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中国時代劇「傾城の雪」第48話 あらすじ

2014年12月12日 13時18分37秒 | 傾城の雪(中)

徐恨が自首をしたことを知り、苗玉鳳は苗青と一緒に牢へ会いに行く。膝をかかえて座っている徐恨に「なぜ犯してもいない罪を認めたりしたの?」と聞く苗玉鳳。しかし徐恨は何も答えない。苗玉鳳が「今夜、牢を襲ってあなたを逃がすわ」と言うと、徐恨は例え逃がされても、また自首するたけ、脱獄の罪が増えるぞと言う。嘉沅しか頭になく、私の苦労など顧みない、本当にひどい人だと苗玉鳳は責める。あなたが死んだら私はどうなるの?と。徐恨は苦しめたことを謝ると、この借りは来世で返すと話す。しかし苗玉鳳は「今、生きてほしいの」と言う。

運命だと諦めてくれ、君は俺がいなくても大丈夫、愛する男に出会えば俺を忘れるだろう、と言う徐恨。苗玉鳳は「あなたを忘れられるわけがない」と言い返す。そして寧王に、あの日、あなたは私といたと証言してくると言う苗玉鳳。それを「もし言えば自害して君を呪うぞ」と徐恨は止める。泣きながら「あなたが憎い」と叫び、苗玉鳳は牢から出て行ってしまう。


嘉沅は釈放されることになる。喜んだ嘉沅は天羽に「どうやって寧王を説き伏せたの?」と聞く。天羽は言いにくそうに「私の力ではない」と答える。

屋敷に帰り話を聞いた嘉沅は、徐恨が犯人だとは信じられず、何か事情があると考える。「幸福の話を聞いたところ、怪しいのは杭家の母子だ」と嘉沅に話す天羽。


苗玉鳳は徐恨を救出することも、寧王を脅すことも苗青に止められる。「私はどうすれば?」と言う苗玉鳳に、苗青は「あなたはここにいても仕方ない。先に雲南に帰りなさい」と言う。しかし「一緒に来たの。一緒に帰るわ」と言う苗玉鳳。彼が死刑になっても妻として彼の最期を見届けると。


寧王も本気で徐恨が犯人だとは思っていなかった。真犯人を油断させ、馬脚を現させるために嘉沅を釈放し、徐恨を捕らえたと尹剣飛に話す寧王。尹剣飛が事件の解決は近いと?と聞くと、寧王は「私の腹の内はお前には分かるまい。だが、お前の思いはすべてお見通しだぞ」と言う。嘉沅が無実となれば江繍女(学敏)はお前を見直すはず、しかし事件が片づいたら我々は都へ戻る、次はいつ会えるかまったく分からない、だからお前は悩んでいると。

「共にさすらい、愁える者同士だ」と肩を叩かれた尹剣飛は「まさか本気で明娟殿のことを?」と寧王に聞く。顔色を変える寧王。尹剣飛が彼女は妓楼の女、身分が違いすぎると話すと「だが、どうしても思いを断ち切れない」と寧王は言う。


今日は心寧の誕生日だった。毎年、誕生日の日は天羽がお祝いの料理を作っている。使用人から今日も朝から天羽が厨房で準備をしていると聞き、心寧は嬉しくなる。しかし天羽が作っていたのは心寧のためのご馳走ではなく、獄中ですっかり痩せてしまった嘉沅のためのものだった。複雑な気持ちになる心寧。


二度と他の女を信じては駄目、感謝されるどころか傷つけられるだけだとつらい気持ちになった心寧は、燕婷の夢を見る。ハッとして目覚めた心寧は「あの女の亡霊が、また現れた」と動揺すしながらつぶやく。


杭家を追い出された白玉琴は、街で包子を3つ買おうとするがお金がない。そこで息子に逢い引きを見られ追い出されたと騒がれてしまう。慌てて逃げる白玉琴。

白玉琴は、偶然「景風は酒に溺れ"佩芸は母が殺した"と言っているそうよ」と苗青が苗玉鳳に話しているのを耳にする。「妹はあの女に殺されたの?」と言う苗玉鳳。隠れて聞いていた白玉琴は見つかり、また逃げる。


白玉琴は寺へ行く。菩薩様に不義は働いていない、お慈悲をと白玉琴がお願いしていると人が来る気配が。白玉琴は急いで隠れる。
入ってきたのは心寧だった。「この数年、懺悔を続け、燕婷の供養をしました。彼女を殺すつもりなどありませんでした」と菩薩様に手を合わせる心寧。それを聞いて驚いた白玉琴が、心寧に見つかってしまう。


潔白を信じているし同情もしていると心寧に優しい言葉をかけられ、涙を流す白玉琴。白玉琴は菩薩様に話したことを聞いたか心寧から聞かれ「あなたも潔白だとしか思えない」と返す。心寧は涙を流しながら、5年前、湖南にいた時のことを話しだす。ある日、王燕婷という妓女が天羽の子を孕んだと訪ねてきた。天羽も酒席の後の過ちだと認め、天羽が商談で湖南を離れていた時、天羽の子を残してやりたいと彼女を家に入れた。ところが彼女は子供を盾に尊大に。予想以上に彼女は強欲で、出て行った数日後に金をたかりに来た。500両を渡そうとしたが、1000両寄越さないと堕胎すると燕婷は言う。そして出て行きそうになった燕婷を引き止めようとした時、はずみで燕婷を押してしまい、怒った燕艇が花瓶を手に持ち襲ってきた。その花瓶は床に落ちて割れたが、さらに首を絞められ、突き飛ばすと燕婷は割れた花瓶の上に倒れて動かなくなったと。

話を聞いた白玉琴は「その女は自業自得よ」と泣いている心寧を慰める。心寧は一文無しでは困るはずだと金の入った銭入れを白玉琴に渡す。さらに、たびたび会いに来ますから、この寺にいるようにと白玉琴に言う。


嘉沅のために徐恨の証拠捜しに忙しい天羽。長寿麺を天羽に持ってきた心寧は「この麺は2人で食べたいの」と怒ったように言う。麺と心寧の態度で、今日が心寧の誕生日だったと天羽は思い出す。天羽は謝るが「間男のために奔走する必要が?」と心寧は言う。「何が間男だ。そんな言い方するな。もう終わった仲だ」と天羽が言うと、徐恨は嘉沅のために犠牲になった、釈放されたら2人は復縁するんじゃない?と言い返す心寧。それでも徐恨は嘉沅の恩人だから救いたいと天羽は言う。


翌朝。繍荘再建のために天羽は早朝から出かけていた。嘉沅と2人きりになった心寧は、繍荘の仕事がずっと滞っている、なのに天羽はあなたのことばかり、方家がどれだけの損失を受けたと?と話す。嘉沅が謝ると、天羽があなたを助けるのは当然のこと、でもなぜ徐恨のことで煩わせるの?徐恨のために奔走する天羽の気持ちは?とさらに言う心寧。心寧は「あなたは徐恨に未練があるの?そうでないなら諦めて」と言う。嘉沅は「確かに天羽に頼むべきではありませんでした。でも徐恨を見殺しにはできません。人の命は大切なものです」と言うと席を立つ。その時、心寧は急に吐き気がする。


嘉沅は敬亭のことを聞くため、景風を呼び出す。しかし待ち合わせの場所に来たのは景風ではなく景珍だった。「杭家の母子が何か隠してると幸福に聞いた。真相を知ってるのね?」と聞く嘉沅。景珍は自分と母だけが真相を知っていると認め、でも不義で家を追われた母など誰も信じない、つまり徐恨を救えるのは私だけ、と言う。嘉沅が「私に何をさせたいの?」と聞くと「土下座して私に謝って」と言う景珍。謝ってもどうせ景珍は許さないと思い、嘉沅は「悪事は必ず報いを受ける」と忠告する。そこに天羽が来る。

「嘉沅に何をした?」と景珍に言う天羽。「昔の男を助けてくれと私に頼んできたわ。夫に黙ってね」と景珍は返す。「口出しするな。我々のことに君は無関係だ」と言い、天羽は嘉沅と一緒に行ってしまう。


屋敷に戻った嘉沅は、天羽に話があると言う。しかし嘉沅が話す前に、心寧が身ごもったと言う知らせが来てしまう。天羽は心寧の元へ急いで行き、嘉沅は結局話すことができない。

心寧が身ごもり、天羽はやっと子供の父親になれると喜ぶ。そして最近、顧みなかったことを心寧に詫びる。その時、慌てた様子の使用人が来る。「第二夫人が家出を」と言い、天羽に置き手紙を渡す使用人。手紙には"これまで本当にありがとう。ずっとそばで仕えたいと思ってた。でも、やっぱり彼を見捨てられない。あなたと奥様を傷つけてしまった。ごめんなさい。私のようなお騒がせ者はいないほうがいい。気持ちに応えられず、ごめんなさい"と書かれていた。


点羽の屋敷を出た嘉沅は、蘇州府衙へと向かう。


ーつづくー


まさか心寧にあんな過去があったなんて…。
それを白玉琴に知られちゃったけど大丈夫?
白玉琴ってそんなに信用できる人じゃないような?(@_@;)

白玉琴もすっかり落ちぶれてしまって…。
いい暮らしをしていた人だから、よけいつらいと思う。
でも景珍は母親が心配じゃないの?

尹剣飛は学敏を娶る事はできないのかな?
寧王と明娟は身分が…でも寧王は明娟が好きだけど明娟はどうなんだろう?
明娟も好きなら、今まで苦労して来た分、幸せになってほしい。



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1 コメント

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こんばんは~ (Apple)
2014-12-12 23:56:15
心寧にそんな過去があったんですね~
でも燕婷が悪いよね!!正当防衛だよね!!
白玉琴に知られて、あまり良く無いような…

景風も景珍も全然心配では無いのかな?
嘉沅達は、江福を疑ってもいないのにね~

尹剣飛は学敏は結婚出来ないの?して欲しいよ~~~
寧王と明娟も結婚して欲しいです。
心寧も天羽と子供とで仲良くして欲しいです。

そうなれば、除恨と嘉沅もうまく行くのかな?

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