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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第60話 あらすじ

2019年08月23日 20時19分07秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
穂禾(すいか)…王一菲(ワン・イーフェイ) 鳥族王女
鎏英(りゅうえい)…陳钰琪(チェン・ユーチー) 魔界の王女



老胡が「長芳主は5千年余り苦労もいとわずに花界を率いて来ました。そんな長芳主を殺せば陛下は非難の嵐にさらされてしまいますぞ。年長者の私に免じて、どうかご容赦願います。見せしめとして意地でも殺すのであれば、まずは私からどうぞ」と潤玉に言う。「威厳を示したいなら私だけに罰を」と言う長芳主。再び老胡がかばい、さらに海堂も玉蘭も「私から」と言い出す。潤玉は剣で床を突くと「先帝が与えた権力を私がこの場で没収する。思い知るがいい。誰が最高の君主であり、誰が六界唯一の主であるのかを」と言うと出て行く。


禺疆宮。旭鳳の元へ行った鎏英が「天帝が花界で芳主を捕らえ、長芳主に重傷を負わせたわ」と伝える。「鳥族は魔界に帰順した。潤玉は今、花界と友好を保ちたいはず。潤玉らしくないな」と言う旭鳳。鎏英は「天帝の心を乱したと考えられる原因は、魔尊のあなたと錦覓の2人よ。錦覓は婚儀を拒み、天界を脱走したらしい」と話す。旭鳳は目を見開き鎏英の顔を見る。「花界へは錦覓を捕らえに行ったみたいよ」と言う鎏英。

旭鳳は「逃げたのか。一体、どこへ?六界はどこも受け入れぬ。潤玉が花界へ行った目的は、錦覓を口実に権力を奪うためだ」と言う。そして「花界の付近に兵を待機させ、花界に何かあれば援護を」と言う旭鳳。鎏英は笑顔で「さすがね。旧情を忘れてない」と返す。「旧情など、とうの昔に断ち切った。ただ敵の敵は我らの盟友だからだ。あと2刻で婚儀が始まる。今はその準備の方がずっと大事だ」と旭鳳は言う。

「間違いなく穂禾は策にはまって馬脚を現すはずよ」と言う鎏英。旭鳳はうなずき「叔父が婚儀に来たら私たちの策は決して知られぬように」と話す。鎏英は「穂禾との婚姻に反対してるし、来ないわ」と言う。「叔父はにぎやかな場所が好きなのだ」と言う旭鳳。鎏英は「大丈夫よ。なだめる方法があるわ」と言う。


錦覓を杖の中に入れた月下仙人と彦佑は魔后のいる部屋へ。月下仙人が背後から近づき魔后の頭部を叩く。しかし相手は気絶もせず穂禾もなかった。驚く月下仙人と彦佑。

一方、本物の穂禾は香によって眠らされていた。


入浴していた旭鳳は、発作に耐えながら錦覓が脱走したという鎏英の言葉を思い返す。「苦肉の策か」とつぶやく旭鳳。そんな旭鳳に「穂禾公主は意識を失い、2刻目覚めません」という知らせが。


禺疆宮で旭鳳の婚儀が始まる。魔后と一緒に入ってくる月下仙人。月下仙人が甥の婚儀を取り仕切らせてほしいと頼み、旭鳳は許す。
魔后を連れ旭鳳の前まで来た月下仙人は「私もやっと分かったのだ。そなたが幸せなら相手が穂禾でもよい」と言う。旭鳳が感謝し、月下仙人が旭鳳を抱きしめる。その耳元で月下仙人は「私まで、だます気か」と言う。「急な策なのです」と謝る旭鳳。


気を失っていた穂禾が目を覚ます。外では祝いの花火が上がっていた。


月下仙人は「天地に礼を」と言うが、旭鳳は「私と天帝は不倶戴天の敵。天には決して礼はしない。今宵、礼をするのは私をよみがえらせてくれた魔界の大地だ」と言い、跪いて礼をする。2礼目は両親がいないため月下仙人は省こうとする。しかし旭鳳は「両親は亡くなったが、死の淵に立った私を卞城王が救ってくれた。ゆえに再び命を得て転生できた。今の私があるのは卞城王のおかげ」と話し、2礼目を卞城王に捧げる。そして夫婦で礼をすることに。なかなか体を旭鳳に向けない魔后。月下仙人が旭鳳の方へ体を向けさせ、互いに礼をする。

「これにて成立」と言う月下仙人。しかし大長老が「待て」と止める。「月下仙人は知らぬだろうが、魔界は天界とはしきたりが異なり、“夫婦一体”が重要だ。魔界はでは婚姻はとても厳かで神聖なもの。魔尊には守らなければならぬ掟がある」と言う大長老。生涯でただ1人、本当に愛している者しか娶れぬ、婚姻にあたりこの験心石で2人の心を試す必要がある、と。月下仙人が「どうやって?」と尋ねる。大長老は「魔尊と魔后の血を1滴ずつ、験心石に垂らすのだ。2人が相思相愛なら験心石の色が変わる」と答える。
色が変わらなければ婚姻は認められなかった。

あの日、験心石をすり替えた穂禾を見ていた旭鳳と鎏英。「やはり動いたわ」と言う鎏英に、旭鳳は「験心石を替えてくれねば、私の策が露呈した」と話していた。

旭鳳は魔后の手を取り験心石の前まで行くと2人の血をたらす。験心石の色が変わり、婚儀を見守っていた者たちは喜ぶ。そこに「それは偽者よ。だまされてる。験心石も偽物よ」と言いながら穂禾が入ってくる。「待て。拝礼は終わったし、験心石でも心は証明された」と言って穂禾を止める月下仙人。大長老が「穂禾公主、今までどこで何をしていたのだ」と聞く。

穂禾は「何者かが私たちの婚儀を阻むため、私を昏睡させて験心石もすり替えたのです」と話す。その時「本物よ」と言う鎏英が現れる。鎏英が魔后役をしてると思っていた旭鳳は、魔后にかぶせている布を取ろうとする。慌てて「床入り前に顔を見るな」と止める月下仙人。
鎏英は「穂禾公主、験心石が偽者だと言いましたが、その証拠は?」と聞く。「偽者だからよ」としか言えない穂禾。

鎏英は大長老と父に「この験心石は間違いなく本物です。偽者は私の手に」と言って取り出す。そして「昨夜、穂禾公主が萬魔殿で験心石をすり替えるのをこの目で見ました。婚儀の1刻前、公主の居所から本物が見つかり再び偽物と替えておいたのです」と話す鎏英。穂禾が「ウソよ」と言い、鎏英は「験心石のすり替えは魔尊も目撃しました。魔尊にもしていないと誓える?」と聞く。「魔尊を欺くとは許せぬ。鎏英は悪を除きよくぞ混乱を鎮めた」と言う大長老。

鎏英は「験心石はウソをつかない。もう自分を偽らないで」と旭鳳に言う。旭鳳が魔后の被っていた布を取る。そして、それが錦覓だったと知る。ずっと操られていた錦覓は「私を傀儡にしないで」と言うと、彦佑の傀儡の術を解く。「また、あなたなの」と叫ぶ穂禾。

あの時、月下仙人が背後から忍び寄り叩いたのは鎏英の頭部だった。2人から錦覓がいることを聞かされ「錦覓なら最も適任だわ」と、自分の着ていた魔后の衣を意識のない錦覓に着せた鎏英。

傀儡の術を解いた錦覓は、婚儀を邪魔をしたと旭鳳に謝る。「誰が連れて来た」と怒鳴る旭鳳。「魔尊、あえてそう呼ぶ。そなたはさっき再び命を得て転生したと言っていた。その命は錦覓が与えたのだぞ。穂禾はその手柄を横取りした」と言う月下仙人。穂禾は「ウソよ、違うわ」と叫ぶ。月下仙人は「魔尊の命の恩人なら教えてくれ。どうやって魔尊を生き返らせたのだ?」と穂禾に尋ねる。「太上老君の九天金丹です」と答える穂禾。「では、その要の素材は?」と月下仙人が聞く。穂禾は「“玄穹の光”です。旭鳳のために命懸けで得たのです」と言う。

「随分詳しいのだな。玄穹の光の入れ物は何だ」と言う月下仙人。穂禾は答えられず「旭鳳、私を信じて。私はあなたのために尽くして来たのよ。なぜ婚儀でこんな目に合わせるの?」と涙を流して旭鳳に訴える。月下仙人は旭鳳を見ながら「黙って聞いているこの女子(錦覓)が、玄穹の光を求めて蛇山を訪ねたのだ。そなたのために廉晁に色の識別能力を差し出した。もう二度と色が分からぬ。花神の娘だと言うのにだぞ。密かに命懸けで尽くし続けたにも関わらず、そなたは恨み続け己を傷つけてきた。錦覓は玄穹の光のため何を入れ物にしたと?」と話し涙を流す。「やめて」と止めようとする錦覓。

月下仙人は「真の姿だ。真の姿を入れ物にした。知ってのとおり錦覓の真の姿は霜花だ。玄穹の光のために命を失いかけたのだぞ。灰となり消えてしまうところだった」と続ける。「旭鳳、信じてはダメ。私とあなたを引き裂くためのウソよ。錦覓から受けた仕打ちを思い出して」と言う穂禾。しかし旭鳳にはもう穂禾の声は耳に入ってこない。旭鳳は錦覓に近づき「叔父上の言葉は真実なのか?君を誤解していた。非情な態度を。許してくれ」と言って錦覓の手を握る。

「私に機会をくれ。償いがしたい。君さえよければ私と夫婦になってくれ。月日が流れても、何が起きようと君の手を握り続ける。決して離さぬ。死ぬまで一緒だ」と言う旭鳳。錦覓と旭鳳は強く抱きしめ合う。涙を流す錦覓。
穂禾は琉璃浄火で錦覓を狙おうとする。気づいた旭鳳が阻止し「琉璃浄火…やはり君だったか」と言う。穂禾が「私を疑っていたのね。全部、あなたたちが仕組んだ罠だったの?」と言う。

「穂禾、私の父と義母を殺したと認めなさい」と言う錦覓。穂禾は「どうしてなの?すべて旭鳳のためなのよ」と泣きながら大声で言う。そして「旭鳳、心から愛している。なのに私に琉璃浄火を使わせるため、皆で結託していたなんて。ひどいわ」と言う穂禾。錦覓は「あなただって同じよ。私の父と義母を殺し、旭鳳を陥れ、撲哧君(彦佑)に重傷を。すべての所業の借りを全部返すわ」と言う。

穂禾が「何様のつもり?旭鳳を殺したのはあなたでしょ?」と怒鳴る。錦覓は「あなたのせいよ。私はあなたにだまされ罪を犯した。だけど報いは受けたわ。あなたの悪行も全部覚えいる。罪からは逃れられないわよ」と言い返す錦覓。穂禾と錦覓が戦いを始める。旭鳳が錦覓を手助けし、飛ばされる穂禾。体を少し起こした穂禾が「旭鳳。私の霊力であなたを守った。それなのに…恩を仇で返すの?ひと思いに殺して」と言う。

旭鳳は「君には恩がある、殺しはしない。だが殺戮を重ねた罪は重い。今、ここで鳥族の首領の座を剥奪し、琉璃浄火も二度と使えないようにする」と言うと、穂禾の霊力を奪ってしまう。穂禾は「あなたたちが憎い」と叫ぶ。
旭鳳は「穂禾、君が悪行に走った原因は私だ。私は君の兄も同然ゆえ君への責任を感じている。今日、ここで借りを返す。君と錦覓、無残に命を落とした者に罪を償う」と言って旭鳳は自分の霊力の半分を消滅させる。

「霊力の半分を失うことで己への罰とし、君への戒めとする」と穂禾に言う旭鳳。旭鳳は集まっていた皆に「魔界に告ぐ。この者が心を入れ替えれば罪には問わぬ。悪行を続けるなら命を奪う」と言う。歩き出した旭鳳は穂禾の横で立ち止まり「心を入れ替えよ」と言って去っていく。
鎏英は穂禾に「魔尊は許したけど、私は違うわ。暮辞の敵を討たせてもらう」と言う。


ーつづくー


あれだけ兎を怖がっていた老胡が「殺すのであれば、まずは私からどうぞ」と潤玉に言ったのにはビックリ!!

錦覓、あの杖の中にどうやって入っていたんだろう?
かなり重そうだったけど…ちっさく(?)なっても体重はそのままなの?
あと、月下仙人が鎏英の頭をジロジロ見て「その頭は何でできている。硬すぎだ」って言ったのがおかしくておかしくて。もう大爆笑(≧▽≦)
彦佑も吹いてるし!!!

予定していた旭鳳と鎏英の計画は、月下仙人と彦佑によって変更させられた感じたけど、結果、穂禾のすべての悪事が明るみにw(*゚o゚*)w
このまま穂禾、おとなしくなるのかな?
潤玉と錦覓が仲直りできたのはいいけど、潤玉も黙ってないよね。
いよいよ兄弟対決が…(∩˃o˂∩)

そうそう、昨日、謎だった験心石についても分かってスッキリ。
あと、錦覓を抱きしめていた旭鳳が、穂禾の琉璃浄火を阻止した時がかっこよかった(*´艸`*)

旭鳳は穂禾に恩があるかもしれないけど、鎏英にとっては敵でしかない。
鎏英、何をするつもりなんだろう?



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