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美人心計~一人の妃と二人の皇帝~ 第19話

2012年11月25日 04時28分51秒 | 美人心計(中)

"子は王となるも母は囚われの身"という歌が聞こえハッとして目が覚める太皇太后。かつて自分が死に追いやった威姫の亡霊に脅え、太皇太后は病になってしまう。
太皇太后の病で各勢力が動き始め、中でも代国が最大の脅威になっていた。そんな中、竇漪房に莫離から連絡が来る。代国が出兵すれば慎児の命はない、という警告だと思った竇漪房は、陛下に大望を断念させることも慎児を見捨てることも出来ないと悩む。
慎児を救うため劉恒に会いに行った竇漪房は、太皇太后が重病と知らせが入った途端、劉章から兵を借りたいという便りが届いたと聞かされる。返答に困っていると聞き、竇漪房は長安へ帰郷したいと劉恒に。「太皇太后のお見舞いに伺うのが筋かと思います」と言う竇漪房。自分の目で確かめたほうが長安の実情もよく分かると。危険だと劉恒は反対するが承知の上だと竇漪房は答える。竇漪房は長安へ雪鳶と周亜夫一緒に行くことに。"この不穏な時期に長安に帰るということは本当に呂太后の間者なのか"と思う劉恒。
出発する竇漪房に背を向ける劉恒。「生きては帰れないかもしれません。最後に一目私を見てください」と竇漪房は言うが「戻ったらな」と劉恒は答え振り返らなかった。
途中、休んだ場所で雪鳶が薪を拾いに行く。それを周亜夫は追いかける。行こうとした雪鳶を止め「美しい月夜だ。あと少し」と言うが「朝までいても何も変わらない」と雪鳶は返す。私達の溝は永遠に埋まらないと。それでも「行くな」と止める周亜夫。「ここに残れば妻にしてくれる?」と雪鳶が言うと、周亜夫は雪鳶を抱きしめ口づけをする。しかし周亜夫が「漢へ行く目的は何だ」と言ったため、雪鳶は周亜夫の頬を叩き行ってしまう。
漢に着き、太皇太后に会いに行く途中、莫離から太皇太后は危篤が続いていたが名医の治療で少し快方したと聞かされる竇漪房。そして仮面をつけた名医とすれ違う。竇漪房は見覚えがあると思い、仮面の名医も"まさかあの者が生きていたとは"と思う。仮面をつけている理由を顔の傷で太后を驚かせたくないからだと莫離は竇漪房に言う。
太皇太后に会った竇漪房は、あいさつの後「慎児に会えるよう、お取り計らいを」と頼む。「連れ帰る気か」と言われ「滅相もありません」と返した竇漪房だったが、太皇太后から「違うのか」と言われ「私を哀れんで慎児を返してくださるなら恩は忘れません」と答える。見返りは仰せのままにと言う竇漪房だったが「劉章の味方となった以上、そなたに用はない」とあしらわれ、帰れと言われてしまう。
莫離は慎児は元気だが連れ帰るのは無理だと話し、太皇太后に万一のことがあれば慎児を無事に出宮させると約束する。
魚と劉章は、ハトを使いやり取りをしていた。"一日見わざれば三月のごとし"と劉恒からの便りに魚は"太皇太后、病中につき、軍を司る者なし。挙兵の機なり"と返事を書く。そこに宮中の財物紛失で金枝(魚の母)に疑いが、という知らせがくる。
竇漪房たちが帰ろうとした時、兵が現れ、御車に隠れていた金枝が捕らわれそうに。盗人じゃないと言うが、金枝から財物が落ち、魚も駆けつけるが言い逃れが出来ない。それを見ていた竇漪房が「私があげたの」と救う。兵が去り、お礼を言う魚。竇漪房は「孝行心に感心したのだ。盗品は返しなさい」と言う。
竇漪房は大臣のまとめ役である陳平の屋敷へ行き、劉章と呂家のどちらにつくのか確かめることに。劉章側なら手を組めるが、呂家側なら慎重にならなければいけない。
陳の屋敷には仮面の名医がいた。竇漪房は何となく気になる。
陳と漢の将軍・周勃と会った竇漪房は、劉章に2人は協力しないのか聞く。劉章の兵力なら都の包囲は解けるだろうが、先行きが心配だと返して来る周勃。万一、劉章が皇帝の座に就けば、狼を追い出し虎を迎えることになると。竇漪房は陳に「陳殿の性は劉ですか、それとも呂ですか」と聞くが、陳は「私の性は陳です」と口が堅い。帰ろうとする竇漪房に陳は拙宅へ一晩泊まるように言う。陳の屋敷を出ようとした時「劉章様の夫人がお見えです」と魚がやってくる。竇漪房は助けた女の娘が劉章の妻だったことを知る。
魚が来たことで陳が劉章と組み反旗を翻す気だと分かった竇漪房。しかし実直な周勃を抱き込むのは難しく、情勢は厳しいと考える。
今夜、最悪の場合殺されると感じた竇漪房は、周亜夫に残るように命じる。そのとたん、襲撃を受ける竇漪房たち。周亜夫は竇漪房を守るが敵は多く雪鳶も応戦。ここは任せるように言う雪鳶を残し周亜夫は竇漪房を連れ逃げたが、雪鳶は捕まってしまう。
途中まで竇漪房を連れて逃げた周亜夫は雪鳶を助けるために戻ろうとする。今戻れば敵の思うつぼだと思った竇漪房は、夜が明ければ自分が身代わりになる、雪鳶が殺されたら私も死ぬと周亜夫を説得し止める。
捕まった雪鳶は、縛られ吊るされていた。そこに仮面の名医が現れる。ロープを切る仮面の名医に「あなたは誰?」と聞く雪鳶。仮面の名医は仮面を外し「これならよいか」と告げる。
雪鳶を取り戻したら代国には戻らず、どこかで暮らすように周亜夫に話す竇漪房。2人の幸せが何より大切だと。そして一生雪鳶を大事にすると約束するように言い、王様(劉恒)を守るため自分は二度と戻らない覚悟だと言う。「約束する」と答える周亜夫に竇漪房はほっとする。そんな2人の前を馬に乗った男が駆けて行く。そのすぐ後に雪鳶の姿が。竇漪房と雪鳶は生きて再会できたことを喜ぶ。そして仮面の男に救われたと話す雪鳶は、仮面を取った時の顔が先帝・劉盈に似ていたと言う。驚く竇漪房。3人が歩き去る姿をそっと見ていた劉盈は"雲汐、私が陰でそなたを守ってやる"と思っていた。
劉恒は刺繍を見ながら竇漪房のことを思っていた。そこに竇漪房が帰ってくる。竇漪房を見た劉恒は背を向けてしまい「振り向いてもくださらないのですか」と言う竇漪房。「今まで何を?」と聞く劉恒に「少し厄介なことが」と答える。劉恒は振り返り竇漪房を強く抱きしめ「どれほど心配したか」と言う。自分も恋しかったと竇漪房は返す。「二度と離れないと約束してくれ」と言われ竇漪房はうなづく。
太皇太后は危篤で政権は呂家が握っていることを報告する竇漪房。そして大臣はみんな劉章についていると話し、竇漪房は「劉章支援の名目で今すぐ挙兵を」と言う。協力しなければ敵とみなされる、信頼を得ることが助かる道だと。
「もし私が生きて帰らなければどうされてました?」と竇漪房が聞くと、劉恒は「そなたが死んだら長安に攻め込んいた」と答える。竇漪房は劉恒に抱きつく。
劉章の命令で代国の兵も長安を攻め込むことに。
太皇太后は衰退した体で兵府を呂禄に渡し「私が死んでも外に漏らすでないぞ」と、しばらくは自分の威厳で敵を抑えられると話す。その後は運次第だと。呂禄に渡した兵府で長安中の兵馬を動かせると言い、呂氏一族の行く末を呂禄に託す太皇太后。そして自分が死んだら慎児に毒酒を飲ませるよう莫離に頼み「これが私の一生で最後の懿旨になる」と言う。「天下を守り常に闘ってきたが、最後はこの始末だ」と涙を流した太皇太后は「やり直せるなら、こんな生き方はせぬ。ただ平凡に暮らしたい。夫を支え、子を育てる、それだけで一生満足だ」と最後の力で話し息を引き取ってしまう。


ーつづくー


あんなに強かった太皇太后が亡くなってしまいました
そして劉盈の再登場。こんな感じで再登場したんですねー。太皇太后は嫌いだったけど、劉盈にとってはこの世でたった1人の母親。親の期待に応えられなかったという思いもあるから、亡くなったことを知ったらすごくつらいよね(TωT)
でも、こんなに怖い太皇太后でも、本当は平凡な幸せを望んでいたんだと思うと切なくなります。強くなりたくなくても立場上そうするしかなかった。この人も悲しい一生でしたよね(/_;)

美人心計がなかなか書けなくて…(;_;)
早く続きをかかなくちゃ。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
竇漪房が国を救う・・・ (time)
2012-11-26 21:38:51
うささん、ありがとうございます。
ぶらんこの表記、お役に立ててよかったです!

この回も内容が濃かったですよね。

劉恒と竇漪房や雪鳶と周亜夫の結びつき、
再登場の、劉盈。
そして、国を憂いて亡くなる太皇太后。。。

一番は、竇漪房の毅然とした振る舞い。
ステキと、目から星を飛ばしていました。

睦しい劉恒と竇漪房の二人を見ていると
ちょっと照れ臭くなります。

続きも楽しみにしていますね~
timeさんへ (うさ)
2012-11-27 00:55:30
この回も内容が濃かったですよねー。
太皇太后が託した相手が頼りないですが…。
こちらで太皇太后が亡くなり
同じ女優さんの徳妃があちらでは亡くなり
ちょっと複雑な感じです…( ̄▼ ̄|||)

竇漪房の毅然とした振る舞いは
ほんとステキ。
劉恒と竇漪房の二人は仲がいいですよね。
何年経っても(〃艸〃)

続きのこともありがとうございます~(*^-^*)
こちらです~ (time)
2012-12-02 03:20:13
http://zh.wikipedia.org/wiki/美人心計

こちらに配音情報が掲載されています。
お役に立ちましたら幸いです(*^^*)
timeさんへ (うさ)
2012-12-02 16:21:54
配音情報、ありがとうございます(*⌒―⌒*)
見て来ました!
ほんとだぁ。他のかたのも、ほほうーと思いながら
見させていただきました。
有り難うございます~(*^-^*)

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