海月美紗のおでかけ日記

おでかけ大好きです
見つけた小さな“happy”を記録していきます

3月22日(金)仙台市野草園にて

2024-03-22 18:40:00 | 
牧野富太郎博士が学名をつけた「スエコザサ」があることで、一躍有名になった仙台市野草園。冬の間は休園していて、やっと3月20日に開園。
この日が待ち遠しかった!どんな花が咲いているかな?ワクワク!ドキドキ!



バイカオウレン(梅花黄蓮)
朝ドラ「らんまん」の第1週のタイトルになった花。
梅の花のように見えるので「梅花」。でも、花びらのように見える白い部分はガク、黄色い小さな部分が花びら。
白くて小さくて、いかにも可愛らしい。群生してたくさん咲いているのを見つけたら、きっと万太郎みたいに嬉しくなってしまう。



セリバオウレン(芹葉黄蓮)
白い小さな花があちらにもこちらにも…。背丈は10cmくらい、顔を近づけてよく見ると、なんと繊細で可愛らしい花!
葉がセリの葉のように細かく切れ込んでいるのが名前の由来。
セリバオウレンは雌雄異株。花には、雄花・雌花・両性花があるらしい。


セリバオウレン(雄花)
花びらも雄しべもガクも、みんな真っ白。この花は中央部だけほんのりピンク色。きれいに開いて咲いて、花火のよう。

セリバオウレン(両性花)
花の中央に紫褐色の雌しべがある。この花は、雄しべが花粉を出すために外側に倒れている。
両性花と雄花との違いはすぐに分かる。よく探したけれども、とうとう雌花は見つけられなかった。


フッキソウ(富貴草)
一年中きれいな緑色、少し日陰でも、あまり手入れをしなくても丈夫に育つ。増えすぎに要注意。


ミスミソウ(三角草)
スハマソウとよく似ていて区別がむずかしい。ミスミソウは葉の先端がとがっているが、スハマソウはとがっていない、らしい。
いずれにせよ、どちらも「雪割草」。雪解けの頃に春を告げる可愛らしい花。



アズマイチゲ(東一華)
東日本で見つかり、花は1本の茎に1輪しかつけないので「東一華」。葉の先が丸くて切れ込みがない。
日当たりのいい木立の中で咲いているのを見つけたことがある。



ヤマネコノメソウ(山猫目草)
小さな花を6~10個つける。花びらのように見えるのはガク、その中にあるのが雄しべ。花びらはない。
全体的に緑色なのがとてもきれい。花が終わった後の開いた果実が、猫の目のように見えるとか。



ニッコウネコノメ(日光猫目)
栃木県の日光で発見されたから「日光猫目」。
花の付け根にでる葉っぱは黄色、雄しべの先っぽは赤色、その色のバランスがとてもおしゃれ。



ショウジョウバカマ(猩々袴)
中国の伝説上の動物で赤い顔をしている「猩々」、葉の重なっている様子が「袴」、合わせて「猩々袴」。
花の色はピンクや紫色、白。同じ場所に咲いていても微妙に花の色が違っていて、不思議。
花が終わった後も茎がどんどん伸びて50cmくらいになる。違う花かと思うくらい雰囲気が違う。



ザゼンソウ(座禅草)
袈裟を着て座禅を組む僧侶に似ていることから「座禅草」、別名「達磨草(ダルマソウ)」。
ミズバショウは何度も見たことがあるけれども、タイミングが合わなくて、ザゼンソウは今回が初めてのお目見え。
これはこれでなかなか可愛らしい。



園内「どんぐり庵」にて、鴨そばを。
たくさんの可愛らしい早春の花に出会えて、胸がいっぱい。
でも風が冷たくて、何時間も園内を散策したら手足も体も冷えてしまった。
優しい味のお蕎麦を食べて、気持ちも体もほんわかと温かくなり、「次はいつ来ようか」とウキウキしてきた。


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