台ドラ+韓ドラで探せ!

台湾ドラマや中国ドラマ、韓国ドラマ、海外ドラマのあらすじなどが中心です。

中国武侠ドラマ「四大名捕~都に舞う侠の花~」第18話 あらすじ

2017年09月25日 12時39分37秒 | 四大名捕(中)

「思いがけぬ再会」


冷血たちが神侯府を出ると公主が待っていた。「黙って行くなんてひどいわ。私も一緒に連れてって」と言う公主。追命が「遊びじゃないぞ、事件の捜査に行くんだ。危険だからついてくるな」と言うと、公主は「侍衛を連れてきたから大丈夫よ。捜査を手伝うわ」と言い返す。「重要事件なんです。ふざけてる場合じゃない」と言う冷血。こんな大人数で行けば目立って仕方ないし、歩みも遅くなると。

公主は侍衛と女官を返し「私も一緒に玉璽を捜しに行く。嫌だと言うなら…」と令牌を見せる。「危険な旅だぞ、分かってるんだろうな」と言う追命。公主は「冷兄様に守ってもらうわ」と言う。それを聞いた姫瑶花が咳き込み、吐血をする。そばにいた蝴蝶と海棠が心配するが、事件続きて疲れてるだけ、冷兄さんには絶対に言わないで、と2人に口止めをする瑶花。
「来るなら、これだけは約束してください。二度と礼牌は出さぬと」と言う冷血。公主は「いいわ」と軽く返事をする。

離陌が馬に乗れず「私の馬に乗って」と無情が言う。冷血は公主を瑶花の馬に乗せようとするが、「嫌よ。お願い、冷兄様の馬に乗せて」と言う公主。冷血が「ダメです」と言うと、公主は約束した先から令牌を見せ「逆らうなら、隴西行きは禁止。都に残って」と言い出す。冷血は公主を抱き上げ「馬を」と命じる。“俺は一度も公主を抱いたことなんかないのに”と思う追命。


冷血と一緒に馬に乗り、嬉しい公主。離陌はつい無情の背にもたれて、うとうとしてしまう。そんな離陌を見て、冷血は“離陌と無情はやけに親しそうだな。なぜ気になるんだろう。一緒に馬に乗ってるだけだ。何も気にすることはない”と思う。


天寧客桟。奴奴が入ると、客桟には誰もいなかった。食事の用意には持参した道具を使わせ、井戸水に毒がないかも調べさせる奴奴。そして奴奴は紫金籠に入っている如煙を中へ入れさせる。

どこからか杏の花の香りがしてくる。そのにおいが別のにおいに変わり、奴奴は毒だと気づく。そこに宿の主人と客が倒れていると報告が。さらに「火を起こした途端、何人かが倒れました」「馬小屋でも馬糞のにおいを嗅いだ者が気絶を」という知らせが次々と届く。そして奴奴が「においに毒を仕込むとは、かなりの毒の使い手だ」とつぶやいたとたん、周りにいた護衛たちもバタバタと倒れてしまう。

奴奴が紫金籠の中の如煙に「王妃、ご無事で?」と声をかける。その時、笑い声が聞こえてくる。現れたのは温如玉たちだった。
「安世耿に託された品を渡せ」と言う温如玉。奴奴は「託された品?」と聞き返す。温如玉は「“千香百味”の毒消しを作れるのは、このわしだけだ。黙って品を渡せ」と言う。そうすれば毒消しをやると。

「何の話をしている?」と言う奴奴。奴奴は安世耿への恩を仇で返す気かと話すが、温如玉は「安世耿からしてみれば、わしの価値など犬と同じ。最初は従順だが、反抗して手を噛むこともある」と言う。

紫金籠に近づこうとする温如玉に、鎖で攻撃する奴奴。温如玉が反撃して、奴奴が飛ばされる。そんな中「四大名捕が来ます」と温如玉に知らせが。温如玉と一緒にいた依依は“鉄兄さんも来るはずだわ”と思う。
温如玉は無常と依依に籠を壊すよう命じる。依依たちは剣で紫金籠を壊そうとするが、跳ね飛ばされてしまう。そのまま気絶したふりをする依依。

奴奴は「紫金籠は誰にも破れない」と告げる。温如玉は「バカな。よく聞くがいい、千香百味は猛毒だ。7日で骨が腐って溶け、全身から流血して死に至る。毒消しが欲しければ、代わりに例の品を差し出せ」と言い、皆を連れてその場を後にする。奴奴も追いかけて行き、起き上がる依依。


いつまでも温如玉に追いつけず「計略にはまったのでは?」と部下から言われる春童。王妃と奴奴が天寧村に着いた頃だと思った春童は、温如玉の目的が王妃ではないかと考え天寧村へ急ぐことに。


奴奴は温如玉と1対1で戦うが、首をつかまれてしまう。「例の品の在り処を言えば命は助けてやる」と言う温如玉。しかし奴奴が本当に知らないと分かると「ならば、もうお前などに用はない」と手を離し、行ってしまう。


天寧村に着いた冷血たちは、天寧客桟の前で2人の男が倒れているのを目にする。駆け寄ると「温…如玉」と言う1人の男。追命が「安王府の者たちらしい」と話し、冷血が「毒だ」と言う。

調べるために四大名捕たちが中に入る。そして紫金籠に入っている如煙を見る無情。無情は驚きながら紫金籠の前まで急いで行き、涙を流しながら「如煙」と声をかける。しかし如煙は身動き1つせず、返事もしない。無情が紫金籠を握ると、はじかれてしまう。無情は紫金籠を何とか壊そうとするが、やはりうまくいかない。

「紫金籠だ」と言う鉄手。鋼鉄でできた頑丈な籠だ、内力で壊そうとしてもはね返される、と。それでも諦めようとしない無情。そんな中、隠れている者に気づいた鉄手が箸を投げつける。
隠れていたのは依依だった。依依は飛び出すと、鉄手めがけてサソリを投げる。そのサソリが鉄手の首を刺し「覚えてた?」と言う依依。鉄手が「故郷へ帰ったと」と返すと、依依は「関係ないでしょ」と言う。「振られたのを恨んで殺そうと?」と聞く追命。依依は「だったら何なの」と言う。

「俺と依依の問題だ」と冷血と追命に言った鉄手は、依依の前まで歩いて行き「毒消しを」と手を差し出す。依依が鉄手の肩をポンッと叩くと、その手を伝ってクモが鉄手の首へ行く。「サソリの毒を吸うクモよ」と言う依依。
鉄手は「なぜ毒使いなんかに?あの紫金籠は一体、何なんだ」と言う。依依は「安王府の奴らが、この籠を大事に運んできた。中にいるのは安王妃」と答える。それを聞き、驚いた無情が「如煙が王妃だと?バカを言え」と言う。

依依は師匠の温如玉が襲おうとしたが、籠が開かなかったことを話す。四大名捕の到着を知り、師匠たちは逃げたと。冷血は「温如玉は、なぜ安王妃を追っていた?」と聞く。「知らない」と返す依依。無情は如煙の毒消しを出すように言う。しかし依依は持っていなかった。「温如玉の弟子だろ」と鉄手が言うと、依依は「処方を知ってるのは師匠だけ。この毒を吸うと体が腐り、流血して死ぬそうよ。私は新入りだから何も知らない」と言う。
如煙を見つめながら「温如玉を捜し出し、必ず君を助ける」と言う無情。


屍魂丹の毒が強まり、つらそうに安世耿の元へと来た奴奴。安世耿はすぐに続命丹を渡す。
「先日、命じた件はうまくいってるか?」と安世耿が聞く。奴奴は温如玉が寝返ったことを報告する。宿で待ち伏せされ護衛の者たちは皆、毒に倒れたと。「寝返った理由を聞いたか?」と言う安世耿。奴奴は首を横に振り「ある品を渡せと」と言う。「品とは?」と安世耿が言うと「何かは言いませんでした」と奴奴は答える。

安世耿は紫金籠に触れたか尋ねる。奴奴が「はい」と返し「開けられたか?」と安世耿が言う。「いいえ、王妃はご無事です」言う奴奴。安世耿は「それならいい」と言う。奴奴は「王妃も毒にあたり、今は四大名捕の手中に」と話す。“四大名捕は気づいたのか?玉璽の紛失に温が関与していると。王妃が奴らの手に落ちたのは悔やまれるが、紫金籠は強靭な鉄でできている。鉄手の無金手をもってしても開けられまい”と思う安世耿。


紫金籠を前に為す術がない無情。そんな無情に離陌が声をかける。無情は「思いつく手はすべて試したが、ダメだった。でも諦めはしない、必ず方法があるはずだ」と言う。「いくらやっても無駄よ。籠はびくともしない」と言う離陌。無情は離陌の両肩をつかみ「離陌、私の気持ちが君に分かるか。この世では二度と会えぬと思っていた如煙が、生きて目の前に現れたんだ。もう二度と彼女を失いたくない」と言う。

離陌は「これは安王妃で如煙さんじゃないわ」と話すが、無情は「違う、私の如煙だ」と声を荒げる。そして「2人きりになりたい。出て行ってくれ」と言う無情。
離陌は読心術で見た、輿の中で自害した花嫁の如煙を思い返しながら“如煙さんはとっくに亡くなったはずなのに”と不思議に思う。


宿の主人と客たちを救おうとする冷血たち。問いつめられた依依は「千香百味という毒よ。においの中に毒を隠すの」と使われている毒草5つを話す。離陌が「5つの毒には、それぞれ毒消しがある」と言い、冷血が「5種類の毒消しを集めれば、千香百味の毒消しも作れる」と続ける。町医者から、それぞれの毒消しを聞き、手分けして山で探すことに。公主は「私が指揮を」と言い、姫瑶花と楚離陌と追命は西へ、依依と鉄手は東へ、私は冷兄様と南へ行くと決めてしまう。


自分より遅い依依に「急げ」と言う鉄手。「これ以上無理よ」と依依が言い返すと、鉄手は五毒翎教に入った自分の罪を恥じろと言う。依依は「毒使いでも何でもいい。人に勝てる特技が欲しかった。嫌われたっていい、怖いものなんてないわ」と話す。私はもう昔の依依とは違うと。鉄手はあきれるが、依依は「とにかく一緒に来て」と言って歩き出す。


冷血と2人きりになれたことが嬉しい公主。冷たい冷血の態度に、わざと足を痛めたふりをする。駆け寄った冷血に、公主は咲いている花を見ながら「きれいな花ね、1輪、摘んでくれない?」と言う。仕方なく花を摘む冷血。そんな冷血に公主はさらに「髪に挿して」と我がままを言う。でなきゃ帰らないと。冷血は公主の髪に花を挿し「ここでお待ちを」と言って、1人でその場を離れる。


合図が聞こえ「冷血が呼んでる」と離陌たちに言い、追命だけが向かう。
冷血の元へ来た追命が「公主は?」と聞く。「ふもとの林に」と答える冷血。そして冷血は「公主はお前に任せた」と告げる。


薬草を探していた離陌は、具合の悪そうな瑶花に気づく。「大丈夫ですか?」と離陌が心配すると、ただの寝不足だと答える瑶花。しかし離陌は近くの葉に血が落ちているのを目にする。


追命が来たことで「せっかく2人になれたのに、ほったらかしなんて」と怒りだす公主。追命は「遊びに来たわけじゃない、人の命を救うためだ」と話す。しかし公主は「関係ない」と言う。「そんなこと言うな。公主なら民を大事にしろ」と言う追命。公主が「庶民の命なんて私にとってはどうでもいい」と言い、追命は「命に貴賎はない。分からないのか?」と言う。それでも「皇帝も庶民も命の重さは同じだと?」と言う公主。追命が「屁理屈だ」と言うと、公主は「生きるも死ぬも、すべて運命なのよ。私には庶民の命より、冷兄様が大事なの」と言い返す。「だから冷血に邪魔だと言われるんだ」と追命は言う。


無情は籠の隙間から如煙に食事をさせようとする。しかし如煙は何も食べようとない。「飲まず食わずでは死んでしまう」と無情は説得するが、如煙はやはり何も言わない。


薬草が見つかり、客桟に戻って煎じ始める離陌と瑶花。離陌は瑶花を休ませようとするが、瑶花は「こんな時に休めないわ」と言う。離陌はそれでも気遣い「ここはお任せください。前のようなヘマはしません。よく春萍さんに怒られたわ。冷統領にも怒鳴られてばかり。普段は冷たいのに、今は必死で皆を救おうとしてる」と話す。

冷血の名が出たとたん、顔色を変えた瑶花は「離陌、あなたに言っておきたいことが。あなたがくる前、私と冷兄さんは似合いの2人だと言われてた。あなたが来て兄さんは変わった」と言う。「何か誤解されてませんか。冷統領には罵られてばかり、嫌われてるんです」と言う離陌。瑶花は「他人に無関心な人よ。罵るのは気にかけている証拠だわ。この際だから正直に話すわ。私は冷兄さんを愛してる」と言う。神侯府で最初に会った時からずっと好きだった、一緒に働き、一緒に食事をして、街で一緒にお酒を飲んだ、誰もが私たちの仲をうらやんだわ、夫は冷兄さんと決めていた、叶わぬなら生涯、独り身でと、と。

離陌は「なぜ、そんな話を?」と尋ねる。「5年も想い続けたのに、突然、邪魔者が。あなたなら、どうする?」と言う瑶花。離陌は「姫統領の一途な想いには敬服します。でも本当に誤解なんです。私と冷統領は住む世界が違う。恋愛なんて、あり得ません」と話す。瑶花が「私の気持ちは分かってくれるわね」と言い、離陌は“お似合いの2人ですもの。邪魔になってはいけない”と思う。


薬を飲ませた患者に、嘔吐や下痢の症状が。依依は「毒消しを作れるのは師匠の温如玉だけ」と話す。冷血が「無理だ」と言うと「盗むのよ」と言う依依。


鉄手は一緒に馬に乗っていた依依に「もうすぐ鉄壁山だ。怖くないか?」と聞く。依依は「こうなったら、とことん協力するわ。弟子になったのも捕まって強要されたからよ。逆らえば殴られ、毒を飲ますと脅された」と話す。「つらい思いをしたんだな。これからは俺が守ってやる」と言う鉄手。「本当?」と依依は喜ぶ。


四大名捕が向かってきていると報告を受ける温如玉。鉄手と一緒に依依がいると分かり、温如玉は「師匠を売ったか、裏切り者め」と言う。しかし、それが四大名捕の死期を早めることになると。


冷血、離陌、瑶花の前に温如玉が現れる。「毒消しを渡せ」と言う冷血。温如玉は「四大名捕は安世耿の犬になったか」と言う。「王妃を救うためよ」と言う瑶花。温如玉が「四大名捕の頭・冷血のお手並みを拝見しよう」と言い、冷血と瑶花が温如玉と戦い始める。

温如玉が術を使い、離陌を狙う。冷血がかばい、冷血と離陌は一緒に崖から落ちていく。立ち尽くす瑶花のツボを押す温如玉。


ーつづくー


依依はもう毒を使えるようになったのね(✽ ゚д゚ ✽)
でも、私からすると毒を使えるようになるより、サソリとかクモとか常に持っている方がすごいと思ってしまうヾ(・ω・`;)ノ

公主の我がままっぷりが…(o´д`o)=3
この、庶民のことなんてどうでもいいという考えは、いつかかわるのかな…。
やっはり冷血より、ちゃんと自分のことを思って指摘してくれる追命のことを見てほしい。

如煙は籠の中で無表情だし何も言わないけど、これも安世耿に何かされているの?
無情が、見ててつらいよぉ(;д;)

依依は明るくて元気なところがよかったのに、雰囲気が変わってしまって。
ずっとこのままなのかな?って心配だったけど、鉄手から「これからは俺が守ってやる」と言われて元に戻った感じ。
よかったーヽ(。>▽<。)ノ



↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
 よろしくお願いします
にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ
にほんブログ村

いつもポチッをありがとうございます(*´ー`*)




2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くるみ)
2017-09-28 19:04:34
依依どうしちゃったのかなと思いましたが、うささんも書かれているように、鉄手のおかげで元に戻ってきたようで良かったです。

公主がワガママすぎですよね。見てていらいら~
冷血はよく我慢していられるな~(^-^;
公主もそのうち変わってくれるかな?
最後、崖から落ちた冷血と離陌、そして瑶花も心配です。

心配がいっぱい (time)
2017-10-01 23:25:15
姐姐やくるみさんが書かれているように、
冷血と離陌、瑶花、そして、無情と如煙、奴奴も。
それぞれが翻弄されていました。

公主はのほほん、我儘一杯ですよね。
これ以上足を引っ張らないといいのですが。。。

そんな中で、依依が鉄手とまた一緒にいて
戻ってきたのがいい感じですよね。
続きが気になります!

コメントを投稿