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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第45話 あらすじ

2019年10月30日 22時51分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
長孫無極(ちょうそんむきょく)…イーサン・ルアン 
戦北野(せんほくや)…ガオ・ウェイグァン 天煞国・烈王
雅蘭珠(がらんじゅ)…チャン・ヤーチン 邛葉族
小七(しょうしち)…ジャン・ロン
長孫迥(ちょうそんけい)…ワン・ジンソン
太妍(たいけん)…リウ・インルン



「幻生殿の人質」


無極が生きていると聞いた皇后は「どこにいるのです?会わせてください」と皇帝にすがるように頼む。皇帝は「急くな。会うべき時が来れば、おのずから会えよう」と言う。「なぜ、かくも非情になれるのです」と涙を流す皇后。皇帝は歩きながら「生きるのだ。達者で生きよ」と言い出て行く。皇后は「どうして…私を苦しめるのです?」と泣き崩れる。


天煞。「長孫平戎は何を企んでいるのだ。摂坤鈴を隠し、私を避けている」と言う戦南城。戦北恒は「天門墟で翊王は奇病にかかり、常に尻より悪臭を放ち外出できません。数日待たねば…」と話す。戦南城は「悪臭がどうした。やつの放屁など関係ない。摂坤鈴を握って離さぬのが余に対する敵意の表れ」と言う。「しかし天権皇宮の翊王ですぞ」と言う戦北恒。

戦南城は「1日待とう。それでも渡さぬなら、目にものを見せてくれる」と言う。そこに古凌風が来る。古凌風は「翊王は…すでに磐都を発ちました」と戦南城に報告し、置き手紙を渡す。
置き手紙には、無極が摂坤鈴を持ち去ったと書かれていた。「捜せ」と命じる戦南城。戦北恒は「すぐ参ります」と出て行く。


「天門墟であの長孫平戎が死ぬほど怯えたのよ。泥を丸めて飲ませ毒だと言ったら、解毒薬をくれと大騒ぎ」と戦北野と笑う扶揺。薬を持ってきた無極は、そんな2人を目にし気に入らない。
腕が利かないからと薬を扶揺が飲ませようとするが、無極は器を渡さず「君はだめだ。“男女に隔てあり”だ。戦殿の傷では介助が必要。やはり私がやろう」と言う。無極に飲ませてもらうことに抵抗を感じた戦北野は、自分で薬を飲んでしまう。腕の具合がいいならと、無極は扶揺を連れて出て行く。

「やきもち焼き」と無極を笑う扶揺。扶揺の両手を取った無極は「私は嫉妬深いし度量も小さい。愛する人は誰にも渡さん」と言う。扶揺が「でも世話しないと」と返す。「やつの世話なら他の者に…」と言う無極。扶揺は「そうだけど。この数日、雅蘭珠が病気で私がやらないと」と言う。無極が「気にならないか?」と聞く。扶揺は天門墟から戻って以来、雅蘭珠を見ていないことに気づく。 

「戦北野を慕いながら部屋を出ないとは」と言う無極。通りかかった小七に扶揺は「雅蘭珠に会った?」と聞く。小七は答えず「宗先生に呼ばれてる」と行こうとする。「待ちなさい」と止めた扶揺が「雅蘭珠の話をしたら逃げるの?」と聞く。「急いでるんだ、またあとで」とそれでも行こうとする小七。扶揺と無極に問い詰められ、泣き出した小七は「雅蘭珠を助けて。戦将軍を救うため自分の目を…。将軍が目覚めたのは雅蘭珠が秘術を使ったんだ。でも視力を失った。口止めされたんだ」と話す。

雅蘭珠のいる部屋へ3人が入る。しかし部屋には誰もおらず“これを読む頃はお気づきでしょう。すべて自分で決めたこと。北野様をよろしく。一族の所に帰ったと伝えて。さようなら。捜さないで”と書かれた手紙が残されていた。当てはないが捜しに行こうとする扶揺。そこに鉄成が「大変です。外に兵が」と伝えに来る。「戦北野を守れ。見つからぬように」と皆に言う無極。


兵を連れて入ってきた戦北恒が、庭にいた無極に「辺鄙な所にお住まいと聞き、兄が恐縮し宮殿にお移りいただきたく」と話す。無極は「突然、大人数で来られ、恐縮するのは戦南城でなくこの私だ」と言う。「では、私と宮殿へお移りを。天煞の寒さは厳しい」と言う戦北恒。しかし無極は「王に伝えてくれ。翊王は私の兄、天権皇室の長男だ。兄と天煞の友好は喜ばしいが、私にまで気を使うには及ばぬと」と断る。

戦北恒は「ご冗談を。殿下のほうが翊王よりはるかに重要。ただ翊王は…」とためらう。笑った無極は「言いたいことは分かる。王に伝えよ。私は翊王とは関わりない。安心してほしい。さあ、お帰りを」と言う。戦北恒は言いにくそうに「翊王は発たれる際、こう言われました。天煞の摂坤鈴を殿下に預けたと」と話す。「そんな物を私に?記憶にないな」と言う無極。戦北恒は「殿下はお忙しくお忘れでしょう。されど天煞の至宝。ぜひともお返しいただきたい」と言う。

戦北恒の合図で兵が「賊がいるぞ」と声を上げる。「引っ捕らえよ。逃してはならぬぞ。かかれ」と命じる戦北恒。止めた無極が「ここ数日、静かだったが、恒王が来た途端に賊か。こんな時に来るとは間の悪いやつだ。それとも恒王に何か意図が?」と聞く。戦北恒は「滅相もありません。賊を見つけ、殿下を守るため捜査を命じたまで。誤解しないでほしい」と言う。無極は「これだけの人数がいれば怪しい者は残らず引きずり出せる。事の顛末を教えてほしい」と戦北恒に言い、鉄成を呼ぶと「皆を案内しろ」と告げる。恒王の捜査に協力してやれと。

鉄成がそれぞれの部屋に兵たちを案内する。扶揺、戦北野、小七の隠れていた部屋にも入ってくるが、隠れ身で兵たちには3人が見えず出て行く。
兵は「見つかりません」と戦北恒に報告する。「また落ち着いた折に訪ねてきてくれ」と戦北恒に言う無極。
戦北恒が引き揚げようとした時、無極が「待たれよ」と引き止める。「手ぶらでは天煞王に責められよう。今、ようやく思い出した。兄は確かに何か置いていった」と言って、無極は鉄成の持っていた布袋を戦北恒に渡す。


戻った戦北恒は、無極から受け取った物を戦南城に。戦南城は「偽物だ。こいつも贋作だ」と床に叩きつけ壊してしまう。


「天煞双響は確かに神器だ。私も気づいたばかりだが、正しく使えば人の目をくらませられる。時間は短いがな」と扶揺たちに話す戦北野。無極は「2つを合わせれば姿を消せる。どんな武芸も見えぬものにはかなわぬ。未知こそが最大の敵」と言う。「神器がこちらにあってよかった。戦南城が持てば何をするか分からない」と言う扶揺。皆の様子がおかしいことに気づき、戦北野は「どうしたんだ。心配事か」と尋ねる。

誰も答えず「そうだ。雅蘭珠は?姿が見えんが」と聞く戦北野。扶揺は「邛葉に帰ったわ。数日で戻るって」と話す。戦北野は「邛葉は遠い。1人で何もなければいいが」と言う。「ああ、何もなければいいな」とつぶやくように言う小七。


戦北恒が「本物の摂坤鈴は翊王の手に?」と戦南城に尋ねる。「長孫平戎は貧欲だが、長孫無極のほうがはるかに頭が切れる。皇太子め、なぜ生きておる。死ねばすべて丸く収まるのに」と言う戦南城。戦南城から「大勢連れていき、何も見つけられぬのか」と聞かれた戦北恒は「くまなく捜せど戦北野の姿はなく。愚考しますに情報が誤りでは。あるいは長瀚山で死んだかと」と話す。「葛雅砂漠で死からよみがえった男には勝てぬと申すか」と戦南城が言う。「戦北野を助ける理由が…」と言う戦北恒。

戦南城は「理由など要らぬ。我らと翊王の関係を知った今、敵の敵は味方だ。北野を助けるのも筋が通る」と言う。「考えすぎでは?戦北野にそれほどの力は…」と戦北恒が話す。「そうかな。覚えているぞ。8年前、刺客に襲われ戦北野がお前を救った。お前たち、仲がよかったな」と言う戦南城。慌てて戦北恒は「父も存命で私も野心なく、弟とも親密で…」と言う。戦南城が「北野と親密?だからやつに摂坤鈴を持たせ太淵に逃し、やつの捕縛を困難にしたのか」と聞く。

「ぬれぎぬです。戦北野が民に名望篤きゆえ、罪を着せるために太淵へ。兄上もご存知のはず」と焦る戦北恒。戦南城は「勘違いするな。結局、我らは血を分けた兄弟。お前を疑うものか」と言う。
「捕らえた烈王の残党が、まだ残っていたな」と戦南城が聞くと「烈王の部下ですが、位が高く影響が大きいのでなかなか手を下せず…」と戦北恒が答える。戦南城は「16歳以上は、すべて死を賜れ」と命じる。幼い者は男は兵に女は妓楼に売れ、戦北野のことだ、見殺しにはできまい、と。

戦北恒が「皇太子が本当に戦北野の味方なら、皇太子を敵に回すことに」と心配する。「皇太子が何だ。これは天煞の内攻だ。やつには手が出せぬ。天煞のものは一木一草まで我が意のままだ」と言う北南城。


4日間、磐都中の旅籠を探したが雅蘭珠はいなかった。扶揺と無極が街を歩いていると、兵に連れていかれる劉たちの姿を目にする。劉は民を思う立派な役人だった。扶揺たちは「劉殿は烈王派だ。逃れることはできん」と言う民の話を耳にする。そんな中、扶揺はある男から“明朝、鉄崖子嶺にて待つ”と書かれた文を受け取る。


戦北野に着替えを手伝ったもらい恐縮する紀羽。戦北野は「長瀚山で多くの仲間を死なせ、お前の片腕も失った。恐縮するな」と言う。紀羽が「我が身より将軍が心配でした」と話す。「私はいい、まだ生きている。だが仲間の命、私が必ず復讐する」と言う戦北野。紀羽が将軍のために死しても悔いなしと言い「私は後悔でいっぱいだ。私には生死を共にする仲間がいて幸せだ。それに扶揺がずっと耳元で“生きろ”と呼びかけたから私は生き残れた」と戦北野が返す。

そばで聞いていた小七が「ばかじゃないか?将軍が昏睡している時、そばでずっと呼びかけて将軍を見守っていたのは雅蘭珠だよ。他の人を命の恩人とありがたがるけど、雅蘭珠を忘れたのか。正義漢とか恩義に篤いとか言うけど、俺にはとんだ恩知らずだ」と怒鳴る。雅蘭珠は将軍を救うため両目を失ったんだ、目が見えなくなった、一生見えないんだ、と。驚いた戦北野は「それは本当か」と言う。「将軍のためなら命を捨ててもいいと覚悟してた」と言う小七。戦北野は涙を流し、雅蘭珠がどこにるのか聞く。紀羽が「将軍に気遣わせぬよう去ったのです。雅蘭珠殿が真の命の恩人」と言う。


剣を手に持ち部屋を出て行こうとする戦北野。そこに扶揺と無極が。戦北野は「なぜ黙っていた」と声を荒らげる。扶揺は戦北野が知ったことを悟り「雅蘭珠が望んだのよ。私たちもそのほうが…」と話す。飛び出していきそうになる戦北野。止めた扶揺が「雅蘭珠のためにも命を大切に」と言い、無極も「街中調べたが見つからぬ」と話す。そして「手がかりがあるの」と言って、街で受け取った文を見せる扶揺。

「どこにいても、私の手で帰らせる」と言う戦北野。無極が「自分でけりをつけるべきだ。私も付き合おう」と言う。仕方なく「分かった」と言った扶揺は「約束して。何があろうと雅蘭珠を連れ戻すと」と頼む。


鉄崖子嶺に向かう途中、戦北野が「扶揺を引き離したのは話があるからだな」と無極に言う。「戦殿は誠実な方だから素直に言おう。現状で人を救うには優位に立つ必要がある。しかし…黒風騎は都から遠く、あなたは指名手配の身。静太妃は戦南城の手の内だ。友人や部下も虐殺された。このまま死を待つのか。己を守れなくば何を言っても無駄だ。人には自分の運命がある。望もうと望むまいとそれは変えられぬ。雅蘭珠に会うなら覚悟を決めることだ。今のままでは一生悔いが残る」と話す無極。


清明節を前に静太妃が処刑されるという情報を得た紀羽。紀羽は1人で救いに行こうとするが、扶揺は「今行ったら無駄死によ。やつらの狙いは戦北野。戦北野が生きている限り、太妃は大事な人質。殺しはしない」と落ち着かせる。


鉄崖子嶺で無極と戦北野が待っていると、飛んできた鷹が雅蘭珠の首飾りを落としていく。「読めたぞ。幻生殿に行く。来たことがあるふりをしろ」と戦北野に言う無極。


幻生殿に入った戦北野は、待ち構えていた太妍に「非煙殿にお目通りを願いたい」と話す。「なぜ我が師の名を?」と太妍が聞き、戦北野は「幻生殿へは来たことがある」と答える。「なぜ1人だ。あの女は?」と聞く太妍。戦北野は「非煙でないなら雅蘭珠の居場所は知るまい」と返す。それでも太妍は「答えよ。なぜあの女は来ぬ」と言う。「すまぬが殿主に会わせてくれ」と言う戦北野。太妍は「無駄だ。あの女が来ぬのなら、捜す相手は3日と生きられぬ」と言う。

戦北野は「貴様、雅蘭珠を渡せ」と剣を向ける。「俗人が。ここで狼藉を働くか」と太妍は言い剣で襲ってくる。
しばらく闘ったあと、吊るしてた雅蘭珠を上から下ろす太妍。太妍がぶら下がっている雅蘭珠に剣を向け、戦北野は「やめてくれ。傷つけないでくれ」と頼む。それでも太妍は雅蘭珠を殺そうとする。その時、無極が現れ、太妍を押え込む。

雅蘭珠を抱きとめた戦北野。戦北野の腕の中で「北野様」と言って雅蘭珠が手を伸ばす。自分を捜す雅蘭珠の手を取り、戦北野は自らの頬へその手を持っていく。戦北野は「私だ。助けに来た」と涙を流す。
無極に「師父は扶揺に会いたかった。だが別人が来て無礼な物言いをした。2人には死んでもらう」と言う太妍。

「2人を放せ」と無極は太妍に言う。非煙は我が師叔、後日わびに来ると。
無極は戦北野に雅蘭珠を連れて出ていかせる。「逃すか」と言う太妍と闘う無極。そして無極は点穴で太妍の動きを封じる。「そのわがままを直しとけ」と言い無極は背を向けて歩き出す。「扶揺こそ捜してる相手よ」と叫ぶ太妍。立ち止まった無極に太妍は「気づかなかったの?あなたは天機上師の命令を受けたはず。長く皇太子でいすぎて穹蒼の弟子であることを忘れたの?」と言う。無極は「お前に関係ない」と言うと出ていく。


玄霊真葉を見ながら「玄霊真葉を授かったそなただけが、天下の命運を変え、五色石を持つ少女を探せよう。少女の手で再度、五州を暗黒に陥れてはならぬ」と言われた言葉を思い返す無極。そこに酒を持った扶揺が部屋に入ってくる。
「雅蘭珠帰還を祝って、ご一献」と言う扶揺。酒を飲みながら「自分が何者か考えたことは?」と無極が聞く。

扶揺は「考えたわ。幼い頃、捨てられたせいで自分の出自に興味があった。周じいに拾われなきゃ、あなたに会えなかった」と話す。「何歳の頃の話?」と聞く無極。扶揺は少し考えてから「5、6歳かな」と答える。無極が「5、6歳…。なら覚えているだろう。玄元山に来る前の記憶は?」と言う。「ばかな子だったのよ。それ以前は覚えてない」と言う扶揺。扶揺は「何で急に?」と尋ねる。無極は「こんな変わった娘なら、平凡な親じゃないと思って」と言う。

扶揺が「実は…教えてあげる。小さい頃、こう信じてたの。きっと私の親は名を口にできぬ大物で、訳あって身分を隠し私を玄元山に捨てた。何か偉大なことを成し遂げ、ある日、現れてこう言うの。“玄元山はお前のものだ”」と言って2人で笑う。しかし周じいに“玄幽部は哀れな子ばかり。家で飯が食えれば子供をこんな場所にやりはせん”と言われ、私は幸い生き延びた貧乏人の子だと考え直したと扶揺は言う。

親を恨んでないのか無極が聞く。扶揺は「きっと両親にも事情があったの。でなきゃこんな美人、捨てる?でも親なんてどうでもいいの。周じいが育ててくれた。だから周じいが私の家族よ」と沈んだ声で答える。「飲もう」と言う無極。


ーつづくー


戦南城は真面目に怒っているんだけど、平戎の話を聞いて想像するだけでおかしくて(≧▽≦)
奇病ってすごいよね!!
宗越ったら、どれだけ強い丹薬を渡したのー!?(๑>◡<๑)

雅蘭珠のことでは小七もつらかったと思う。
何も知らない戦北野に苛立ってしまう気持ちも分かる。
でも、逆に事実を知った戦北野もつらい(;д;)

太妍て無極に手を貸してくれたから、もっといい人だと思ってた( ̄▼ ̄|||)
気は強かったけど、無極の味方というかなんというか。
でも非煙側の人だったのねヾ(・ω・`;)ノ

とにかく雅蘭珠が見つかってよかった!!
これで戦北野との関係がどうなるか気になるところ。



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