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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第18話 あらすじ

2019年09月23日 17時44分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
宗越(そうえつ)…ライ・イー  医聖
江楓(こうふう)… ガオ・ハンユー
雅蘭珠(がらんじゅ)…チャン・ヤーチン 邛葉族
戦北野(せんほくや)…ガオ・ウェイグァン 天煞国・烈王
小七(しょうしち)…ジャン・ロン



「入宮の決意」

無事に見つかった扶揺に「ゆっくり休め」と言う斉震。数日後には幽掖庭での検査があるからな、と。


茶を差し出す雲痕に斉震は叩いた頬が痛いか聞く。雲痕が首を横に振り「昨夜の火事は怪しい。刺客もただ者ではない。堂々と国公府に侵入し、仕掛けや罠を避けた。簡単には捕らえられぬ相手だ。お前は私の元で育ち下の者にとってはもう若主人だ。お前1人を罰するのは10人を罰するより効く。下の者らの捜索はいい加減だったが、事の重大さを知り必死で捜すだろう。お前への叱責は皆への警告だ」と話す斉震。

「命に関わる大事ゆえ、おざなりにはできぬ。私も50歳が近いが死ぬのは怖い」という斉震の手に触れ、雲痕は思いやる。そんな斉震が吐血する。


毒矢で射られた宗越が自ら治療をしていると、斉震に呼ばれる。


斉震のけがは重かった。治癒には10日から半月かかるが、私は即効薬の処方を知っている、5日で治る、と話す宗越。雲痕が頼むと、宗越は「ただ、この薬の配合は私が自分でする」と言う。「必要な薬材があれば言ってくれ」と言う斉震。


宗越が準備をしていると宗越が来る。「なぜここに?国公に付き添うべきでは?」と言う宗越。雲痕は「お手伝いすることがないかと」と言う。宗越が「毒でも盛らぬか心配で?」と尋ねる。雲痕は「早朝から申し訳なく手伝いに来たまで。薬草を切りましょうか?」と返す。「頼む」と宗越が言い、雲痕は薬草を切り始める。

雲痕の手首にある傷を見て、幼い頃のことを宗越は思い出す。剣舞をしていた宗越。それを見ていた弟がふいに近づき、宗越は剣で傷つけてしまった。
名前を呼ばれ我に返った宗越は「手首の傷痕を見ていた。かなり古い傷だな」と言う。「幼くて覚えていません」と言う雲痕。宗越が傷痕を消す良薬があると言うが、雲痕は「武術をする身に、こんな傷は何でもない」と断る。

「早くに両親を亡くし国公に引き取られたとか。その傷を手がかりに肉親を捜すおつもりか?」と聞く宗越。雲痕は「我が子のように育ててくれた養父上には恩があります。私の国公への忠義心は一点の曇りもありません」と話す。雲痕は「私がやる。その刃は鋭い」と言い、自分が薬草を切りはじめる。しばらくして宗越の腕をつたって血が流れてくる。それを雲痕に見られ「ほらな。長年使っていても刃は私を傷つける」と宗越はごまかす。


小七は国公府で火事が起きたことを雅蘭珠に伝える。「扶揺さんを引き止めるべきだった」と雅蘭珠が言い、剣の手入れをしていた戦北野は、扶揺と会ったことをなぜ言わぬと言う。「今朝、2人を捜したけどいなくて」と話す雅蘭珠。“宇文紫の姿で国公府にとどまると”と。
雅蘭珠は「扶揺さんを連れ戻しましょう」と戦北野に話す。しかし戦北野は、国公府は普通ではなく危険だ、今まで国公府にいられたのだ心配要らぬ、と言う。

雅蘭珠は「扶揺さんは摂坤鈴のために行ったのよ。手元に戻ったらどうでもいいと?」と言い返す。「お前たちでは扶揺を救うどころか危険にさらす」と言う戦北野。戦北野がもう一度2人とも行くなと言うが、雅蘭珠は「私の北野様じゃない。こんな冷血無情な人じゃないわ」と大声で言い、小七を連れて行こうとする。

戦北野は剣を収めた鞘で床をどんと叩く。2人が立ち止まり「向かいの米油店に東隣の縫製店、この街の夜回りまで斉震の密偵だ。お前たちが国公府に近づけば密告される。それにすら気づかぬ者が扶揺を救うだと?できるわけがない」と言う。すぐに謝る小七。雅蘭珠も「あの…北野様」と言いかけるが、戦北野は出て行ってしまう。


斉震は宗越が処方した薬を飲む。「すでに昆京を封鎖し、全医館を捜索しています」と伝える雲痕。斉震は「しらみつぶしに捜し、怪しい者を捕らえよ」と命じる。「はい」と返した雲痕は、宗越の腕の血のことを思い返す。「どうした?」と聞く斉震。雲痕は「いえ、養父上のお身体が心配で」と返す。


夜。雲痕は宗越の部屋を訪ねる。
話をした後、戻って行く雲痕を見つめる宗越。


鷹羽封が戦北野に届けられる。紀羽か?と聞く戦北野に、届けた兵は「発信地は葛雅砂漠と水源の境界。事情は存じませぬが、鷹羽封なら緊急のはず」と伝える。


屋根の上に座っていた戦北野は、届いた文を見ながら母のことを思っていた。そこに雅蘭珠が来る。様子をうかがいながら少し間をあけて座った雅蘭珠は「何を考えているの?」と聞く。戦北野が何も言わず「ごめんなさい。今朝、ひどいことを言って。忘れてくれる?」と謝る雅蘭珠。雅蘭珠は戦北野の持っている鷹羽封を見て「家が恋しいの?誰だってそうよ。情に厚い北野様なら家を思って当然」と言う。

「家か。私の家は天煞の磐都にあるが、今はもう戻れぬ。王家に生まれた者に国はあっても家はない」と言う戦北野。雅蘭珠は「そんなことない。磐都の冷宮におられる静太妃様はお母様でしょ?生死を共にして戦ってきた部下も家族と同じ。この雅蘭珠もあなたの…私たちはあなたの家族。家族のいる所が家よ」と話す。戦北野は「そうだな。肉親も部下たちも私の家族だ。己の家族も守れぬ男は、この世で生きるに値せぬ。お前たちを決して見捨てぬ。1人も見捨てぬ。お前も扶揺もだ」と言う。

戦北野のそばにより、腕に触れながら「それでこそ北野様、扶揺さんが戻ったら、一緒に天煞へ行くわ」と言う雅蘭珠。雅蘭珠の手から自分の腕を離すと、戦北野は「天煞ではこう言う。“母の心は息子にあり。息子の心は水源の馬にある”。天煞の男は皆、馬に乗る。決して倒れはせぬ。天煞には水源と砂漠があり、五州を飛ぶ水源鷹と五州を駆ける天煞馬がいる。人を酔わす最高の酒と熱い心の娘たちも。だが私にとっては思い出すのは母の歌だ」と言って歌い出す。

戦北野に合わせ、歌い出す雅蘭珠。雅蘭珠は「北野様、静太妃様にも聞かせて差し上げたい」と言う。微笑んで頷いた戦北野は「そうだな」と返す。再び歌い出す戦北野。


朝議。西域の川で大雨が降り、多くの支流が警戒水量になっていた。「堤防補強のための費用交付をお願いいたします」と言われ、軒轅旻は「国公に頼め」と言う。次に「年初に五州各国からの織物の注文を受けました。内訳は鱗蚕絹10万匹。天蚕絹30万匹。綾絹、緞子、各50万匹。もう冬も近いのに完成品は6割に及ばず、官製の織物だけでは追いつきませぬ。そこでお願いです。高額で民間の織物を買い上げていただきたい」と言われる軒轅旻。しかし太淵の織物が五州に名高いのは官営の機織り場で国が作っているから、間に合わせに民間の織物を使えば今年納品できても太淵の織物の名を損ないますと李が反対する。

話を聞きながら居眠りをしていた軒轅旻は、江楓に起こされ「国公はどう思う?」と尋ねる。斉震は「対外向けの織物は織造局が作ってきました。“官製”は大事です。だが受注も履行せねば。製造が遅れた理由は蚕不足ではなく人手不足にあります。そこで、もし朝廷が民間の職人を雇いその力を借りれば、織物は早く作れ、しかもそれは“官製”です」と答える。軒轅旻は「国公の考えは世の考えだ。その通りにせよ」と告げる。


朝議後。英明な国公を王様も頼っておられる、新しい王の新しい朝廷を国公が半分担っている、と大臣たちに言われ気分のいい斉震。しかし追いかけてきた曹成が「ご存じですか。こたびの大火には大勢が驚いたようです。今朝早く、章殿が上奏書を届けた時、王様に火事の件を話しました」と言う。何の上奏か聞く斉震。曹成は「ちらっと見えた字は“戍軍八衛の拡張”とか何とか。恐らく軍費の申請です」と話す。斉震は「軍事の上奏は文昌閣の審議が要るが、私は見ておらぬ」と言う。「それはそうです。王様はその場で承認されましたから」と言う曹成。


街で食事をしていた戦北野は、国公府に刺客が入り何も盗まず火をつけた、きっと報復だ、街中に兵士がいるし捕まれば死罪だと客が話ているのを聞く。その客たちに「妙なことはまだある。国公の新しい養女は落ちぶれた家の養女と聞くが、そんな娘を養女にし郡主の位まで与えた。その上、宮中に上げ、宮女にするとか。妙だろ?」と言う店主の話も。


宮女の審査は厳しく36種もの審査を受けなければならない。馬車で幽掖庭に向かっていた扶揺は、時嵐から入宮前に清い体か検査すると言われ「帰る」と言い出す。「今、逃げたら大勢に迷惑が」と止める時嵐。そんな中、馬車が急に止まる。そして何者かにさらわれてしまう扶揺。


軒轅旻は幽掖庭で検査を受ける娘たちを見に行こうとする。しかし必要以上に止められてしまう。その理由が国公府から来た娘がさらわれたからだと知る軒轅旻。


扶揺をさらったのは戦北野だった。助けたつもりの戦北野に「頼んでないわ」と言う扶揺。戦北野は「狩り場で小七が瀕死でなければ、お前を連れ帰った。太淵王がお前を助けて送ってくるかと思えば、お前を入宮させるだと?」と言う。扶揺は「自分が嫌なことは刃物で脅されてもやらないわ。入宮には訳がある。でも気持ちには感謝する」と話す。戦北野は決めたことなら邪魔はしないが、入宮したら重々気をつけろと注意する。

頼みがあると言う戦北野は、摂坤鈴を取り出す。普通の者が触れると小七のようになるが、扶揺の体には異変は起きない。戦北野は摂坤鈴を扶揺に渡す。こんな大事な物は受け取れないと返そうとする扶揺。戦北野は「大事な用があり、私は太淵を離れる。これのせいで大勢が死んだ。天煞に持ち帰れば、また血の雨が降ろう。置いていくのが最善の選択だ」と話す。扶揺がいつ戻って来るのか聞く。

戦北野は「10日か一月か、2度と戻らぬか」と答える。お前を信じている、お前は強く自分を曲げぬ、お前が持っていてくれれば天煞国は安泰だ、と。扶揺は「そういうことなら預かるわ。私に託す気持ちも受け取った。でも必ず戻って。戻ってお酒をおごって」と言う。頷き「よし。その酒、必ず飲もう」と戦北野は約束する。


軒轅旻にひざまずき「私のせいです。いつも安全な昆京でかような事件が起きてしまい、民心を乱し、宮女選定にも滞りが。罰をお与えください」と言う斉震。「宮女がさらわれるとは何事だ。死罪に値するぞ。何をしていた」と軒轅旻が言う。斉震が「ご指示ください」と言い「さらわれたのは国公の養女だとか。王宮の門前まで来て手放すのが惜しくなり、さらわせたか?」と言う軒轅旻。斉震は「滅相もない。養女だけでなく、太淵の民すべてが陛下のもの。私の失態であり、隠してなどおりませぬ。数日いただければ下手人を捕らえます」と言う。



ーつづくー


夜、宗越のところへ来た雲痕が気になる。
宗越、話したのかな…。

戦北野を本気で(?)怒らせちゃった雅蘭珠。
小七みたいに、すぐに謝りたかったよね。
でも屋根にそぉっと来た時が可愛い(⁎˃ᴗ˂⁎)
雅蘭珠に教えられたこともあり、歌もうたってこれで仲直り。

冕冠の玉で遊ぶ?軒轅旻が可笑しくて可笑しくて(๑>◡<๑)
何度見ても笑っちゃう。

天煞では戦北野に危険なことが待っていそう…。
無事に戻って来て扶揺と一緒にお酒を飲んで欲しい!!

さらわれたはずの扶揺が、どうやって戻ってくるのかも楽しみ(≧▽≦)


永遠の桃花のふわふわの衣が好きなんだけど、扶揺の衣も可愛い。
特に水色が好き。水色もピンクも胸元のお花が可愛いよね(﹡´◡`﹡ )



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