さすらう女、
以前玖珠にある三日月の滝に残る悲話にはまったことがありますが
その時に偶然、この黒木にも似たようなお話があることに興味を持った事を
覚えています。この写真の中央、小山の上にはその昔、黒木城がありました。
別名 「猫尾城」 と呼ばれ小山のすぐ下あたり 「陣の内」 には
家族や家来衆が住んでいました。
この城主である源助能が天皇の警護役を終え
妻の待つこの黒木に帰ってきました。
がしかし一人ではなく天皇から下げ渡された美しい女性と一緒に。
そのことを知った妻は苦悩し、思い詰める日々を過ごすのですが
愛妾に後継ぎの子供が生まれ、その祝宴が行われる日、
ついに妻は矢部川に身を投げてしますのです。
その場所は現在の「劔が渕」。
主の後を追って12人の侍従も次々と身を投げて、
その遺体は引き揚げられるのですが…
その日から雨は激しく降り、川の水は土手を超え
黒木の里を飲み込み、植えたばかりの苗は流され
牛馬をも押し流した。
村中には疫病が蔓延し、人や家畜が次々と倒れた。
助能は妻への強い罪の深さを意識して
天皇から頂いた劔を惜しげもなく渕に投げ込んだ。
以来この場所を劔が渕と呼ぶようになった。
その後雨はやみ、悪病も治まった。
現在ある築地御前社は、妻と12人の侍女を弔う矯めに建てられたものです。
ちょっと長かったですが
今も昔も、男女の恋愛話は変わらないんだな~
なんて思ったものです。
三日月の滝物語はまたの機会に
何気に撮った写真の中にいろんな歴史があって
久々に歴史好きな女に戻ったさすらう女でした
こちらにも遊びにきてね
リフォームの木木館 http://www.mokumokukan.com
以前玖珠にある三日月の滝に残る悲話にはまったことがありますが
その時に偶然、この黒木にも似たようなお話があることに興味を持った事を
覚えています。この写真の中央、小山の上にはその昔、黒木城がありました。
別名 「猫尾城」 と呼ばれ小山のすぐ下あたり 「陣の内」 には
家族や家来衆が住んでいました。
この城主である源助能が天皇の警護役を終え
妻の待つこの黒木に帰ってきました。
がしかし一人ではなく天皇から下げ渡された美しい女性と一緒に。
そのことを知った妻は苦悩し、思い詰める日々を過ごすのですが
愛妾に後継ぎの子供が生まれ、その祝宴が行われる日、
ついに妻は矢部川に身を投げてしますのです。
その場所は現在の「劔が渕」。
主の後を追って12人の侍従も次々と身を投げて、
その遺体は引き揚げられるのですが…
その日から雨は激しく降り、川の水は土手を超え
黒木の里を飲み込み、植えたばかりの苗は流され
牛馬をも押し流した。
村中には疫病が蔓延し、人や家畜が次々と倒れた。
助能は妻への強い罪の深さを意識して
天皇から頂いた劔を惜しげもなく渕に投げ込んだ。
以来この場所を劔が渕と呼ぶようになった。
その後雨はやみ、悪病も治まった。
現在ある築地御前社は、妻と12人の侍女を弔う矯めに建てられたものです。
ちょっと長かったですが
今も昔も、男女の恋愛話は変わらないんだな~
なんて思ったものです。
三日月の滝物語はまたの機会に
何気に撮った写真の中にいろんな歴史があって
久々に歴史好きな女に戻ったさすらう女でした
こちらにも遊びにきてね
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