陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

明窓浄机は人生を救う

2024-05-06 | 自然・暮らし・天候・行事

この春先からいささか事情があって、現住まいに同居人が増えました。
もともと私名義の家ではないのですけれども、個人事業用と自分の休憩室用にふた部屋を自由に使わせてもらっていましたが。急きょ、そのひと部屋を明け渡すことに。

なので、私は休憩室用へお引越し。
パソコンは持ち運びできるからまあいいとして、配線に迷いました。この休憩室は会社に行く前の仮眠室にしていて、衣料置き場だったのですが、これをなんとかやりくりして片付け。身内に助力を願ってホームセンターへ直行、組み立て式の棚を購入して書類を収納。

壁際に収納されていた、いい感じの和机もセッティングして作業用に。これがかなり広くて、経理作業がやりやすく、とても気に入っています。明窓浄机は人生を救う! 汚部屋の片づけは気分があがりますね。

この新しい同居人が持ってきた私物のスペースも確保し、なんとか、屋内が窮屈にならないように。
リビングやバスタイムの共有が問題になりそうでしたが、なんとか、時間差をずらしてやりくりすることに。こうした奇妙な共同生活がスタートしました。

私の自部屋は床に置くものを極力減らしています。
とはいえ、部屋の三分の一ぐらいには同居人のものが占めているし、元の部屋に私のものもそのまま。寝床も固定せず、空いているところを使うことがある。三人がそれぞれの部屋を使用によってシェアしています。

幸いなことに、この新メンバーは騒音を出したりもせず、たまに料理もするようで。さらにものをあまり散らかさないようにしてくれているので、助かっています。
私ももともとの同居人も、食事は別々で自由な時間に摂るようにしているので、気楽でいいですね。ルームシェアに近いです。

自分が子どもの頃はあまり不思議に思いませんでしたが。
学生と社会人、会社員と自営業などなど。同居人の仕事などで生活時間帯が異なってしまい、ズレが生じると、けっこうストレスがたまりやすいものですよね。私は10年ぐらい独り暮らしだったため、現住まいで同居しはじめたときは、いや、現に今もなおですが、不満が尽きないことはありません。自分名義の空き家へ独りで移住しようかと思うこともしばしば。長く暮らすと、やはり生活感の不和が生じてきますよね。親子、夫婦、恋人、友人であっても。

ひとり増えたので、冷蔵庫のなかも家全体もすこし狭くなりましたが。
賑やかになったのはいいことですね。自由なのはいいことではありますが、孤独が増すと不健康になりがち。ペットでも飼おうかしらと思っていた矢先だったので、いい徴候かもしれません。長期滞在はしないのかもしれないのですが。

(2024.05.02)





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