ウィキリークス(6) アサンジュの猫はどうしてる?
在英エクアドル大使館の一室での孤独な亡命生活を4年近く送ってきたアサンジュは、今年の春から一匹の猫を飼い始めていた。生活がそれなりに落ち着いてきてしまったから、そうした余裕が出てきたのだろう。
ウィキリークスの支持者たちのあいだでは Embassy Cat と呼ばれていたが、他にも ジュリアンをもじった Mewlian とか、 Wikikitty などとも呼ばれていた。
退屈な “監禁” 生活での気をまぎらすために、アサンジュは Embassy Cat というタイトルのツイッターをオープンした。 https://twitter.com/embassycat
この猫がアサンジュの元に来たのは、May 9, 2016 なのに、このツイッターの登録は 4月 である。用意周到なアサンジュらしい一面がうかがえる。常に先を見越したうえで行動する人間である。
↑ 4月 登録 ↑ 5月 新しいおうちに来ました!
来客をなごませ、もてなしていたようだ。 たしかに猫のいる部屋は緊張が解けるものだ。
アサンジュの心をどれだけ癒していたことか。
運動不足にならないように、アサンジュはランニングマシーンを使っていたようだ。それをどうやら猫にも使わせていたように思える。
このツイッターを見ると、最後のツイートが10月15日であることがわかる。パメラ・アンダーソンがアサンジュを訪問した16日の前日である。
ご主人様はどこにいる?
ほぼ確実に思えるのは、アサンジュはもうこの駐英エクアドル大使館にはいない ということだ。確実な証拠もないのに、いつまでも呑気な期待を抱いているわけにはいかない。それではどこにいるのか?現時点で有力な説はアメリカであろう。 ウィキリークス(4) アサンジュ、米国に移送?
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