海月美紗のおでかけ日記

おでかけ大好きです
見つけた小さな“happy”を記録していきます

ハナガサクラゲと仲間たち

2024-05-29 14:05:00 | クラゲ

△キタクラゲ

(2016.8.9 新江ノ島水族館)

刺胞動物門/ヒドロ虫綱/淡水クラゲ目/ハナガサクラゲ科

傘の大きさは3cmくらい。4本の放射管上にリボン状の生殖巣。傘の縁には100本以上の触手がある。この触手を上向きに広げながら水の中を漂い、時々ひょこひょこと動く。

触手の曲がり加減と触手を広げながらふわふわ漂っている感じがとても好き。

△カギノテクラゲ

(2016.7.31 京都市水族館)

刺胞動物門/ヒドロ虫綱/淡水クラゲ目/ハナガサクラゲ科

傘の大きさは2cmくらい、透明。茶色の生殖腺と触手がきれい。触手の先端が鍵状に曲がっていて、アマモなどに付着して生活している。

ワイングラスでも育てられるらしい。非常に興味をそそられるが、毒性もまた強いということ。

△ハナガサクラゲ

(2026.9.18 仙台うみの杜水族館)

刺胞動物門/ヒドロ虫綱/淡水クラゲ目/ハナガサクラゲ科

傘の大きさは15cmくらいまで大きくなる。傘の上や縁についているピンク、黄緑色、黒の触手がとてもカラフル。英名「フラワーハットジェリー」。

触手の刺胞は強い毒をもっていて、体の近くを泳ぐ小魚を捕まえ、口まで運んで食べるらしい。

きれいなものにうっかり手を伸ばして触れてはいけない、ということ!

いずれも色がカラフルだったり折れ曲がっていたり、触手が特徴的。そして、触手の刺胞が強い毒をもつところが共通点。

みんなあまり動き回らないでじっとしていてくれるので、写真を撮るのは比較的簡単!

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オキクラゲと仲間たち

2024-05-13 13:10:00 | クラゲ

△オキクラゲ

(2024.4.30 加茂水族館)

刺胞動物門/鉢虫綱/旗口クラゲ目/オキクラゲ科

外洋性のクラゲなので「沖」クラゲ。

触手は8本、傘の大きさは5~8cm。傘上に刺胞魂をもつ小突起が多く見られる。刺胞毒は強く、刺されるとかなり痛い。

ピンクや赤紫、赤茶色…、個体によって色が微妙に違う。そのグラデーションがまた実に美しい。

△アカクラゲ

(2016.7.31 京都水族館)

刺胞動物門/鉢虫綱/旗口クラゲ目/オキクラゲ科

傘に放射状に赤い16本の縞模様が伸びる。傘の直径は大きい物だと30cmくらい。

触手は多くて長い。最大2mの長さになり、触手の刺胞にはやや強い毒がある。

この刺胞を乾燥させた粉が鼻に入るとくしゃみを引き起こすため「ハクションクラゲ」とも呼ばれる。

触手と口腕を長く伸ばして泳ぐ様子がとても優雅で美しい。「毒のある物は美しい」というのは本当だと思う。

△ヤナギクラゲ

(2023.5.2 加茂水族館)

刺胞動物門/鉢虫綱/旗口クラゲ目/オキクラゲ科

白い傘に、24本の赤い触手、白いリボン状の口腕をもつ。傘経は10cmくらい。

傘は若いうちは白っぽいが、成熟すると黄色っぽくなってくる。

加茂水族館の「クラゲ館長が選んだ美人なクラゲ60種」の表紙になっているクラゲ。優美で美しい。

△アマクサクラゲ

(2016.8.9 新江ノ島水族館)

刺胞動物門/鉢虫綱/旗口クラゲ目/オキクラゲ科

九州天草地方で見られる南方系のクラゲ。傘の大きさは6~10cmくらい。

成長とともに薄茶、ピンク、白色と体色が変化する。

触手と傘の中央部に刺胞魂がある。刺胞毒は強く、刺されると痛い。

クラゲ食。ミズクラゲを入れると触手で絡め取って食べてしまうが、共食いはしないらしい。

△パシフィックシーネットル(2019.5.2 新江ノ島水族館)

刺胞動物門/鉢虫綱/旗口クラゲ目/オキクラゲ科

北米西海岸に見られる大型のクラゲ。傘の色は金色、触手が赤いのが特徴。

「シーネットル」とは「海のイラクサ」という意味。イラクサは毒の棘のある雑草。

ヤナギクラゲに近い仲間で、和名は「アメリカヤナギクラゲ」。

繊細さはないが、力強くて存在感がある。だから、群泳していると迫力がある。

数年前、アカクラゲを捕まえたことがあった。傘経は10cmくらい。

口腕と触手が長いので、持ち帰って水槽で飼育するのは難しいと思い、あきらめて海に帰した。

だいたい、アカクラゲは毒が強いし、ミズクラゲを餌にあげなくちゃいけないし…。

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加茂水族館のバックヤードツアー

2024-05-04 08:30:00 | クラゲ
2024.4.30 バックヤードツアーに参加。いつも定員オーバーで申し込めなかったから、今回はラッキー!所要時間は約20分。


展示されているのと同じ、大きな丸い水槽。丸い形なのは水流を調節するため。


水質や水流を管理するための機械がたくさん。それぞれのクラゲに最適な環境を作り出す。

たくさんの種類のクラゲの研究と飼育が行われている。

展示中のキタミズクラゲの水槽を真上から見る。

ツアー客のための通路が整備されている。

あの大きなクラゲドリームの真上。ここから飛び込んで、水槽の中からお客さんに手を振ったらすごいかも…


1日目、7日め…とメモ書きされたミズクラゲたちが並んでいる。


エアコンもストーブも置けないから、飼育員さんたちは真夏や真冬は大変なんだそう。

まだ展示していないアオクラゲを飼育中とのこと。今日の展示クラゲ数は89とボードに書かれていた。目標は100!だそう。 アオクラゲもそのうち展示されるのかな。

国内からも国外からもたくさんの研究者が訪れるそう。「みんな、この柱に感想をサインしていくんですよ、水族館の宝物です」と。

私はクラゲの成体の美しさに惹かれているだけで、クラゲの生態や特徴とかを何も知らない。今回はバックヤードでクラゲたちを違う側面から見られて感動!
まだまだ知らないたくさんのクラゲたちに出会いたいと思った。










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外国生まれのクラゲたち

2024-05-03 21:27:00 | クラゲ
2024.4.30 
外国生まれのクラゲたちは、日本生まれのクラゲたちに比べて、華やかさや優雅さが際立つような気がする。つい目を引かれ、そのまま見とれてしまう。

△ラビアータ

△マレディベンシス

△プロカミアシーネットル


△パルモ

△パシフィックシーネットル

△コティロリーザ・ツベルクラータ


△プンクタータ
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有櫛動物門のクラゲたち

2024-05-03 21:25:00 | クラゲ

2024.4.30

有櫛動物は刺胞を持たないので、刺さない。体の表面に8列に並んだ櫛状の小さな板があって、それをぱたぱたさせて泳ぐ。光が反射して、タララララタララララと光って見えるのが実に美しい。

△カブトクラゲ

△キタカブトクラゲ

△ツノクラゲ

△コトクラゲ

△ウリクラゲ

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