2022-12-30
えっ、フラットアーサーは賢い??
ワクチンをめぐる知的状況を把握するために、前回(11月)、以下のような図を作成して公開した。これは陰謀論と反陰謀論との対立を基軸としたものであった。一般大衆は原則的に反陰謀論であるということだ。
ザウルスの理解:
● 世間一般は接種者で、ふつう反陰謀論者である。
● 「陰謀論」は常に「反陰謀論」に包囲されてる。
● 反陰謀論からすると、陰謀論は負け犬の遠吠え。
● ほとんどの陰謀論者からすると、接種済みの反陰謀論者は殺されていく哀れな家畜。
しかし、フラットアースを相手にしてきてわかってきたことがある。フラットアース信者は一人残らず反ワクなのである。これはなぜか?一人くらい接種済みのフラットアーサーがいてもよさそうなものだ。しかし、ワクチンを打っているフラットアーサーは皆無なのだ。
フラットアーサーの頭の中では、フラットアースは陰謀論においては反ワクよりもレベルが上で、反ワクはフラットアースの入り口に過ぎず、入門編と考えている。
しかし、何だかんだ理屈を並べても、フラットアース説には科学的根拠、合理的説明が無いので、科学的正当性のある反ワクに寄生して「反ワクなら、フラットアースだよね」と言って信者をリクルートするしかないのだ。
また、フラットアースは 反ワクのピエロ として機能している。反ワクの看板も背負いながら一般大衆から笑いを取る役目を務めている。これが反反ワク派にとっては格好のターゲットになる。
反ワクの戯画化と言ってもいいし、案山子論法で容易に叩き倒せる、案山子の役を務めていると言える。
とはいえ、フラットアースというこの寄生虫の唯一の正しい選択は、反ワクという正しい宿主を選んで、そこに巣くっていることだ。(^-^)
論理的、科学的にはまったく箸にも棒にもかからない屁理屈を捏ね回す彼らの唯一正しい選択はワクチンを拒否していることである。それだけである。(^-^)
反反ワク・反フラットアース vs フラットアース
反反ワク・反フラットアースによるフラットアース批判をツイッター上で眺めていると、ほとんどのケースでフラットアースは論破されている。
反反ワク・反フラ勢力の攻撃によって、フラットアース説が、陰謀論以前の最低限の科学的リテラシーと純粋な論理において撃破されていることは明らかである。はっきり言って、反反ワク・反フラの陣営のほうが利口であり、頭の回転が速く、「頭がいい」。
フラットアースを含む反ワク陣営を攻撃する反反ワク・反フラットアース陣営は、反ワク陣営、特にピエロ役のフラットアースを指さして「反ワクはバカばかりだ」の大合唱である。「反ワクの頭の中身はフラットアースだから仕方ない」と。つまり、頭が悪く、知的レベルが低いから反ワクに走るのだ、と。反反ワク派の頭の中では、フラットアースをコアとする反ワク派は、今回の図で言うと縦の軸 の底辺部分に沈殿しているはずなのだが、実際は俯瞰図の通りなのだ。
フラットアーサーはたしかに「頭が悪い」。子分だけでなく、親分もである。間違いない。しかし、彼らは「賢い」。
彼らを易々と論破する反反ワク連中よりもフラットアーサーのほうが賢いのだ。なぜならば、反反ワク連中は「無防備にも」全員ワクチンを複数回接種しているが、フラットアーサーは全員が「賢明にも」ワクチンを回避してきているからだ。(^-^) ちなみに、反反ワク・反フラの主だった論客は、ワクチン接種3回~5回であり、それを公言さえしているという危機感の無さである。
もちろんワクチン問題とフラットアース問題は別次元の話だ。本来何のつながりもないのだ。それを混濁した頭脳で勝手に結び付けているフラットアーサーはたしかに「頭が悪い」。(^-^) しかし、彼らはその誤った混濁した理屈で「自分たちの正しい選択」を自分たちなりに理由づけているわけだ。
けっきょく、彼らは、いくら混濁した頭脳でおかしなことを言っていても、結果的には「正しい選択をした賢明な人間」ということになる。(^-^) 正しい選択をしているというその確信こそが、彼らがいくら世間から馬鹿にされても、カエルの面に〇〇で、平気でいられる理由なのである。(^-^)
たしかにフラットアーサーは「賢い」。しかし、それは「接種者よりも賢い」というだけの話である。反ワクの中では、相変わらず「頭が悪い」だけなのだ。
フラットアーサーは接種者の反フラからはいくら馬鹿にされても平気なのだが、それは内心「こいつらは陰謀に踊らされてワクチンを打ったアホなヤツ」というマウントを暗黙に取って留飲を下げているからである。
ところが、反ワクの非接種者にフラットアースを論破されるのは屈辱的で耐えられない。なぜならば、接種者に対して取れる 溜飲マウント が同じ反ワクの非接種者相手では全然取れないからだ。(^-^)
反反ワク vs 反ワク や、 反フラ vs フラットアース の論争でも、どうやら「陰謀論」という概念に囚われ過ぎて、本質を見誤っている印象がある。
ここで、ワクチンをめぐる「陰謀論」という概念を脱構築する必要がある。
そこでザウルスが提唱したいのは「生存力指数 Survivability Index 」という概念である。
平たく言えば、「生存本能 Survival Instinct 」である。どっちでも S I である。あらためて今回の俯瞰図をご覧いただきたい。
横の軸 がそれで、マイナスとプラスに分かれる。左のマイナス側が接種者集団、プラス側が非接種者集団となる。つまり、以下のようになる。
ワクチン接種者(接種受容) → 生存能力マイナス(ー)
ワクチン非接種者(接種回避)→ 生存能力プラス(+)
生存能力マイナス ということは、不適者淘汰の対象 ということになる。
生存能力プラス ということは、適者生存の候補 ということになる。
マイナスの方では数値化が可能かもしれない。
接種1回 = マイナス1
接種2回 = マイナス2
接種3回 = マイナス3
接種4回 = マイナス4
接種5回 = マイナス5
接種 n 回 = マイナス n
数値が大きくなるほど余命が短くなると一般的に言える。それだけ早死にする確率が高くなるということだ。一言で言うと、「早く死ぬ」ということだ。
そもそも、ワクチンを接種した多くの一般大衆は、生存上非常にリスクのある大きな賭け をしたわけである。ワクチンが約束したはずのプラスのリターンがだんだん怪しくなってきて、最悪のマイナスのリターンに終わる恐れが世界中で噴き出している。
とはいえ、リスクがコントロールできない危険なギャンブルとなる可能性は十分に予見できた。そして、その予見に基づいて接種を見送った人間が反ワクと呼ばれるマイノリティーだ。
反ワク民は、接種というギャンブル自体をパスしているので、リターンに左右されるということがない。「余計なことをしなかった」 というだけで、予測の難しい大きなリスクに怯えることがない。とはいえ、シェディングについては未知数かもしれない。
頭が悪くても、早死にしない方が勝ち。 → フラットアーサー
頭が良くても、早死にする方は負け。 → 反反ワク・反フラ
人間を含む動物の個体にとって、早すぎる死を回避すること は最重要に位置する優先事項だ。しかし、その危険を回避する能力は「頭の良さ」というよりは、むしろ生存本能に根差した「警戒心」なのだ。
せっかく「頭の回転」が良くても、ベルトにかかっていなくて、人口削減ワクチンという未曽有の危機が訪れても気づかずクルクル空回りしている頭脳の持ち主が反反ワクなのだ。「頭の回転」が遅くてもちゃんと逃げる脚にベルトがかかっているフラットアーサーはバカ呼ばわりされながらも危険を察知して回避するのだ。だからフラットアーサーは賢い。(^-^)
なまじ「頭のいい」人間は、今の既存社会ですでに有利な地位を獲得して既得権益があるので、今の社会の破局や大転換の可能性を受け入れることができないまま大勢に流されるのだ。