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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第16話 あらすじ

2019年09月19日 21時46分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
宗越(そうえつ)…ライ・イー  医聖
戦北野(せんほくや)…ガオ・ウェイグァン 天煞国・烈王
小七(しょうしち)…ジャン・ロン
裴瑗(はいえん)…リー・イーシャオ  玄元派の弟子/郡主
雅蘭珠(がらんじゅ)…チャン・ヤーチン 邛葉族
江楓(こうふう)… ガオ・ハンユー



「新王暗殺計画」


剣を持ち襲って来た裴瑗を蹴った扶揺。裴瑗が倒れこみ、扶揺は小七の元へ向かう。

扶揺は倒れている者に駆け寄り、顔を覆っていた毛皮を取る。しかし、それは小七ではなく、阿烈だった。阿烈が扶揺の首元に短剣を当て、そこに裴瑗が来る。
「今日をお前の命日にする」と剣を振り上げる裴瑗。その時、石が飛んで来て裴瑗の持っていた剣が飛ばされる。阿烈の胸にも石があたり、阿烈は扶揺から離される。

「出てこい」と辺りを見回しながら言う裴瑗。裴瑗に石が当たり、裴瑗は意識を失う。さらに逃げようとした阿烈にも石が飛んで来て、その場に倒れる。
扶揺が「誰なの?」と言う。そこに軒轅旻が歩いてくる。「また、あなた」と言う扶揺。軒轅旻は「こっちの台詞だ。救ってやったのに礼もなしか?」と返す。扶揺は「では、この美しい郡主を差し上げるわ。どうぞ、ご遠慮なく」と言う。

「私は人助けに急ぐの」と言って扶揺が歩き出す。そんな扶揺が罠にかかり、片足にかかった綱で釣り上げられてしまう。その代りに木から下りてきた小七を救う軒轅旻。軒轅旻は逆さ吊りになっている扶揺も、綱を切り受け止めて助ける。
扶揺は小七の首にかかっている摂坤鈴を取ろうとする。しかし触れる前に軒轅旻から止められる。体と摂坤鈴は一体、離せば死ぬと。


戦北野を陰から矢で射ろうとしていた雲痕。そんな雲痕の手をつかみ「誰がやれと」と斉震が言う。雲痕は「戦北野は邪魔かと思いまして。官舎から逃げ延び、今は危険な存在です。養父上の計画を漏らし害をもたらすのでは」と言う。「やつは殺せないと言っただろ。今は殺さずに、もてなしてやるのだ。摂坤鈴はもう無用。奴を殺したら戦南城にどう取り合うのだ?」と言う斉震。私は天煞のことに関わりたくはないし誰からも恨まれたくない、ここで戦北野を殺せば摂坤鈴のことはさらに難しいものとなると。


小七を支えながら歩いていた扶揺と軒轅旻。そんな中、怪しい風が吹いて来る。軒轅旻は「私に任せて逃げろ」と言う。気になりながらも、小七を連れて逃げる扶揺。
軒轅旻は襲ってくる木の葉と戦う。


小七が倒れこみ、心配した扶揺が声をかける。そこに戦北野が来る。
小七を見た戦北野は「お前の力で命は無事だ」と言う。「私の力…」とつぶやく扶揺。戦北野は短剣で自分の手の平を切ると、摂坤鈴に血をかける。術を施したあと小七の首から摂坤鈴を外す戦北野。摂坤鈴の冷気で負傷している小七を「私の気で治そう」と戦北野が言う。
扶揺は小七を戦北野に任せ、軒轅旻の元へ戻る。


斬っても斬っても襲ってくる木の葉に軒轅旻は苦戦していた。そこに戻って来た扶揺は軒轅旻と背中を合わせると「助けが必要?」と聞く。「そうだ、君がいないと困る」と返す軒轅旻。扶揺が「場でなぜ私に刺させたの?」と言う。「あれで気が済んだろ?」と軒轅旻が答え「非情だと思われたわ」と言う扶揺。軒轅旻は「男気があるとも」と言う。

扶揺と軒轅旻は力を合わせて木の葉を倒そうとする。しかし普通の技を使っていては倒せない。2人は互いに持っていた剣を滑らせ、火花で木の葉を燃やしてしまう。
すべての木の葉を倒したが、今度は石の巨人が現れる。逃げた扶揺と軒轅旻だったが、石の巨人が地面を強く踏みつけ、その風力で2人は飛ばされてしまう。
石の巨人が軒轅旻を踏もうとする。急いで軒轅旻に覆い被さり、かばう扶揺。石の巨人を操っていた非煙は巨人を粉々にし「この娘がいなかったら、お前は今日死んでいた」と言って去っていく。

体を少し上げ「何が起きたの?」と扶揺が言う。扶揺を引き、自分の顔に扶揺の顔を近づけた軒轅旻は「私が大切か?」と聞く。軒轅旻から離れて立った扶揺は「他人に殺させはしない」と言う。その時「国王、どこですか?」と言う声が聞こえてくる。扶揺はその場をあとにしようとするが、軒轅旻に突かれ抱き上げられてしまう。「役は演じきれ。私と一緒に演じるのだ」と軒轅旻に言われながら、扶揺は意識を失う。


扶揺を連れて戻って来た軒轅旻は「この娘を運べ」と江楓に渡す。「林の中で何があったのですか?」と聞く斉震。軒轅旻は怒りを滲ませながら「何がだと?国公は私が王位につくのが不満で林で暗殺を計画したのか?」と言う。人々がざわめき「忠誠を尽くしている私に、なぜそんな言葉を 」と言う斉震。軒轅旻は「では林の妖怪は何だ?あの娘がけがを負わなければ私が死んでいた」と怒鳴る。

斉震は「分かりました。林にいたのは妖怪でも刺客でもない、天法でしょう」と言い出す。さらに「古い書にありました。太淵の歴代国王は王位を継ぐ時、天が与える難関を越えねばならず、その難関が天法と呼ばれています。天法を越える者があれば国が大いに栄えると言われ、めでたいことです」と話す斉震。皆が跪き「偉大なる国王様」と言う。軒轅旻はすっかり機嫌がよくなり「神が王を守ってくださる。もう誰も怖くない」と喜ぶ。

「あの娘は私を守った。後日、宮中へ呼んでくれ」と軒轅旻が言う。斉震は承知するが「ただ、どこの娘か知りませぬ」と話す。「国公、お宅の娘ですぞ。なぜ知らぬのです?」と言う軒轅旻。斉震は「私の?」と驚く。


国公府に戻った斉震は、宇文家の文を探して読む。「長寧府があの娘を送ってきた時、娘の運勢は抜群だと言った。こびを売っていると信じなかったが、今日のことで確かに。これが覇者の星だ」と雲痕に話す。斉震は宇文紫を軒轅旻のそばに置き、最高の駒にしようと考える。


昆京客桟。寝台に寝かされている小七を見ながら「かわいそう」と言う雅蘭珠。戦北野は「こいつはもう大丈夫だ。心配なのは扶揺」と言う。


時嵐は扶揺に「国公が自らお目にかかりたいと」と伝える。慌てた扶揺は薄い布がついた顔を隠せる笠を手に持つ。「大事なのは顔です。あざがあることを忘れずに」と言う時嵐。驚いた扶揺は「なぜ?」と聞く。時嵐は「お嬢様の面倒は主人から頼まれてます」と答える。「主人とは?」と尋ねる扶揺。時嵐が答えず、扶揺は「戦北野?」と言う。時嵐は「烈王も優秀ですが、主人には及びません」と話す。「まさか、あいつ?」と扶揺が言う。時嵐は「私からは言えません」と言う。


扶揺は薄い布のついた笠をかぶり斉震と会う。顔を見ようもとする斉震を止め「狩り場で疫病に感染してしまいました。触れるとうつってしまいます。それに顔にあざがあり、とても醜いんです」と話す扶揺。斉震は「いくら美しい姿をしていても、才徳がなければだめだ。君は落ち着いていて礼儀正しい。これは容姿よりもずっと大切なことだ」と言う。扶揺が感謝すると「だが大胆なやつだ。悪人とぐるになるとは」と言う斉震。


「斉震は腹心と殿下の妃選びの相談を。だが殿下が先手を打つとは予想外でしょう」と軒轅旻に話す江楓。軒轅旻は「私はやつの動きを見守るはずだった。だが、昨日の狩り場のことで計画を変えた。斉震の計算を乱し、残したい者は残すと」と言う。


跪いた扶揺は「私は一人の女子にすぎません。一日中、室内におり、誰かとぐるになるなど」と言う。「狩り場でどうやって王を救ったのだ」と尋ねる斉震。扶揺は「昨日はただ私の好奇心による行動で、国王の姿が見たくて狩り場へ入りました。すると強い風が吹き木の葉が人の形に」と答える。人の形の木の葉が私に向かってきて、怖くて逃げ出したところで国王と遭遇しました、すると王が…なんと私の背後に隠れたのです、私は恐怖で動けず王と死ぬ覚悟でした、その時、誰かが火のついた矢を放ち木の葉が燃えました、と。

斉震は矢を放ったのは誰か聞くが、扶揺は「太淵にきたばかりで、皆の顔を知りません。昨日は恐怖で気を失ってしまい、そのまま屋敷へ」と言う。「誰かがひそかに王を守った。太淵の幸せであり、君の幸せでもある。国王はおっしゃった。命を救ってくれた君を妃として迎えると」と話す斉震。斉震は「君は覇星の相だ。将来は大事を司る。君と私が調和することが太淵の幸福である」と言う。「国王が…。国公は私を評価してくださるのですか?」と言う扶揺。斉震は「そうだ。宮中に入ったら私が君を守る。君は私が推薦して入宮したことを忘れるな。すべてが私の一言にかかっている」と告げる。

扶揺は「国公と憂いを共にでき幸せです」と言う。「入宮後、君の家族の面倒は私が見るから安心しろ。今から君は私の養女になるんだ」と言う斉震。扶揺は感謝し「今後はすべて養父上の指示に従います」と言う。期待している、と言って、斉震はその場を後にする。


摂坤鈴は持ち主へ戻り、小七も見つけた扶揺だったが、逃げれば国公府で自分に仕えている者と長寧宇文府の者たちも責任を逃れられないと考える。


回復した小七は料理を頬張る。食べて力をつけ、扶揺を助けに行くと雅蘭珠に話す小七。「いい方法があるの?」と聞く雅蘭珠に、小七は「頭はぼんやりしてたけど、国公府の道は覚えてる。俺は記憶力だけは優れてるんだ」と答える。小七が国公付へ行くことを考えていると知り「私もそう考えてた。一緒に行こう!」と乗り気な雅蘭珠。そこに戦北野が帰ってくる。戦北野は「お前たち、面倒を起こすんじゃないぞ」と釘を刺す。


池のそばにいた斉震は、雲痕に「どうだ?」と聞く。「郡主は水牢から誰も連れてないと。さらに聞こうとしたらかんしゃくを起こし、それ以上は」と答える。「ばかげている。国公府を何だと思ってる」と言った斉震は「私の許可なしに裴瑗を外へ出すな。命令に背く者は殺す」と命じる。雲痕は「聞いた話では郡主は水牢から子を連れ狩り場へ行った。しかし、なぜか負傷して戻り子は行方不明に、戦北野が摂坤鈴を取り戻したのでは?」と伝える。

「それは考えた。あの日、戦北野は怪しかった。軒轅旻の前で私に対応した。摂坤鈴の在りかを知ってたな」と言う斉震。斉震は様子を見ることにする。
雲痕は「今朝、章鶴年が宮中を訪ね、国王が引見したと」と話す。目的は不明ですが章の屋敷の密偵は、恐らく戍軍八衛(守衛軍)の俸給に関することだと、と。斉震が詳しい状況を聞く。しかし章鶴年が来た時、軒轅旻が周りの者を去らせたため雲痕は情報を得られていなかった。

「ご安心を。国王の周りの者は皆、我々の仲間です」と言う雲痕。斉震は「出仕して37年。安心な日など1日もない。お前の手下の密偵は、うわべだけしか見とらん。軒轅旻の真の企みは恐らく…。国王の婚礼は遅らせるな」と言う。雲痕が「養父上はこの賭けに宇文様を使うのですか?」と尋ねる。斉震は「星には万の形、人には千の顔がある。1つの道では物足りん」と言う。


石油を手に入れた扶揺は「今夜、ここで火事が起き、私は奉公人を装い逃げる。北苑の部屋から正体不明の死体が見つかり、宇文紫はこの世を去る」という計画を時嵐に話す。


江楓が「政務内廷で倉が開かれ、最終候補を集めたものがここに」と言って軒轅旻に差し出す。「一体、斉震はどれだけ焦ってるんだ」と言い、軒轅旻は江楓の持ってきた物を見る。


斉震は「李州丞相の娘、紀将軍のめい、家柄も悪くないのに何が問題だと?」と雲痕に言う。「まさに」と言う雲痕。斉震は「確かにこの娘の家柄は妃候補にふさわしい。だが候補にする目的は、そのおじを丸め込むことだけ。後宮に入れた時には注意が必要だ。祖父はかつての文懿世子の重臣だったからな」と言って雲痕の肩を叩く。雲痕が「文懿世子」と言う。


妃候補の絵姿を見ながら江楓が「簡雪。翰文院簡深の末娘。美しく輝く瞳に細くしなやかな体。簡深は昔、章鶴年の弟子でした」と軒轅旻に言う。軒轅旻が頷き「では簡雪は章殿の推薦?」と言う江楓。軒轅旻は「そうとも言える」と返す。


斉震は「皆が知るように簡深は章鶴年に抜てきされ高く評価された。娘が妃候補となり、誰もが章鶴年の駒だと思っているだろう」と雲痕に話す。「では養父上はなぜ」と言う雲痕。「知らんだろうが簡深はとっくに私の駒となった。表向きの腹心も必要だが、陰にも自分の駒を持っていれば絶対に失敗はない」と言う。雲痕が「では誰が王妃にふさわしいと?」と尋ねる。「これは誠に難しい選択だ。軒轅旻は本当に気ままなやつなのか。まったく油断できん相手だ」と言う斉震。


江楓は「妃候補の家柄は、将軍、郡王、文昭侯、国公、身分に差があります。背後に密接な関係があるかと」と軒轅旻に話す。「後宮も権力争いの場だ。華麗な衣の下に隠された女子の心こそ、時に最も鋭い刃となりうる」と言う軒轅旻。「その刃とは一体?」と尋ねる江楓。軒轅旻は「その者を私はよく知る。ただ、その者は太淵の国よりも押さえ難い」と答える。江楓が「つまり…」と言が、軒轅旻がちらりと自分を見たためそれ以上は聞けない。
軒轅旻が「風が激しい。今晩、何かが起きる」と言う。


軒轅旻は江楓と御麟台へ行く。竜鱗甲を見ながら「この竜鱗甲は五州四件神物の1つ。伝説では穹蒼大戦後、神は四獣を降参させ平和と繁栄を守るための4つの神物として残した。竜鱗甲とは一体何ですか?」と言う江楓。軒轅旻は「多くの人にとって竜鱗甲はすべて。竜鱗甲は健康や万病の悩みをすべて解決する」と話す。

江楓は「だから昔から人々は命も惜しまず様々な手段で竜鱗甲を求めた。賢明な文懿世子さえ同様に。太淵の噂で文懿世子は竜鱗甲を隠した。位も奪おうとし、自ら氏を招いた。汚名も背負うことに」と言う。「他説もある。文懿世子は功労が大きく、当時の軒轅王が嫉妬した。そして陥れて殺したと。この王族の秘め事は諸説粉々だが、昔の話だ、誰に真偽が分かろう」と言う軒轅旻。しかし皆に忘れられようが真相はいつまでも真相だと。


国公府。石油をまいた扶揺は、火をつけ火事を起こすとその場から離れる。火事の騒ぎにまぎれ逃げようとしていた扶揺だったが、張られていた罠に足が触れ鈴が鳴ってしまう。「刺客だ、早く捕まえろ」と言う声がする。

隠れていた扶揺の肩に背後から手が置かれる。驚いた扶揺だったが、黒装束の男が「静かに、私だ」と言う。その男と一緒に逃げる扶揺。
塀まで来ると扶揺と黒装束の男は見つかってしまう。2人は塀の上に登るが、斉震の放った矢が黒装束の男に刺さる。


ーつづくー


小七を助けることができてよかった(;д;)
かなり弱っていたけど、戦北野すごい!!
あんなに食欲旺盛になるまで元気になってw(*゚o゚*)w
小七より雅蘭珠の方が年上なのかな?

非煙は扶揺を殺すわけにいかないものね。
あの時、軒轅旻と一緒に扶揺がいてよかった(;´д`)ノ

裴瑗もバレバレの嘘を(ㅎωㅎ*)
もっと斉震が懲らしめると思ったけど、まだ許すのね。
でも斉震もいつまで我慢できるか。
足を引っ張られてばかりだし。

天法だと言い切っちゃう斉震がおかしくておかしくて。
表情を見ていると、悪人なのに可愛く見える時もあるし(≧▽≦)

時嵐が味方だったのも意外!!
初めて会った時、雰囲気が怪しいと思ったのに(///∇//)

扶揺を助けようとした黒装束の男って誰?
でも扶揺が知っている人だよね。
早く続きが見たい(⁎˃ᴗ˂⁎)



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2 コメント

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Unknown (marin)
2019-09-20 01:23:53
いつもありがとうございます😊
黒装束って宗越でしたよね。顔を隠してもバレバレ(笑)
marinさんへ (うさ)
2019-09-25 03:25:02
初めまして、かな?
目や体型?で宗越って分かってしまうなんてすごいです!!

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