中国ドラマ「記憶の森のシンデレラ〜STAY WITH ME〜」第21話 あらすじ

「総監は島流し!?」


ツァオ・チョンの愛に感動したスー・フェイと、スー・フェイの元気な姿を見て安心したツァオ・チョンは抱き合う。
試したことを詫びたウェイウェイは「チェン社長に彼を高待遇でDUに戻してもらう」と話す。「なぜ俺が君の代わりに償うことになるんだ」とウェイウェイに文句を言うイードゥ。ウェイウェイが目配せし、ツァオ・チョンは「チェン社長、感謝します。今まで以上に仕事に励み、恩返しします」とイードゥに言う。

ツァオ・チョンたちがいなくなり「私の勝ちね。ツァオ・チョンをDUに戻して」と言うウェイウェイ。しかしイードゥは「彼を戻すかどうかは俺が決める」と言うと行ってしまう。


夜。ティファニーがDUから出てくると、バイクに乗ったレオが来る。「乗って」と言うレオ。ティファニーは「また、あなた?」と返す。レオは「チェン・イードゥはマンゴーアレルギーだったぞ。ミスリードするとは許せない。覚悟しろ」と言う。だました償いをさせると。「どうやって?」とティファニーが聞き、レオは「今夜、うちに来て。広すぎて1人じゃ怖い」と言う。子守りに興味はないとティファニーは言って歩き出す。レオは急いでティファニーを追いかける。そんな2人の様子を同じ車に乗っていたカン・シンとモー・ファンが見ていた。


イードゥが約束を破ったことを怒ったウェイウェイは「火事よ。助けて、火事なの」とイードゥの家のドアを叩きながら言う。急いでイードゥがドアを開けると、すっと部屋の中へ入ってしまうウェイウェイ。そのままソファーに座ったウェイウェイは「玄関にお酒があるから、運んでちょうだい」と指図する。「夜中だぞ」とイードゥが言っても、ウェイウェイは「話ならお酒を運んでからにして」と言って聞こうとしない。

仕方なくイードゥがお酒を運んでくると、ウェイウェイはベランダにいた。イードゥがベランダのテーブルにお酒の箱を置き、ウェイウェイがその箱を開けさせる。その間にウェイウェイはベランダへ出るための窓に鍵をかけてしまう。
その頃、ウェイウェイの家の前まで来ていたシャオがドアチャイムを押していた。しかしウェイウェイは出てこない。携帯に電話をかけるが、それにもウェイウェイはでなかった。

お酒を飲みながら「想い合う2人が結ばれるって、うれしいわよね」と言うウェイウェイ。イードゥは「相手のためですって?単に愛を貫く勇気がないだけでしょ。むしろ相手を傷つけるのよ」とスー・フェイから言われた言葉を思い出す。「友達を全力で守る、以前の君に戻ったんだな」と言うイードゥ。
シャオはイードゥの家のドアチャイムも押す。しかし、やっぱり出てこない。イードゥに電話をかけると留守電になっていた。シャオはウェイウェイが自殺しているかもしれないと最悪なことを考え、オウ・イエに「すぐに鍵師を手配してくれ」と電話をかける。

2人で箱に入っていたお酒を全部飲み終えると、イードゥはお手洗いに行きたくなる。しかし鍵がかかっていて、窓が開かない。「ハメたな」と言うイードゥ。ウェイウェイは「約束を破ったからよ。ベランダの壁を越えて、うちで用を足せば?」と言う。急いでイードゥが壁を越えようとすると、先にウェイウェイが越えてしまう。
窓の前に立ったウェイウェイは「早くどけ」と言うイードゥに「ツァオ・チョンをDUに戻すと約束するならね」と条件を出す。「反対はしてない」とイードゥが返し、ウェイウェイは窓から離れる。

イードゥがお手洗いで用を足し始めると、ウェイウェイはガラスのドア越しに携帯で写真を撮る。「約束を撤回したら、DUのスタッフに送るわよ」と脅すウェイウェイ。ネットにもアップすると。

鍵師が来て、シャオは「この家だ、開けてくれ」と言う。しかし鍵師は「この家の方ですか?」と言って開けようとしない。「ここは俺の恋人の家だ」と言うシャオ。鍵師は「だったら暗証番号をご存知なのでは?」と言い返す。そんなやり取りをしている中、イードゥがウェイウェイの家から出てくる。「なぜ、ここに?」とシャオがイードゥに聞く。なぜ、この部屋から出てきた、と。イードゥは「暗証番号は“0404”だ」と言うと自分の家に入ってしまう。


ツァオ・チョンがDUに戻ってくる。「やっと、あの女と別れたの?」と言うティファニー。ツァオ・チョンは「俺は仕事と愛の両方を手に入れたんだ」と満面の笑顔で話す。


スー・フェイに花束が届く。それを見たオウ・イエは、枯れない花としてブローチをジェニーに贈る。


「お礼よ」とウェイウェイがオムライスをイードゥに差し出す。あの2人の恋を成就させたし、次はあなたの番だと。
オムライスにケチャップでハートを描くイードゥ。その時、イードゥにティファニーから「すぐにメールを見て。スタッフ全員に不審なメールが届いてる」と電話がかかってくる。イードゥがメールを見ると、そこにはイードゥがお手洗いで用を足している画像が。急いでウェイウェイは逃げ出す。

イードゥが「止まれ」と言うと、ウェイウェイは立ち止まる。近づいてくるイードゥに「これには理由があるの。ちょっとした事故なのよ」と弁解をするウェイウェイ。そんなウェイウェイを壁に追いつめ、イードゥはキスをする。「これって…さすがに急展開すぎない?準備ができてない。もう1回どう?少しは心の準備ができる」とウェイウェイが言うと「永遠に無理だろうな」とイードゥはもう一度、激しいキスをする。


パリから来たファンという女性と会うシャオとオウ・イエ。ファンは事故当日、男が会場からコソコソと出てくるのを見た、そのあとバイクに乗った男とショーの会場に火を放ったとか話してたと証言する。
ファンと別れて歩いていたシャオは、ファンが男の服装をはっきりと覚えていたことに違和感を感じる。それを聞いたオウ・イエは「ニセの目撃者を送り込んできた者こそ、黒幕なんですね」と言う。「だから彼女を監視しろ。接触者や不審な行動を見逃すな」と言うシャオ。


ヨンはたまたま会ったカン・シンに、ウェイウェイを倒す方法を考えてくれないかと話す。カン・シンは「今期の財務報告書によると、売上総利益や営業利益など主要項目において、DUとの差は大きい。社長や総監への株主からの圧力は強まるかと。ですから、その点を攻めてみてはどうでしょう」と言う。


会議で「昨夜、財務報告書に目を通したが、悲惨な状況だった。今期の売り上げは著しく落ち込んでいて、見るに堪えない。このままでDUに勝てるのか?この責任はデザインディレクターが全面的に負うべきだ」と言うヨン。ウェイウェイは「確かに今季の売り上げは芳しくない。それは以前、私が入院していたことが尾を引いてるからで、去年よりは上昇している」と言う。「そう、着実に上昇している。つまり玲瓏には彼女が必要だということだ」と言うシャオ。

ヨンはウェイウェイの功績を認めた上で「だが業績が伸び悩む今、何に重点を置くかが大切だ。今、力を入れるべきは婦人服だろう。だからリー総監にはウエディング部門ではなく、婦人服部門を託したい」と話す。シャオが反対すると「確かに総監には実力があるが、それはウエディングドレスに限ったことで、他のジャンルはどうかな?」とわざと言うヨン。ウェイウェイは「決めつけないで。提案を受け入れる。私の実力なら婦人服もウエディングドレスのように有名になるわ」と言ってしまう。会長は婦人部門の今月の売り上げ目標をウエディング部門の3割に設定し「将来的にはウェイウェイが両部門を統括し、最高のデザインディレクターになるんだ」と告げる。


会議後。婦人服部門がないと知り、ヨンにハメられたと分かるウェイウェイ。それでも「承諾したからには腹を決めるわ」とウェイウェイはシャオに言う。


ウェイウエイが婦人服部門に異動になった原因が、自分とツァオ・チョンのせいだと心を痛めるスー・フェイ。ワンは「総監のピンチだ。みんなで助けよう」と言う。

ジェニー、スー・フェイ、ワン、ジョージの4人は、ヨンのところへ行き「婦人服部門に異動させてください」と話す。許可されないなら退職すると。


婦人服部門のオフィスに、直談判して移動してきたジェニーたちが来る。皆の思いに感動するウェイウェイ。しかし財務状況が厳しいという理由で、ヨンは婦人服部門に予算を出さない。


ウェイウェイがウエディング部門を離れ、婦人服部門に移動になったと、ティファニーがイードゥに伝える。「ウエディングドレスと婦人服なんて、高級車とトラックくらいの差があるわ。今後、彼女の出る幕はないわね」と。


シャオは父に「ウェイウェイが異動したら、営業やスタッフにも影響する」と話す。父は「私にもよく分かってる。だが、婦人服部門の設立は、意義ある試みだ。苦労をかけるが彼女なら、短期間で軌道に乗せられるかも。我が社が新たな収入源を得るためだ。安心しろ、彼女はフォ家の嫁になるのだから実の娘も同然だ。私なりに育てているんだよ」と言う。ウェイウェイの理想を形にしてやりたいと思っているシャオには、金儲けの道具にしているとしか見えず「俺も異動してくれ。彼女をサポートする」と頼む。父はシャオを婦人服部門の部長に降格させ、ヨンを社長の座に就けることにする。


予算がないと材料や道具も買えず、広告も打てないため、ウェイウェイは大事なブランドのバッグを売ることに。そんなバッグを持って出てきたレオとイードゥがマンションの入り口で会う。
「理由は明かせないけど、姉さんは今、途方に暮れてる。ヒーローになるチャンスだよ」と言うレオ。イードゥが「事情は知ってる」と言うと、レオは「全部、彼女の宝物なんだ。それを売るんだから慰めてやってよ。今は最大のチャンスだ」と話す。

イードゥがウェイウェイの家のドアをノックする。ウェイウェイがドアを開けると「また業界ニュースのトップを飾るな」と言うイードゥ。そしてイードゥは「俺の勝利を祝いに来た。君の最後の闘志を潰すために、明日、休暇を取ったんだ。朝8時半から婦人服のデザインを教える」と話す。


翌日。婦人服部門に異動してくるシャオ。しかしウェイウェイは「婦人服のデザインを習うから休むわ」とボイスメッセージを送ってくる。オウ・イエは教えるのがイードゥではないかと心配し「DUに電話して確認します」と言う。それを止めたシャオは「奴にウェイウェイを奪われないように、ウェイウェイに全力で俺の愛の深さを示す」と話す。


DU。社長室に「イードゥ」と言いながらティファニーが入って来る。しかし椅子に座っていたのはレオだった。「イードゥは?」とティファニーが聞くと、レオは「姉さんにデザインを教えてる」と答える。「何しに来たの?」と言うティファニー。レオは「彼への恩返しさ。僕にたんまり投資してくれたから、体を張ってでも君という災難を排除しないとね」と言う。君を1日監視して、個人レッスンを邪魔させない、と。


ーつづくー


スー・フェイたちのおかげで、イードゥとウェイウェイも復活♪
いきなりキスしちゃうなんて、イードゥったら(*≧ω≦*)

それにしても、ウェイウェイのお手洗い作戦はすごい!!
しかも万が一のことを考えて、お手洗いに入っているところを写真で撮っちゃうなんて。
あと、お手洗いのドアがガラスなのも(≧∇≦)ﾉ彡

それから鍵師を呼んだシャオのシーンも面白かったー。
ってシャオは可哀想だったんだけど、ウェイウェイの部屋からイードゥが出てきたり、イードゥがシャオの知らない暗証番号知っていたり(*´艸｀*)

婦人服部門はどうなるのかな…。



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