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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第44話 あらすじ

2019年10月29日 23時24分17秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
長孫無極(ちょうそんむきょく)…イーサン・ルアン 
戦北野(せんほくや)…ガオ・ウェイグァン 天煞国・烈王
雅蘭珠(がらんじゅ)…チャン・ヤーチン 邛葉族
宗越(そうえつ)/軒轅越(けんえんえつ)…ライ・イー
小七(しょうしち)…ジャン・ロン
長孫迥(ちょうそんけい)…ワン・ジンソン



「天門墟の試練」


雅蘭珠は戦北野が横たわる寝床の傍らに座り、幼い頃の話をし始める。
兄と天煞を訪れた雅蘭珠は、王宮で迷子になってしまった。気づくと美しい宮殿に迷い込み、そこで美しい人の髪を洗う戦北野を見た雅蘭珠。邛葉族では父も兄も女の人に髪を洗わせるが、雅蘭珠は男の子が女の人の髪を洗うところを見たことがなかった。それから丁寧にその人の髪を拭いてあげていた戦北野に雅蘭珠は恋をする。

「あの時、私はこう言った。“あなたを好きになったの。あなたのものになりたい”。あなたは答えず、今もまだ答えてない。でも私の心の中では、私はとっくにあなたのものよ。ただ、あなたが好き。そばにいたいの」と言う雅蘭珠。雅蘭珠は邛葉の秘術で戦北野を助けることにする。


天門墟。現れた自分とそっくりな相手から「私に向き合うのが怖いか。己の心の暗部に向き合えぬように」と言われた無極。無極が「妖術で私を惑わすな」と言うと、相手は「お前を助けてやってる」と返してくる。
「動くのは風か?旗か?いや心だ」と思った無極は、闘いに勝ち、相手は消えてしまう。

扶揺は自分と同じ顔をしている相手から見つめられ、術をかけられてしまう。相手から「行きましょ」と言われた扶揺は、黙ってついて行く。これまでの無念や恐れが頭を巡る扶揺。


雅蘭珠は父から秘術を使えば、よくて体を害し、悪くすれば死ぬと聞いていた。「もしかすると私は目覚めたあなたに会えぬかも。死ぬのは怖くない。怖いのはあなたに会えなくなること。しっかりと生きていくと約束して。聞こえた?」と泣きながら雅蘭珠は戦北野に話しかける。もう1つ、最後のお願いよ、私のことを忘れないで、と。そして雅蘭珠は秘術を使い始める。


入り口が渦巻く場所まで連れてこられた扶揺は「行って眠りなさい。そうすれば考えなくていい」と言われる。歩き出した扶揺だったが、術で扶揺のいる場所を見た無極の「扶揺、行くな。だめだ起きろ」という声が聞こえ目を覚ます。
扶揺は剣を交えて相手と闘う。そして剣を首元に持ってきた扶揺は「あなたは私で、私はあなた。あなたの強さは私の強さ。私の弱点はあなたの弱点」と言って自分の首を傷つける。自分とそっくりな相手が消え、本物の扶揺は倒れこむ。そこに無極が駆けつける。

倒れている扶揺を腕の中に抱える無極。無極が「しっかりしろ」と扶揺に言ってると平戎が来る。「何と、この天門墟で無極皇太子に会えるとは。死んだはずだが?その扶揺も姚城から生還したとは強運だ。だが、その強運もここまでのようだな。それにしても2人には礼を言わねば。わざわざ死にに来てくれて。五州の民は知るだろう。この長孫平戎が一人、天門墟に入り無事に出たことを。そして無極皇太子は忘れ去られてしまうのだ」と高笑いする平戎。

無極は「これはお前がした最も賢いことだな」と言う。平戎が「長年、私を手助けしてくれて感謝する」と話し、無極は「お前を殺さなかったたことを後悔している」と返す。取り出した剣を向けながら「もう遅い」と言う平戎。無極はそっと扶揺を寝かせると、平戎と闘い始める。
無極と平戎が激しく闘う中、意識が戻る扶揺。平戎が無極に剣を投げるが、その剣に向けて投げた扶揺の剣が当たる。

扶揺が平戎を蹴り、平戎は渦巻く入り口に吸い込まれそうに。助けを求める平戎。扶揺が「こんな悪人を助ける?」と聞く。平戎は必死で「私は“天権の子”と呼ばれた無極がうらやましかったんだ。私が悪かった、助けてくれ」と謝る。引き込まれると。


秘術を使い、寝ている戦北野の寝床に座り込んだ雅蘭珠。触れた戦北野の手が動き、雅蘭珠は喜ぶ。その時、小七が部屋に入って来る。「もう目覚めるわ」と雅蘭珠が話し、小七も「よかった」と言う。しかし小七はすぐに戦北野を助けるため、雅蘭珠が視力を失ったことに気づく。涙を流し「なんてことを。どうしてだよ。摂坤鈴があれば助けられるのに。なぜ自分の目を犠牲にしてまで…」と言う小七。雅蘭珠は「騒ぐと北野様を驚かせてしまう」と戦北野を気遣う。

「このことを北野様には言わないで。申し訳なく思うだろうから」と小七に頼む雅蘭珠。どんな代償を払おうと私がこうしたかった、北野様を助けられるのに何もせず死なせたら死ぬよりつらい、と。小七は「でも言わないなんて」と迷うが、雅蘭珠の願いを聞き入れることにする。
雅蘭珠は目覚めたあとの戦北野を心配し、細かく世話してほしいことを小七に話す。

歌を歌い始める雅蘭珠。それは以前、屋根の上で戦北野と一緒に歌った歌だった。


天門墟。五色の光が差し、昔、無極が天門墟から出てきた時と同じ状況に。集まった人々がきっと翊王殿下も成功されたのだとざわめく中、平戎が出て来る。戦南城も満足げに笑みを浮かべるが、すぐ後から無極が出てきて顔色を変える。

韓林が無極に拝謁する。「天のご加護です。やはり天命を授かったお方、無事に戻られました」と言う韓林。変わり身の早い戦南城も「また無極皇太子が偉業を成し遂げた」と言う。
無極は天門墟の中で起きことを思い返す。

あの後、平戎を助けた扶揺と無極。その時、平戎は気を失っていた。取り返した摂坤鈴を扶揺が鳴らし、意識を取り戻しながら平戎は「助けてくれ。解毒薬はある…」と口走る。「今、何と?」と言った無極は「以前“解毒薬はない”と」と問い詰める。助かりたいなら解毒薬を出せと。剣を突きつけられ、平戎は「解毒薬は私の血だ。師匠が鎖情の毒を作った時、毒性が強いゆえ解毒には72日間解毒薬を飲めと言った。師匠亡き今、解毒薬は私の血だけだ」と話す。信用できない扶揺は医聖の宗越にもらったという丹薬“七穴裂骨丸”を平戎の口に入れ飲ませる。「大したことないわ。顔の7穴から血を噴き死ぬだけ」と言う扶揺。無極が解毒薬を交換しようと言う。


平戎の血を調べた宗越は「確かに薬効がある。これから解毒薬が作れる」と無極に話す。2人が行こうとしたところに平戎が駆けて来る。「解毒薬を。私の解毒薬を」と言う平戎。無極は「お前が扶揺にやった七穴裂骨丸を飲んだ。兄上が血を噴いて死なぬよう、早く解毒してやってくれ」と宗越に話す。

宗越は持っていた丹薬を取り出し「当面は死なぬ」と半分にして平戎に渡す。残りの半分は翊王が言うことを聞けば、いつか渡すと。すぐに平戎は丹薬を飲む。そんな中、戦北恒が来る。
「兄上が皇太子をねぎらう宴を今夜開きます。お二人ともご出席を。どうぞ」と言う戦北恒。しかし無極は「九死に一生を得て疲れています。宴はまた後日」と断り、その場を後にする。


歩きながら「七穴裂骨丸など扶揺に渡しておらぬ」と無極に言う宗越。無極は「扶揺が作った泥玉だ。平戎が信じるとはな」と話す。宗越が「扶揺のやることは誰かに似てきたな」と言う。クスッと笑った無極は「平戎にやった解毒薬は?」と聞く。宗越が「毒薬だ」と答える。無極が驚くと「安心しろ。腹を下すだけだ」と宗越が言う。


天門墟で何があったのか、なぜ皇太子が?と平戎に聞く戦北恒。「知るか」と平戎は声を荒らげる。
戦北恒は「陛下が皇太子が戻ったゆえ、あの話は…」と言う。平戎は「無極が生還したら私などもう用なしか?よく聞け…」と言いかけるが、お腹の調子がおかしくなって来る。「では摂坤鈴は?」と戦北恒が言う。「摂坤鈴だと?あれが役に立たなかったからこうなった」と怒鳴る平戎。戦北恒が「では早く返してください」と言う。しかし平戎は答える前にとうとう我慢できなくなり厠へ駆けて行ってしまう。


小七は頼まれた薬剤を宗越に渡す。葛雅の薔薇は見つからなかったが、宗越は別の人に頼んでいた。御泥坊から届けられた薔薇を見て、葛雅の薔薇は美顔膏の原料だったと思い出す小七。


扶揺が歌っている夢を見ていた戦北野が目を覚ます。体を起こそうとしたとこに、摂坤鈴を持った扶揺が来る。目覚めた戦北野を見て駆けてきた扶揺は「起きちゃだめ」と言って寝かせる。「摂坤鈴を使う前に目覚めるとは」と言う扶揺。扶揺は摂坤鈴を戦北野に返す。「摂坤鈴。なぜここに?」と戦北野が聞く。扶揺は眠っている間にいろいろあった、元気になったら話すと言う。

みんなに知らせに行こうとする扶揺を呼び止める戦北野。戦北野は「私が眠っている間に歌を歌ったか?天煞の歌だ」と尋ねる。扶揺は「驚くほど下手よ。歌うわけない」と言って部屋を出て行く。

外に出た扶揺は歩いていた小七に「戦北野が起きたわ。雅蘭珠は?」と聞く。小七は「疲れて寝てる」と答える。まさか、と思う扶揺に「連日、休まず付き添っていたから限界だったのかも」とごまかす小七。でも…と思うが「そうね。寝かせてあげましょ。起きたらきっと大喜びよ」と扶揺は言う。


扶揺が天門墟で見せられた兵の死体のことを考えていると宗越が来る。宗越は扶揺の脈を診ると、驚いた顔で扶揺を見る。平静を装いながら「解毒はできたはずだ。だが…」と言う宗越。7日間は体を冷やす物を食べるな、と。


無極のもとへ行った宗越は「7日後、扶揺の解毒は完了する。しかし奇妙なことが」と話す。「脈のことか?」と言う無極。宗越は「ああ。解毒後、脈は滞りなく巡航するはずだが、扶揺の脈は逆行し、血流に新しい血がみなぎっている。お前たち天門墟で何があった?」と聞く。「あの天門墟で何かの作用により、扶揺の封印がまた1つ解けたのかも」と無極は返す。宗越は無極が扶揺の中の相反する力を知っていたと気づく。

「封印は解けるたび脈は落ち着くが、力の威力は強大になる。これはとても危険だ」と言う宗越。無極が何も言わず、宗越は「五州から封印の術が消えて久しい。なぜ扶揺に封印が?しかも5つだぞ。扶揺はただ者ではない。お前も気づいているんだろ」と言う。ふっと笑い「賢明な宗医聖よ。どうであれ、あの娘が私の扶揺でありさえすれば十分だよ」と話す無極。


皇帝に「皇太子は無事です。天門墟をお出に」という報告が。


祈りを捧げ続けている皇后に「もう何日も食べておらぬとか。なぜだ」と尋ねる皇帝。皇后は「そのほうが陛下の意思に沿いましょう」と答える。皇帝は「そなたは天権の皇后。健やかでいることが朕の意思だ」と言う。皇后が「なぜ、そのような嘘を?すべて陛下の意のままになったのです。私の生死など、どうでもいいでしょう」と返す。皇帝は「憎いやつがまだ生きておる。意のままとはいえぬ」と言う。

皇帝が「やつを恨むか?」と聞く。やつのために名誉も恥も捨て皇后としての尊厳も失った、だがやつは自分の命のためそなたを捨てた、と。皇后は皇帝を見ると「あなたは生涯、誰も愛したことがない。誰かを信じたこともない。あの人が逃げたと思って陛下がご満悦なら、そう思えばいい。私には分かっていますから。あの人だけが私をここから救いだせると。あの人を恨むどころか、逆に安らぎです」と言う。

「ならば、そなたはなおさら生きるべきだ」と言う皇帝。皇后が「私を餌にあの人を陥れる気?そんなこと二度と許しません。以前は無極がいて、あの子の将来のためすべてに耐えた。無極はもういない。この牢の中で、あなたはもう二度と誰かや何かを盾に私に無理強いはできない」と言う。ふっと笑った皇帝は「そなたは一生、人にも物事にも誤った判断を下し続けるのだな。がっかりさせるようだが、無極は生きておる」と話す。驚く皇后。


ーつづくー


雅蘭珠がどうして戦北野のことを好きになったのかも分かって。
邛葉族の男たち、ひどすぎるヾ(・ω・`;)ノ
それに比べて優しい戦北野。

平戎がどんなに嫌な奴でも、無極の兄だものね(;´д`)ノ
扶揺も無極も見捨てることはできないか…。
七穴裂骨丸の効果で大人しくしててくれたらいいけど・・・
いつまでも騙していられないような?(ㅎωㅎ*)
引き込まれそうになっていたあの中ってどうなっていたんだろう?

それにしても、お腹を壊した平戎がおかしくておかしくて。
宗越、ナイス(๑´ω`ノノ゙✧

雅蘭珠の目がぁぁぁぁぁぁぁぁ(;д;)
今は隠しているけど、いつまでも視力を失くしたことを隠しておけないよね…。
小七が寝ていると嘘をついていたけど(;△;)
雅蘭珠が戦北野のために視力を失ったことも、いずれ皆に分かってしまうと思う。



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