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中国ドラマ「皇帝と私の秘密~櫃中美人~」第34話/最終話 あらすじ

2019年05月30日 21時05分37秒 | 皇帝と私の秘密~櫃中美人~(中)

李涵(りかん)/皇帝 …周渝民/ヴィック・チョウ  皇帝/憲宗の孫
黄軽風(こうけいふう)…胡冰卿/フー・ビンチン  イタチの精
胡飛鸞(こひらん)…陳瑤/チェン・ヤオ  九尾狐族の末裔
李玉溪(りぎょくけい)…陳若軒/チェン・リオシュアン  王守澄の門弟
花無歓(かむかん)…韓棟/ハン・ドン  宦官/内侍少監
翠凰(すいおう)…宋楠惜/スン・ナンシー  狐族/侍女
全臻潁(ぜんしんえい)…梁婧嫻/リャン・ジンシエン  祠部主事
王守澄(おうしゅうちょう)…李彧/リー・ユー  宦官/枢密使・右丞大将軍
杜秋娘(としゅうじょう)…左小青/ズオ・シャオチン  憲宗の妃
灰耳(かいじ)…姬曉飛/ジー・シャオフェイ  孤族の長老
黒耳(こくじ)…傅淼/フー・ミャオ  孤族の長老



「周注と驪山の精兵が李玉溪を打ち負かすのを待つつもりですか」と言う花無歓。李涵は「周注と李玉溪のどちらがここへ来るか、待とうではないか」と返す。

入り口を見ながら「入ってくるのは間違いなく李玉溪です」と花無歓が言う。李涵も「恐らくな」と言い、振り返った花無歓は「ならば皇位を差し出しますか?」と聞く。「もし朕が負けたら皇位は返上する。流血の争いは避けたい。だが、もしそなたが負けたら兵を退くよう漳王を説得してくれ」と言う李涵。花無歓は約束する。

しばらくして紫宸殿に玉溪が入ってくる。「陛下の負けです」と花無歓が言う。しかし玉溪は「花少監、申し訳ない」と言うと、持っていた矢を花無歓に向ける。驚く花無歓。

昨夜、玉溪を呼んだ李涵は「私欲のために事を謀り、兵の命まで犠牲にするのを飛鸞が望むと思うか?」と説得していた。朕を信じられぬならそれでいい、飛鸞の善良さは誰よりもよく知っているはず、今のそなたの行いを喜ぶと思うか?と。

玉溪は「申し訳ないが飛鸞を悲しませたくない」と花無歓に言う。「責めはせぬが私の邪魔をするな。漳王への裏切りは許せん。そなたの寝返りを知らぬ限り、神策軍は漳王の味方だ。その口を封じれば、まだ勝算はある」と花無歓は鞘から抜いた剣を玉溪に向ける。2人が睨み合う中、李涵が無歓と2人で決着をつけたいと言う。

李涵と花無歓は1対1で戦うことに。しかし李涵は花無歓の攻撃をかわすことしかしなかった。「なぜ攻めぬ」と聞く花無歓。李涵は「必要ないからだ」と答える。勝ち取りたいのは、そなたの心だと。花無歓は涙を流し、負けを認める。


牢に入っている王守澄を全臻潁が助けに来る。外は殺し合いの真っただ中だと思っていた王守澄だったが、李涵が武力を用いず花無歓と玉溪を服従させたと全臻潁から聞き驚く。すでに宮中も長安の街も落ち着き、右神策軍を動かす口実も失われていた。

諦めきれない王守澄は、まだ状況を知らない漳王が皇宮を攻撃すれば出兵の口実ができると考え矢文を放とうとする。それを阻止しようとする軽風と飛鸞。

軽風たちと全臻潁は激しい戦いを始める。しかし2人より全臻潁の力の方が強く、倒されそうに。その時、翠凰が助けに来る。
全臻潁と翠凰が戦う中、王守澄が矢文を放ってしまう。気づいた軽風が追いかけようとするが、うまく飛べず城門から落ちそうになる。そんな軽風を救ったのは、仲間たちと駆けつけた黒耳だった。軽風は王守澄の文にだまされぬよう漳王に伝えてほしいと黒耳たちに頼む。

魅惑の実の力で全臻潁に立ち向かう軽風と飛鸞。邪術の使いすぎで全臻潁の顔はすっかり変わり、驚いた王守澄からも「お前など娘ではない」と言われてしまう。そこに李涵たちが来る。
私に恥をかかす気か、さっさと去れ、と全臻潁の頬をたたく王守澄。全臻潁がその場を後にし、軽風は「漳王に矢文を放ったのは王守澄よ」と李涵に話す。慌てて王守澄は、皇宮を守る援兵を求めただけだと言う。

周注と一緒に漳王が来る。漳王は「罪深き私に、どうか罰を」と李涵に言う。「そなたは何もしておらぬ」と言う李涵。今後も朕を補佐してくれと。


李涵は「昨日、こんな奏状があった。“漳王は花無歓や李玉溪と結託し、皇位簒奪のため挙兵した”とな。すでに説明したが、こたびの一件を改めて話ておく」と大臣たちに言う。そして、朕は今まで秘密裏に兵を調練させてきた、その成果を見るため漳王を呼び左神策軍および侍衛軍に合流させた、誠の実力を見たいがため事前に公表しなかったまで、もし奏状を書いた者の誤解であれば罪は問わぬ、だがこれを利用して騒ぎを起こし、朕と漳王の兄弟関係や、李玉溪、花無歓との君臣の仲を裂くつもりなら決して許すわけにはいかぬ、と話す李涵。

王守澄が「私は年のせいで耳も遠いゆえ、聞き間違えたようです。奏状の件は誤解です」と言う。「そなたは牢を脱出し、漳王に注進し、右神策軍を率い朕を守ろうとした。それを聞き感動したぞ」と李涵が言い、嬉しそうに「では右神策軍の令牌をお返しくださると?」と聞く王守澄。そのつもりだ、と返した李涵だったが、続けて「しかし“年のせいで耳が遠い”と言っていたな?ならば、きつい仕事を押し付けるわけにゆかぬ。ゆえに令牌は李玉溪に渡そう」と言って王守澄をがっかりさせる。王守澄は直接、兵の統率に関わらない観軍容使に任じられる。

李涵は漳王に「君主たる者が最も重んじるべきは何だ」と聞く。「人心です。人心の向くところに天意あり」と答える漳王。李涵は「君主は才気を持つだけでなく、道義を心得るべし。そなたも知るように、人心とはすなわち道心。しばらく己を磨け。いずれこの国は、そなたに託したい」と話す。漳王は感謝する。


紫蘭殿に来た李涵は、そこにいた黒耳たちに礼を言う。そして、あれほど苦しんだ飛鸞と玉溪の手を結ぶ李涵。李涵に魅惑の実の影響は残っていたが、黒耳から“抗うより従え”と言われたことで、得られぬのなら成就させるのも1つの愛だと気づき、心も軽くなっていた。
軽風が「おめでとう」と2人の結ばれた手に自分の手を置くと、軽風と飛鸞の体から魅惑の実が出てきて1つになる。その実を受け取った黒耳は「魅惑の実は迷える愛を人にもたらす。でも、あなたたちの愛はそれを超えた。もう役に立たないから勝手に出てきたのよ」と話す。


街。面紗で顔を隠し、包子を買おうとしていた全臻潁。しかし子供がぶつかったことで面紗が取れ、化け物だと大騒ぎに。急いで逃げた全臻潁の前に、取れた面紗を持った玉溪が現れる。
「私を笑いにきたのね。王守澄のために悪事を重ね、功力が尽きたら犬のように捨てられた。これは報いよ、分かってる」と全臻潁が言う。「王守澄に利用されていると自分で気づきながら、なぜ助け続けたのです」と言う玉溪。

身寄りのない子供だった全臻潁は、利用されているのは分かっていたが義父がいれば独りじゃなかったと涙を流す。だから義父の役に立ちたくて必死で邪術を学んだと。そして「私はあなたに希望をかけた。救ってほしいと思った。でも捨てられた」と言う全臻潁。玉溪は「捨てていない。ただ男女の情が持てないだけです。でも、もし私が必要なら永遠に友でいます」と話す。
傷ついている全臻潁を玉溪は抱き締める。さらに玉溪は飛鸞が永道士に頼むと言っていたことを伝える。

玉溪は全臻潁に面紗をつけようとするが、全臻潁は捨ててしまう。「今日から私は人のためじゃなく、自分のために生きる」と言う全臻潁。全臻潁は人の目など気にせず、前向きに生きることにする。


李涵は花無歓と一緒に天下を治めたいと思っていたが、自分の罪が深いと分かっている花無歓は朝廷を去ることを決めていた。王守澄を殺せず、謝る李涵。しかし花無歓は王守澄を殺す気も、うせたと言う。
友として手を握り、李涵と花無歓は別れる。


洛陽へ行く秋妃と漳王を見送る花無歓。秋妃は花無歓に、心の重荷を下ろし自分の幸せを見つけてほしいと話す。そして見送ると言っていたのに来なかった翠凰に、発ったことを伝えておいてと頼む秋妃。


花無歓がいつも剣舞をしていた場所へ行くと翠凰がいた。皇宮を出ると話した花無歓は「待たずに発ったことをお前に伝えてくれと」と秋妃から頼まれたことを伝える。「今朝、秋妃様は私に“見送らないで”と言ったわ。秋妃様に続いて、あなたも去るのね」と言う翠凰。李涵が行宮の建立をやめ、翠凰もここに留まる理由はなかった。

花無歓は「これまでを振り返っても何の後悔もないが、唯一の心残りはお前に何もできぬことだ」と言う。報いることはできぬが、一生忘れないと。翠凰は「私は何もいらない。あなたが何者でもいい。一緒にいたいだけよ」と言う。それでも「私はお前に当たり前の幸せを与えてやれない。だが心で思っている。一生、ずっと」と言う花無歓。

翠凰は花無歓を抱き、花無歓も翠凰を抱き締める。「最後の最後になって、やっと抱き締めてくれた」と言う翠凰。花無歓は簪を見ながら「お前がつけると、誰よりも似合う。とてもきれいだ」と言う。
「次はいつ会えるかわからぬ。私が見送りたい」と言う花無歓。翠凰は「分かった。それなら私が先に行くわ。また会えるよう祈ってる」と話す。花無歓は「必ず会える」と言う。


元の姿になった軽風。外見にこだわってはいないが、軽風の前歯が邪魔で李涵は口づけができない。

しばらくして軽風はまた美しい顔になって李涵の前に現れる。魅惑の実の甘い方を食べたと言う軽風。李涵は魅惑の実の苦しみはこりごりだと「さらばだ」と言って去ろうとする。慌てて食べてないと軽風は言う。歯は削ってもらい、肌は黒耳様と母さんが薬草の水で磨いてこうなったと。

軽風は「でも、この顔じゃまだ美人と呼べない。陛下は皇宮へ帰っていい。完成するまで5年ほど待ってて。じゃあね」と言って駆け出す。追いかけた李涵は軽風を捕まえ抱き締める。


ーおわりー


終わってしまいました(;д;)

全臻潁が一番妖怪みたいで怖かったぁぁぁぁぁΣ(゚д゚ノ;)ノ
でも改心してくれたし、永道士に治してもらえるといいなって思う。
あと王守澄と一緒にいた理由を聞くと、かわいそうだったかな…。
それなのに王守澄ときたら(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

花無歓が去ってしまったのは残念。
翠凰とも再会してほしいけど、いつか友として李涵とも会えるといいな。
李涵と花無歓の1対1の戦いも良かった!!

漳王にいずれ帝位を譲るのはいいけど、そしたら陳王はどうなるんだろう?
李涵は太皇太后との約束を破るということ???
それとも一度、漳王が皇帝になってから、陳王に譲るのかな?( ̄▼ ̄|||)

永道士が最後には助けに来てくれるかな?と思ったけど、結局来なくて(∩˃o˂∩)
あれだけ軽風がピンチの時に駆けつけてくれてた永道士だったのに。
軽風のことも諦めたのかな?


ヴィックのドラマを観れたのがすごく嬉しかったので
終わってしまって寂しい(ノ_・。)


最後まで読んでくださった皆さん、コメントをくれた皆さん、ポチッとしてくれた皆さん、Twitterでいいねなどしてくださった皆さん、有り難うございました!!
皆さんのおかげで最後まであらすじを書くことができました。
引き続き別のあらすじなどで頑張りますので、よろしくお願いしますm(_ _)m



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2 コメント

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お疲れさまでした (ねこ)
2019-06-01 08:31:01
うささん、最後まであらすじお疲れさまでした。
私は追いつかなくなり、最終回だけ観ました。
最後は、誰も亡くなることもなく円満にめでたく収まり大円団を迎えましたね。
あまりに冒頭であっさりと片がついて、後半まだ何かあるのかなと思ってしまいましたが。

やはり花無歓が去って翠凰と結ばれなかったのが残念でした。
花無歓が宦官だから幸せにできないというのが大きかったのでしょうね。残念。
だからこそ、悪党の王守澄にはもっと鉄槌を下してほしかったなあ。
視聴し終わりました! (time)
2020-08-30 22:42:57
いつもあらすじをありがとうございます!

昨日、独孤伽羅でコメントしましたが、
こちらのドラマも現在、GYAOで配信中です。
姐姐のあらすじのお陰で、最終話まで完走できました。

最終回が大円団でした。
姐姐、ねこさんが書かれているように、花無歓は自由になって、自分の人生を歩んだはずですよね。
永道士も最終回に花を飾ってほしかったのですが、
どこかで、二人は出会って、孤族ともまた絡むのもよいかもと勝手に妄想しています。

ヴィックと韓棟さんは絵になって各シーン素敵でした☆
このドラマの出演者の方々のドラマをぜひ見たいですね!

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