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中国ドラマ「酔麗花~エターナル・ラブ~」第53話 あらすじ 

2018年07月24日 18時02分07秒 | 酔麗花(中)

卿塵(けいじん)/巫女…リウ・シーシー(劉詩詩)
元凌(げんりょう)/皇帝…ウィリアム・チャン(陳偉霆)
元湛(げんたん)…シュー・ハイチャオ(徐海喬)
元澈(げんてつ)/第十一皇子
元安(げんあん)/皇帝
元漓(げんり)/第十に皇子
朶霞(たか)/阿紫族公主


洮陽は夜になっても木頦沙たちの攻撃が止まらない。
一方、廃墟は、簫続の死で総崩れとなり、梁軍の兵も散る。洮陽が心配な元凌は、明朝、洮陽城へ向かうことにする。

戦場が想像以上に厳しい場だと分かった元灝は「お前には苦労をかけていたのだな」と元凌に話す。そして「私は自然の中で、晴耕雨読の暮らしがしたかった」と言う元灝。元凌は「朝廷の争いから離れるため、補給部隊の任務に?」と聞く。元灝は「もし洮陽城を取り戻せたら、私の願いをかなえてくれるか?」と尋ねる。もう決めたのだと。元凌はうなずく。


卿塵は戦況が厳しいことを悟り「洮陽城は守りきれないわ。木頦沙は阿紫族だから、民を虐殺しないはず。私たちは洮陽城を出て元凌と合流し、策を立て直しましょう」と元澈に言う。「洮陽城を見捨てろと言うのか?」と言う元澈。卿塵は「“勝算なきは戦わず。逃げるは敗北にあらず”。兵法には詳しいでしょう?玄甲軍を守れば、後日、反撃もできるわ」と話す。
元澈は外の様子を見て決断することに。


明朝。元凌と元灝の前に元溟が現れる。元溟が生きていたことに驚いた元灝は、同時に鸞飛のことで怒りが込み上げてくる。しかし元溟は「鸞飛は“佳人薄命”という古の言葉どおり、私に関係なく自滅したのだ」と言う。「鸞飛のことで言い逃れできても、卿塵と巫族を害したことは?」と言う元凌。元溟は「もう知っているなら単刀直入に言う。兄上は巫族と結託し、謀反を企てた。皇族の膿を除くため、私が兄上の命を奪う」と言う。元凌は「お前こそ暗巫と結託し、悪事の限りを尽くした。父上にとって膿はお前だ」と言い返す。

「この期に及んでも、まだ悔い改めぬのか?」と言う元灝。元溟は「繊舞の死の真相を追究する者はいたか?」と言う。そして元凌を指差しながら「母上はお前の母親に殺された。今日こそ繊舞と母上の敵を取る」と言う元溟。母君の所業をどこまで知っている?離境天を壊滅させたのだぞ、つまりお前とあの聖巫女は不倶戴天の仇敵なのだ、私には魏国の皇子の資格があるが四兄上は?先帝の遺児である罪深き子だ、と。

元凌は秦展と張束に「灝王を連れて逃げろ」と命じる。しかし元溟は「誰一人、逃がさん」と言い、戦いが始まる。

毒人形を相手にし、重傷を負う元灝。そんな中、助けにきた莫不平が毒人形と武娉婷を倒す。
禁術を使う元溟と戦っていた元凌は刺されてしまうが、反撃し、元溟は亡くなる。
その頃、卿塵の体から出た生命の花から、花びらが1枚落ちていた。


洮陽。城門が破られ、木頦沙たちに攻め込まれてしまう。木頦沙に追いつめられてしまう元澈。卿塵は元澈を助けようとするが、逆に元澈が卿塵をかばい刺されてしまう。それでも元澈は必死に卿塵を逃がそうとする。そんな元澈が殺されそうになった時、冥魘が巫女と現れ2人を連れ去っていく。


洮陽に戻ってきた朶霞は、木頦沙が洮陽城を占領し、卿塵と元澈が行方不明だと知る。梁軍と戦っている元凌を心配させたくない朶霞は、一人で木頦沙に会いにいく。


「梁国と組まないはずでは?」と木頦沙を責める朶霞。約束を翻し、洮陽城を攻めたと。しかし木頦沙は「兵を退き、元灝を見逃すと約束したが、洮陽城を攻めぬとは言っていない」と言う。朶霞は「私に服従を迫るの?」と聞く。木頦沙は朶霞の前まで歩いてくると「服従など望みません。洮陽城は私からの結納の品として贈ります。不足ですか?」と答える。

「私以上に、あなたを愛する者がいると?あなたへの想いは、誰にも負けない」と言う木頦沙。朶霞は「分かったわ。結納の品を受け取るわ」と言う。そのために、捕虜を厚遇し、今は洮陽城から撤退すること、婚姻の際に阿紫族の婿として正々堂々と入場して、と条件を出す朶霞。少し考えてから「いいでしょう。条件を飲みます」と木頦沙は言う。
娶れるのはいつか聞く木頦沙に、朶霞は「3日後よ」と返す。


元灝の傷は深く、回復には時間がかかると元凌に話す莫不平。元凌は“先帝は元安に殺され、今、大兄上も傷を負い、皇帝の一族は兄弟で殺し合う運命なのか?”と思う。

莫不平は「確かめたところ、殿下の母君・蓮妃様の真の姿は、暗巫の長老・定水です。定水の目的は卿塵を利用し、九転霊石を集めること。黒曜石の行方を知るのは、恐らく彼女だけです」と話す。「先帝のために復讐し、卿塵のように違う結末を望んだのだ」と言う元凌。莫不平は「しかし暗巫の禁術で多くの犠牲を出しました。卿塵が元の時空に戻れぬ場合、定水に殺されるでしょう。阻止できるのは殿下だけです」と言う。元凌は「心配いらぬ。命に代えてでも、母上を止める」と返す。そこに元湛が来る。

「大兄上を連れ戻すよう命を受けた」と言う元湛。元湛は意識のない元灝を見て驚き「なぜ、このような?まさか、また九弟が?」と聞く。「やつは死んだ。大兄上は、この機に朝政を離れ、自由に生きるつもりだった。まさか、こんなことになるとは」と話す元凌。元湛は「もし大兄上が目覚めたら、私が願いをかなえる」と言う。
“軍を引き継げ”と元安から言われていた元湛だったが、今は状況を鎮圧させることが先だと考える。そんな中、洮陽城が奪われ、卿塵と重傷の元澈の消息が不明だという知らせが届く。さらに朶霞が元凌と離縁し、木頦沙に嫁ぐと。
元凌はここを元湛にまかせ、洮陽城へ戻ることにする。


「霊力で隠したから、ここならしばらく安全よ」と卿塵に言う冥魘。うなずいた卿塵は、隠れ家の寝台に寝かされている元澈を、霊力で癒そうとする。しかし戦いで消耗している卿塵が危険なため、冥魘は止める。


辺境から、木頦沙の阿紫族軍に洮陽城を占領されたこと、朶霞が凌王と離縁し木頦沙に嫁ぐという報告が元安に届く。それだけではなく、元澈が深手を負い消息がつかめないことや、元灝と突然現れた元溟が亡くなったことも伝えられる。吐血してしまう元安。

侍医に診てもらったあと、元安は「朕の天下がそんなに嫌だったか。死ぬ覚悟で朕から離れたのだな。なぜ逃げ道を残さぬ。朕に逃げ道を与えぬ?灝よ、朕の苦しみを分かる者は他におらぬ。朕の命を奪うつもりなのか」とつぶやく。そして灝、済、汐、溟を思いながら「皆、残酷すぎるぞ。1人、また1人と朕の元を去っていく」と涙を流す。


元灝の墓前で、元凌は酒を捧げる。


ーつづくー


元溟もとうとう亡くなって…。
いろいろ悪いことばかりしてきたけど…元溟は生きていることがつらかったのかも。
できたら元済や鳳鸞飛のためにも悔い改めてもらいたかったけど(;´д`)ノ

元澈が心配。
卿塵は巫族を背負っているとはいえ、自分のために重傷を負ったんだものね。
助けたいという気持ちはよく分かる。
卿塵を守ろうとした元澈はかっこ良かった!!(;△;)
そういえば殷采倩はどうしたんだろう?

残りも数話になってきたからか、展開が早いヾ(・ω・`;)ノ




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2 コメント

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展開が速いですね (Berry)
2018-07-27 11:09:56
コメントが遅くなりました。戦いが進んで行く中で、皇子たちがそれぞれの思いで行動していますね。展開がはやいですね〜
元溟は、繊舞 の復讐のためなら兄弟も殺そうとする気持ちがわからないです、、でも決着がついてしまいましたね。
元澈も卿塵に期待していたようなので、実は無策なのって言われても、(私はあれ?って少し残念でした)、卿塵を守ってくれましたね。いい弟です。自分の恋人でもなかなか身体を張って守るなんてねー。月華石を使った救いたいのもわかります。
Unknown (くるみ)
2018-07-27 15:50:44
うささん、確かに元溟は生きていることが辛そうでしたよね。
最後は寂しい死に方だと思いました。。。

木頦沙はもう・・顔を見るのもイヤになってきました( ̄▽ ̄;)
結納の品だとか、あなたへの想いは誰にも負けないとか、朶霞も内心呆れているのでは?なんて(;'∀')

元澈は本当に心配ですね。Berryさん、恋人ですら体を張って守るのは・・そうですよね。
卿塵より元澈のほうがずっと年下のように見えるのもあって(年齢設定分からないけど)、すごいな、と思いました。
殷采倩はどうしているのでしょうね?早く元澈のもとに来てあげて欲しいですね。

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