最近の大竹さんは白内障になり、耳も遠い。
私が帰ってきてキッチンに行くも、気づかずに勝手口からずっと外を眺めてることもある。(玄関のドアの振動とかで帰宅したのは把握できるらしい)
そこまでは老犬の予想範囲なのだけれども
保護したときに感じたのだけれど、やはり大竹さんは虐待というかきつく殴られた暦があるみたいで
目が見えてるうちは大丈夫だったのだけれど
白内障になって、耳も遠くなって、トラウマがよみがえってしまっている。。
撫でようと手の影や体の影が顔にかかると
おびえたようにビクビクしてしまったり
耳が遠くなる前はまだ自分の声でフォローが出来たのだけれども
耳が遠くなってからは、声をかけても分からなかったりして
ビクビクすることが多くなった。
散歩は普段のコースならご機嫌なのだけれど、ちょっと分からないコースになるとすぐに帰りたがる&動かなくなってしまう。
耳が遠くて不安になることが多くなったからか、遠吠えもするようになった。
夜の散歩は気をつけないと車のライトが眩しくてパニックになることもある。
先日、鳥部がビックリしてしまうから、普段は掃き掃除なのだけれど
掃除機を使ったら、最初は大丈夫だったのだけれど
音に気づいたのか?掃除機の筒が殴られたときの棒に見えたのか(昔から傘とか長物が怖い)
パニックになってしまい
キッチンと敷地内を駆け回って、ワンワン!吠えて家から逃げようとして
周りが何も見えなくなってしまった;
柵を壊して脱走しかねなかったので、抱きかかえて落ち着かせようとするも
全然、私を見てくれなくて「捕まった!逃げなくちゃ!」ってなってて
疲れ果てるまで抱きかかえていました。
簡単にはトラウマは消えないんだなぁって思ったよ。
そんな大竹さんでも
唯一の楽しみがあって
金曜の夜散歩。
旦那がお休みなのでゆっくり旦那も一緒にお散歩するのですが
ちゃんとそのタイミングが分かるらしく、自らいつもの散歩道を外れてコンビニへ向うの
この日はコンビニ行くとナゲットを買ってもらえるって分かってて
大竹さんの楽しみのひとつになってるみたい。