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中国時代劇「傾城の雪」第41話 あらすじ

2014年11月28日 12時24分37秒 | 傾城の雪(中)

失望した徐恨は抜け殻のようになり食事もしなくなる。目を覚まさせるため徐恨の母・除瑾の刺繍を見せる苗玉鳳。それは女媧の図だった。苗玉鳳は「女媧は孤独の中で土をこねて人を作った。そして命を吹き込んだの。この世で最初の母として子供たちを守った」と話し、女媧の表情を見せる。宝物のように人を支えてる、子を愛する母親だからこそ刺繍できた表情だと。刺繍をしている母を思い浮かべ、涙を浮かべる徐恨。そんな徐恨に苗青は母の形見だと箱を渡す。

箱に入っていた布には"学文"の姿絵が刺繍されていた。しかし、博学で風流な江学文だったというその顔は、江学文ではなく敬亭の顔に似ている。「相手はお母様をだまし、奥義を盗んだ男よ。本名を名乗るはずがない。江学文の名をかたったのね」と言う苗玉鳳。

江学文が父でないことを確信した徐恨は、嘉沅と兄妹ではないと分り急に食欲も旺盛になる。「体力をつけて蘇州に戻り、妻子と会うんだ」と嬉しそうに話す徐恨。苗玉鳳はつらい気持ちになる。

徐恨は土に埋めた子供の靴を掘り返し「嘉沅、すぐに戻る。待ってろ」とつぶやく。しかし父を殺した自分が妻子に会えば父を裏切る事になるとも思ってしまう徐恨。その気持ちを察した苗青は、私の知る徐雷は仁義を重んじる人だった、敵を取り間違えたと知ったら苦しんだはず、罪を償うため自ら命を絶ったかもしれない、彼は死んで救われたと話す。罪を償いたいなら妻子を大切にしなさい、死者のために生きている人間を苦しめてはいけないと。子供の靴を見た徐恨は、苗青の言葉に感謝する。


念粗の具合がよくなる。嘉沅や学敏、心寧は喜ぶが、天羽が天然痘にかかり倒れてしまう。幼い頃にかかったというのは、念粗の面倒を見るための天羽の嘘だった。念粗の天然痘を治した医者は、薬の効果は人それぞれ、大人と子供では事情も違う、今は天命を待つしかないと言う。


天羽はうなされながら念粗の名前ばかりを呼ぶ。そして手をにぎる心寧を嘉沅と見間違え「念粗は治った。君が幸せなら私はいいんだ。嘉沅」と言ってしまう天羽。
傷ついた心寧が部屋の外へ出て来ると嘉沅が立っていた。「方兄さんを誤解しないで。あれはただのうわ言」と心寧に言う嘉沅。しかし今まで本心を打ち明けたことがない天羽が病のせいで秘めた思いを表に出した、心の病には心の薬、癒してあげてと心寧は言う。その時、また、うわ言で嘉沅の名を天羽が呼び始める。嘉沅はその場から離れようとしたが、心寧から「逃げないで」と止められる。

「天羽の心からはもう逃げられない」と言う心寧。心寧は男が命を捧げているの、あなたを好きなのよ、妻の私にはあんな態度をとったことがない、命まで懸けるなんて、恩義を感じるならどうすれば彼を救えるか分るはず、彼のそばで生きる気力を与えて、と言うと泣きながらひざまずく。どんな方法でもいい、あの人を助けて、でないとあなたを一生許すことはできないと。


世話をしていた嘉沅に、1人で苦しむな、過去に生きるのはやめろ、そして、いい相手に嫁ぐんだ、念粗には父親が要る、君も新しい人生に踏み出せるだろう、私はいつも君のそばにいる、天から見守っている、と天羽は言うと意識が遠のいていく。嘉沅は「死なないで」と泣きながら必死で声をかけ「念粗の父親になってちょうだい」と言う。「私も念粗の父親になりたい。私が…本当に念粗の父親になりるのか」と言う天羽。

心寧は外でひざまずき、自分が念粗を連れ出したからこんな事になったと自分を責め、神に助けてほしいと祈る。
嘉沅も神に天羽が無事なら、私は方家に嫁ぎ、一生を共にすると誓う。


看病をしている最中、天羽がうなされながら念粗の父親になれると喜んでいたと心寧が嘉沅に話す。そして回復してほしくて言ったと謝る嘉沅に「あなたが天羽の好きな人なら、私たちは縁があるってこと。天羽のため、あなたを方家に迎える」と言う心寧。嘉沅が何か話そうとした時、慌てた様子の学敏が駆けて来る。

宮中の秘伝の治療法を伝えにきた学敏。それは天然痘が治った人の着物を身につけさせるというものだった。


嘉沅は燃やされ始めた念粗の着物を火傷しながら持って来る。嘉沅の傷に気づき「天羽が原因の傷よ、放っておけない。もうすぐ家族になるんだし」と言う心寧。嘉沅は戸惑うが、心寧は「天羽は約束を重んじる。一度決めたらてこでも動かない。あなたも彼と同じで約束を守る人のはず。彼を失望させないで」と言う。あなたは恩返しのために嫁ぐと思ってる、でも、そうじゃない、私には子供ができない、だからずっと相手を探してたの、私たちなら仲良くやっていける、と。その話を学敏が聞いていた。


天羽が回復する。天羽の話し相手をするよう嘉沅に言い、心寧は部屋を出て行く。「心寧が嫉妬しないのは珍しい」と言う天羽。天羽は夢の中で月下美人を見たと話す。暗い森で道に迷っていた、出られなければ死ぬと分っていた、その時、"月下美人が咲いた"と君の声がし、その声を頼りに私は森を抜けた、そして月下美人を見たと。
「一緒に花を見ると約束したのは本気か?」天羽が聞く。嘉沅が言いにくそうに「助かってもらいたい一心で…」と答えると、天羽は「あれは単なる私の夢だったと思おう」と言う。


街を歩きながら嘉沅を側女にはしたくないが、天羽が大事にしてくれると思った学敏は「つらい過去は忘れて、新しい人生を始めなきゃ」と嘉沅に話す。一緒にいた江福もせっかくの縁を逃さないようにして下さいと言う。そんな話をしている時、馬を走らせる馬車が。3人は道の横によけるが、白玉琴の銭袋を落とした江福が取りに行き轢かれそうに。
「大通りで馬車を走らせて危ないでしょ」と怒る嘉沅。馬車に乗っていた女が「お詫びに、この銀子を」と言って、銭袋を持った手だけを出す。しかし「金持ちなら何をしてもいいと思ってるの」と言い、嘉沅は受け取らない。

馬車は走り出し、女がそっと顔を出す。その女は明娟だった。嘉沅の後ろ姿を見て頬笑む明娟。


嘉沅が繍荘に行くと「主人が嘉沅様にお会いしたいと」という客が待っていた。持っていた文には"以前あなたに借りた200両を返します"と書いてある。すぐに嘉沅は"主人"というのが明娟だと分る。


夜。"如意館"という妓楼へ連れていかれる嘉沅。嘉沅は明娟が身売りをされたと思い込むが、明娟はそこの女主人になっていた。明娟は嘉沅がかみついていた馬車に乗っていたのも自分だったと話す。


競技会を開くために蘇州に来ていた寧王は、お忍びで街を歩いていた。そこで明娟を見かける。


ーつづくー


念粗が元気になったと思ったら天羽が天然痘に!!
やっぱり天羽は嘘をついていたのね(;_;)

徐恨がようやく自分の父が誰なのか分りました。
でも、嘉沅に天羽に嫁ぐ話が出てて…。
あぁぁ、早くぅ、早くぅヾ(・ω・`;)ノ
学敏もすすめて、後で後悔しそうな予感が…。
たしかに天羽なら念粗を大切にしてくれるし、可愛がってくれそう。
奥さんともきっとうまくやっていけると思う。
だけど嘉沅を突き放した徐恨には「うーん」と思っても、嘉沅と徐恨はお互いにまだ思い合っているし、何よりも念粗にとっては本当の父親だものね。
あの靴も念粗に履かせてあげたい。

寧王は明娟に見とれていた感じ?
嘉沅のことも明娟のことも気になるぅぅぅぅ。
どうなってしまうんだろう…というところで火曜日へ続くΣ(T▽T;)



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1 コメント

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こんにちは~ (Apple)
2014-11-28 16:06:54
うささんに言われてそうだよね~
私、徐恨ね妊娠中の嘉沅を突き放したのが絶対許せなくて、天羽がいいじゃんって思っていたけど…
奥さんも良い人っぽいし、上手くやれるんのでは~なんてドラマにならないような事思っていたけれど(≧∇≦)
念粗の本当のお父さんだし、まだ好きみたいだし、本当に悪いのは徐恨では無いし…
あの時は気持ち的に一緒にはいられなかったのかな………

嘉沅もきっと天羽の奥さんに遠慮しながらの生活ってしんどいよね~
あの性格が戻って来た感じもあるし!
後悔しそうですね……
天羽ももう結婚する気ですよ~

展開が早くって、徐恨こういう形で父親を知ってしまいましたね!
嘉沅が妹では無いとわかって嬉しそう

明娟が元気で良かった~寧王と……
凄く気になりますね~

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