き、佩蓉と王生はひざまずいて挨拶をする。喜んだ母だったが、そこに「旦那様の姿が見えません」という知らせが。慌ててすぐに捜すように言う佩蓉母。大人の父が出掛けたくらいで、と思う佩蓉に、母は父が病気だと初めて佩蓉に打ち明ける。

初めは時々おかしなことを言うだけだった佩蓉父。しかしそれがだんだん悪化し「私が誰か分からぬほどに」と母は言う。今では自分が誰かも分からず、子供のように馬鹿をしたり、ふいに怒り出したりすると。そして突然いなくなり、そのたびに捜す始末だと言う佩蓉母。母は佩蓉たちに心配をかけないため言えずにいた。話を聞いた王生は捜しに行く。


今のあの人を見ていると、去って行きそうで不安になると佩蓉に話す母。佩蓉は病が重いようなら太原一の名医に診てもらうと母を慰める。涙を流す佩蓉の母をみて「愛してるのね」と言う栩栩。佩蓉母は「長年連れそって、いわば一心同体なのよ。秤と重りみたいにね」と返す。"秤と重りは切り離せない"と申しますね、と言う小柔。栩栩は「安心して。必ずおじ様を連れ戻します」と言うと外へ出て行く。

栩栩は妖術を使い、佩蓉父の行方を捜す。


妖怪捕獲器が壊れていることに気づいた夏冰は、龐勇が壊したと思い込む。怒った夏冰は、酔って寝ている龐勇を叩き起こすが、知らないと言う龐勇。逆に体に痛みを感じ、寝ている間に襲われたことを思い出した龐勇は、その相手が夏冰だと思ってしまう。闇討ちなんてしないと言い、龐勇を追い回す夏冰。龐勇は洞窟から逃げ出す。


夏冰から逃げた龐勇は、どこか様子のおかしい佩蓉父を見かける。「義父上」と声をかける龐勇。佩蓉父は龐勇と会えたことを喜び、いい物を見せようと、そっと弥勒仏の象を見せる。そして龐勇を人気のないところへ連れていく。

「お前を待っていたぞ。大切な話がある」と佩蓉父は小声で話しだす。辺りを見回し、龐勇の耳元で何かを言おうとした佩蓉父だったが、栩栩が来たことに気づき「厠はどこだ?」と話を反らしてしまう。

おじ様を捜しに来たと龐勇に話す栩栩。
水が飲みたいと言われ、龐勇は佩蓉父を店へ連れて行く。ついて来た栩栩は「疑ってる?私が妖怪だという話、姉さんから聞いた?」と龐勇に言う。恨まれたものだわ、と。そして佩蓉との関係を聞いたと話し「つらいわね」と言う。

栩栩は自分も龐勇と同じ境遇だと話す。そして「この世に落とせぬ城はないと思ってる」と言う。龐勇は王生と佩蓉の邪魔をする者を許さないと言い「俺は君とは違う。君のは"独占"だ。俺は佩蓉の幸せを願ってる」と返す。佩蓉が王生と幸せに暮らせばそれでいいと。


龐勇が佩蓉父を連れ屋敷に戻ってくる。その側に栩栩が。見つけてくれてありがとう、と栩栩に礼を言う佩蓉母。「おじ様を部屋へ」と言い、佩蓉父の肩に栩栩は手を置く。その手が狐の手に見え、佩蓉は栩栩を突き飛ばしてしまう。そこに王生が戻ってくる。


意識を失った栩栩を医師に見せた後「まさか小唯を狐などと言い出すとは。君をかばい切れん」と佩蓉を責める王生。聞いていた龐勇は「あの女を信じると?」と言う。王生が「勇兄貴も見てたはずだ」と返すと「ああ、見てたとも。お前が佩蓉よりもあの女ばかり構うのをな」と言う龐勇。真相は知らないが、佩蓉へのこの扱いは何だと。そして佩蓉を守るという約束はどうなったと言う。佩蓉は「もうやめて。これは私の問題よ」と龐勇を止める。


小易は心臓を保存できる箱を人間に作らせる。そして「では試してみよう」と言い、その人間の心臓を箱の中へ入れる。


箱を持ったまま、新年を祝う人間を屋根の上から眺める小易。その中にいたある女性に目が止る。

小易は先ほど気になった女性とぶつかってしまう。その女性は目が見えなかった。小易を人間だと思った女性は「何ともなかった?」聞くが、小易は何も答えず行ってしまう。


龐勇が酒を飲んでいると佩蓉が訪ねてくる。


ーつづくー


酔った龐勇のあの技は、あれなの!?あの技なの!?(ジャッ○ー・○ェンで有名な)
とにかく、酔っていても相変わらず強かったー。
龐勇なら小易に勝てそう。

栩栩が妖怪捕獲器のかけら?を小易の足から取る時がおかしかったな(≧∇≦)ノ彡
小易が可愛いくて。
そんな小易も新たな出会いがありました。

栩栩は夏冰のことどう思っているんだろう…。
手をだすなって小易に言ったのは、本当に何もできないと思って?
夏冰は栩栩を敵だと持っているけど、栩栩には姉妹のように過ごした日々を忘れないでいてほしい"(ノ_・、)"




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