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中国ドラマ「酔麗花~エターナル・ラブ~」第32話 あらすじ 

2018年06月25日 20時47分07秒 | 酔麗花(中)

中国ドラマ「酔麗花~エターナル・ラブ~」第32話 あらすじ 


卿塵(けいじん)/巫女…リウ・シーシー(劉詩詩)
元凌(げんりょう)/皇帝…ウィリアム・チャン(陳偉霆)
元湛(げんたん)…シュー・ハイチャオ(徐海喬)
元澈(げんてつ)/第十一皇子
元安(げんあん)/皇帝
元漓(げんり)/第十に皇子
朶霞(たか)/阿紫族公主


息切れをした元済から剣を奪うと「何の真似だ?罪を肩代わりしても無駄だ。三兄上が思うほど、事は簡単ではない」と言う元溟。元済は元溟を真っすぐ見ながら「本当に殺したければ手を下したはず。九弟、皆の元に戻れ。計略は見破られている。戻らねば父上から厳罰に処されるぞ」と言う。私が罪をかぶろう、と。
元溟は「三兄上は無関係だ。ついてくるな」と1人で駆け出す。しかし、すぐに傷を負っているため倒れてしまう。


元溟が意識を取り戻した時、元済が葉の器に入れた水を持って戻ってくる。その水を飲ませ「片方しか生き残れないなら、お前はどうする?」と元済が聞く。「すべて計画のうえか?」と言う元溟。元済は「母上は身分が低く、私は父上から疎まれて育った。いつも他人の顔色をうかがってばかり」と話す。そして元安から「皇子のくせに、そちは陰気すぎる。ふがいない」と言われた後、政論のことで皇太子や元溟と違う意見を言い、殿外で跪かされたことを思い返す元済。

元溟は「今回、父上は私の手を借り、巫族を滅ぼそうとしているのだ。だから捕われようと、守ってもらえる」と言う。元済はふっと笑うと「皇家で育ったくせに、なぜ分からぬ?捕われたら尋問を受ける。黒幕が自分であることを、父上が認めるとでも?しかも、お前は大兄上と四弟を殺そうとした。それを知られたら、ただでは済まぬぞ」と言う。父上の心は明らかだ、暗巫を率いるお前に巫族の殲滅を頼んだとはいえ、父上には巫族も暗巫も脅威でしかない、2頭の虎が争えば結果はどうなる?今、手を引かなければ結果は明白だ、お前は必ず死ぬ、と。

元溟が「父上が私を殺すつもりだと?」と聞く。「こうなっては、誰か別の者が罪を負うしかない。お前は生きろ」と言う元済。元溟は「死罪に処されると分かっているのか?」と言う。元済は「別に死んだところで構わぬ」と返し、再び跪かされた時のことを思い返す。
やがて雨が降り始め、夜になっても跪かされていた元済は倒れてしまう。意識が朦朧とする中、腰に香り袋をつけた宮女が近づいて来るのを見た元済。元済はそのまま意識を失い、気づいた時には雨が顔にかからないよう傘が置かれていた。

「久がいなければ、私は生きていなかった」と元済が言う。元溟が「謀反の罪で死ねば、皇陵にも入れぬぞ」と言うと、元済は「母上も入っていない、構うものか」と返す。そして「私が死んだら、私のために焼香してくれるか?」と聞く元済。元済は母が死んだ数日後、元安が焼香にきたのは元溟の手引きだったと感づいていた。
「父上は昔からお前を寵愛していた」と元済は言う。悲しそうに笑いながら「寵愛といっても、可愛がられるだけの存在だ。軍事は四兄上、政事は大兄上が掌握している。2人がいる限り、私が日の目を見ることはない」と言う元溟。元済はそれでも私にとってお前は特別な存在だと言う。

元溟は「それが何になる?私は繊舞を守れず、三兄上も助けられそうにない」と言い返す。「責任を負いすぎるな。繊舞はお前を恨むはずはない。私もだ」と言う元済。お前は十分力を尽くした、そもそも、お前に責任はないと。それでも元溟は力が足りなかったと自分を責める。
元溟は元済に剣を向け「これは三兄上が歩むべき道ではない。まだ間に合う、逃げてくれ」と言う。しかし元済が一歩一歩自分に近づき、耐えられなくなった元溟は逃げ出す。


元溟と元済は滝まで駆けてくる。逃げ場がなくなったところに、元凌たちが来る。元済は元溟から剣を再び奪い、元溟に「私の分まで生きろ」と言うと自害してしまう。駆け寄って元済を抱き起こした元溟は、泣きながら「お前たちが三兄上を死に追いやった」と元凌たちに言う。

“元溟は止められたけど、元済が死んでしまうなんて”と思った卿塵は、苦しくなり、その場から離れる。
「家に帰ろう」と元済を抱きかかえ、元溟は元凌たちの横を歩いていく。


苦しそうな卿塵の体から、生命の花が出てくる。そして花びらが1枚落ちると、卿塵の体の中に戻っていく。そこに元漓が。「生命の花の花びらは12枚。重要な人物が死ぬたび、1枚落ちる。残りは8枚だ。つまり、お前には、あと8カ月しか残されていない。しかも今後、体は次第に透き通り始める。九転霊石を取り戻せなければ、お前は永遠に消滅するぞ。死んだ後は存在すら忘れられるだろう」と言う元漓。

卿塵は「残れた時を用いて、元凌を即位させるわ」と返す。元漓は「私が陣を破ったから犠牲を最小限に留められた。一刻も早く霊石を見つけ出せ。過去を正そうとするな。各人の運命を変えることはできない」と言う。「元安は無能だわ。梁国に対抗するよりも、帝位を守ろうと必死で民を顧みない。元凌のためでなくとも魏国を奪うわ。巫族には明君が必要だもの」と話す卿塵。卿塵は「あなたも邪魔せず協力したらどう?さもないと霊石を道ずれにするわ。霊石が消滅したら九転玲瓏陣はおろか、あなたも消滅するわ」と言う。その時、卿塵を捜す元凌の声が聞こえてくる。協力することを決めた元漓は、卿塵を霊力で癒すと去っていく。

卿塵の元へ来た元凌は「心配したぞ」と言う。「暗巫の気配を感じて捜索に」と答える卿塵。「今後は他人より、自分の身を守ってくれ」と言った元凌は、卿塵の前に背を向けてしゃがむ。そして「乗れ」と言う元凌。卿塵は自分で歩けると言うが「いいから」と元凌に言われ、背負ってもらうことに。
歩きながら元凌が「金鳳石を持った際、いくつか情景が見えた。私と君が出てきたが、経験した記憶がない。私たちは平興郡で会う前に知り合っていたのか?」と聞く。“なぜ前の時空の記憶があるの?”と思った卿塵は「疲れていて幻覚を見たのでしょう。平興郡が初対面だったわ」と言う。

「各霊石には異なる力がある。すべて集めたら何ができる?」と言う元凌。卿塵は「九転玲瓏陣を開くことができるわ。その陣は時空をゆがめ、不幸な出来事を帳消しにするそうよ」と話す。
雪が降り始め「今年の初雪ね。師匠に聞いたわ、初雪が降ると、すべての嘘は許されるとか」と言う卿塵。元凌は「どうした?私に嘘をついているのか?」と言う。「そうだとしても、許してくれるのでしょう?」と卿塵が言うと「ああ、許すだろうな」と元凌が答える。

元凌は「知ってるか?伝説によれば初雪が降った日、情人たちはもっと幸せになれるとか」と話す。君の師匠の言葉より、説得力がある伝説だと。「この瞬間が永遠に続けばいいのに。これからも、毎年、この時期にはあなたといたいわ」と言う卿塵。


元溟は巫族の殲滅に失敗したことを元安に報告する。「自信満々だったが、結局は無惨な敗北か。思ったとおりだ」と言う元安。元溟は「はなから私には期待していなかったご様子。単に失望させただけですね」と言う。
元安は「いつまで朕を欺き続ける?」と聞く。巫族を除いて霊力を使える者はいない、そちは巫族を密かに助けているのだろう、と。「お忘れですか?巫族だけでなく、暗巫も霊力を使えます」と言う元溟。元安が「暗巫は皇后を殺した」と怒鳴ると、元溟は「その力を使えば、巫族に勝てます。母上を殺したのは暗巫というより定水です。定水の死で復讐が果たされた今、暗巫を追及すべきではありません」と言う。

元安は暗巫を信用できない。しかし元溟は「暗巫と巫族を互いに戦わせれば、一兵卒も失わず、巫族を滅ぼせるでしょう。父上の宿願は皇族と並び立つ巫族を魏国から除くことでは?」と言う。「朕は陣で巫族を滅ぼせと命じた。そちは他に何をしようとした?」と聞く。元溟は「すべてご存じなのに、私から話す必要が?」と返す。「兄弟を殺せと、いつ朕が命じた?」と言う元安。元溟は「では私を処罰なさっては?天下に告げるのです、“朕は巫族を滅ぼすため、皇子を用い…”」と言い始める。元安が「黙れ」と言っても、元溟は「まだ話の途中です。三兄上は私の罪を肩代わりしたうえ、父上のため真相を隠しました」と続ける。

元安は「身代わりになった済に、生涯、負い目を感じろ」と言う。「それゆえ、三兄上に香を上げてください。父親として、見送るべきでは?」と言う元溟。元安は「済は兄弟を殺めようとした。許されぬ大罪だ」と言うと、元溟のあごをつかみ「失せろ」と告げる。笑みを浮かべながら歩き出した元溟は、立ち止まると「私は、どの皇子よりも父上に似ています。狡猾という点で」と言って出て行く。


“三兄上は孤独を恐れていた。だから私がそばにいる。安心してくれ。これからも絶対に香を絶やさない”と元済の位牌の前で思う元溟。
元溟は「父上が繊舞を娶ってもよいと」と元済に話したときのことを思い返す。私の他にも元溟に世話役ができると喜んだ元済。初めての出仕日だった元溟に、元済は朝廷の規則も教えてくれた。そして繊舞が亡くなり、自暴自棄になった元溟を慰めてくれたのも元済だった。
元溟は泣きながら「来世でも兄弟になろう」と言う。


「陣内では、よく皆を守ってくれた」と元湛に言う元凌。元湛は「三兄上と九弟が怪しいと踏んでいたから、自分と共に行動させたのだろう」と言う。元凌は「三兄上の自害をどう考える?」と聞く。元湛は「重要なのは父上がどう考えるかだ。真相を知りたければ捜査を行うはずだが、父上の態度を見るに事態の拡大を望まず、隠すつもりだろう。三兄上の死により、真の黒幕は永遠に守られる」と答える。元凌は「三兄上に着せられた謀反の汚名はそそげぬと?」と尋ねる。「三兄上は死後、王にも封じられていない。真相を調べるには父上の心を探る必要がありそうだ」と言う元湛。


朶霞に薬を渡した木頦沙は、まだ魏国を信じるのか聞く。奴らは怪しすぎる、妃選びの演習が殺りくの場に、皇子が死んだうえ公主も傷を負いました、と。「やけに冗長ね」と朶霞が言うと、木頦沙は朶霞の手を握る。朶霞は木頦沙の手を離し「もう大丈夫よ。あなたも休みなさい」と言う。木頦沙は「魏国との婚姻を諦めてください。私が命懸けで阿紫族を守ると誓います」と頼む。しかし朶霞は「妃選びの結果が出る前に、そんな話をしないで」と言い、木頦沙は部屋を出て行く。
「まさか彼は…。私の考えすぎよね」とつぶやく朶霞。


元凌は君が持っているべきだと金鳳石を卿塵に渡す。金鳳石は巫女の神聖な宝だ、それに君は正体を偽ってきた、この機会に父上と取引しては?もしくは万一の時に使え、と。
「霊石を使えば九転玲瓏陣を開けられるとか。誰にできる?」と元凌が尋ねる。卿塵は「聖巫女だけよ」と答える。

元凌が元済の死をどう考えるか聞く。「身代わりに死んだだけね。黒幕はあの者よ。でも長老からの便りによれば暗巫は逃げたとか。十分な証拠がない以上、黒幕の名を公にできない」と答える卿塵。元凌は「長期的な策を練ろう」と言う。


元安に「私が金鳳石を見つけました」と話す卿塵。元安から望みを聞かれた卿塵は「後日、改めて請願させてください」と頼む。
朶霞は「演習が終わりました。婚姻の件を進めていただけますか?」と元安に言う。しかし「三兄上の死後、すぐに婚姻の話を持ち出すとは」と元溟が言い、初七日が過ぎてから答えを与えると言う元安。
元凌は「親子の情を顧み、三兄上を王に封じてください」と元安に話す。他の皇子たちもそろって頼み、元安は皆の願いをかなえることにする。


皆で外に出ると「三兄上のため、請願してくれたことを皆に感謝する」と言う元溟。元凌は「感謝はいらぬ。三兄上は兄弟だ。突然の死に皆が心を痛めている」と言う。元溟は「嘘をつくな。兄弟と思うなら、なぜ死なせた?父上に請願したのは、心の平安を得るためだう」と言い返す。「九弟よ、あまりな言い草ではないか」と言う元湛。元溟は「なるほど、動揺しているようだな。これから命ある限り、全員の顔を忘れぬ。お前たちが三兄上を殺したのだ」と言うと行ってしまう。


牧原堂。冥魘は「漓王殿下は一体、何者なの?なぜ霊力を?彼いわく、あなたとの秘密だそうよ」と卿塵に聞く。卿塵は「知らないわよ。巫族以外が霊力を持つなんて奇妙ね」とごまかす。冥魘は「意味が分からないわ。莫長老より霊力が強いのよ」と不思議がる。卿塵は「漓王と親しいようね。抱き込めば、宮中に協力な味方ができるわよ」と言う。「わざわざ抱き込まなくても、つきまとわれている」と冥魘が焦り「どんな風に?」と言う卿塵。そこに巫女が来る。
巫女は衣食住など、詳細が記された元溟に関する情報を卿塵に渡して出て行く。

陰険な元溟を、これからどうするか尋ねる冥魘。卿塵が「溟王は皇太子と凌王を殺そうとしたわ」と返すと「元安も気づいたはずよね」と冥魘が言う。「だから溟王は次の手を急ぐ。それに今も暗巫の残党と接触があり、私たちの脅威だわ」と言う卿塵。冥魘が「でも誰が元溟に近づけると?」と言う。卿塵は「繊舞よ」と答える。


深手を負った桃殀は「元安は巫族を殲滅しようとしていた。彼の天下が続く限り、巫族も民も、決して安寧を得られないわ」と卿塵に話す。卿塵は「朝政は衛家、鳳家、殷家に牛耳られてきました。権門の重用により朝政は腐敗し切っています。このままでは魏国は滅びるでしょう」と言う。間に合ううちに元安に代わる明君を擁立すべきだと。「今後の手立ては?」と聞く桃殀。卿塵は「朝廷にはびこる暗巫の勢力こそ、凌王の最大の障壁です。なれど帝位簒奪を成功させる策を考えつきました」と言う。


ーつづくー


生命の花の花びら1枚が1ヶ月分の命ということ!?(✽ ゚д゚ ✽)
卿塵には8カ月しか残っていないってことだけど、早まったりもするのかな?
「重要な人物が死ぬたび」というのが怖い(∩˃o˂∩)

元済が(;△;)
優しくていい人だったのに。
最後まで元溟をかばってくれたのに、元溟は改心していないのね。
しかも、元済が亡くなったことを他の兄弟のせいにしてる(*´Д`*)

元安も元溟が兄弟を殺そうとしたことを分かっているし(o´д`o)=3
元溟に対しても、元済に対してもひどすぎる。

そして卿塵の考えた策って何だろう?



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2 コメント

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また一枚 (time)
2018-06-26 00:04:21
落ちましたね、元済の花びらが。
姐姐も書かれているように、本当にいい人でした。
それも恨まないと言って去りました。。。
家族らしい人でしたよね、、、
元溟はまだ、別ドラマの常茹よりかは矯正が可能なのでしょうか。

卿塵が透けていくのが本当に心配です。
何回か前も、扉が占められなかったことがありましたし。

皇帝(元安)の次の動きは? 卿塵が考える簒奪方法は?
またまた気になりますね。
元済が! (くるみ)
2018-07-05 16:14:52
元済がこんなことになるなんて、思ってもみなかった展開です。
久が元溟だなんて、まだ信じられない気分・・(;'∀')
しかも元溟は元済の死を他の兄弟たちのせいにしてるし!( `ー´)ノ

生命の花の花びらがどんどん落ちていくのが気になりますね。
これからどんどん切ない展開になりそうで心配です。

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