場所:右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町
最寄り駅:京都市バス嵯峨釈迦堂前

「沖縄の石」

「沖縄の石」の説明碑。
「銘 沖縄は太平洋戦争終焉の地として日本民族にとって忘れ得ぬ地であります。 祖国の必勝を信じ、
そして祈りながら軍、官民一丸となり老幼婦女子、学園の健児や乙女達に至まで山河を地に染め祖国防衛の防
人として散華せられた英霊永眠の聖地、沖縄の祖国復帰と民族一体化運動に挺身する日本民主同志会が、幾
十度となく同地に慰霊特別参拝団を組織し巡拝しましたが、初回の際かの地で戦死せられた英霊の多くの遺族
より、肉親が沖縄で戦死せるも、遺骨さえ還ってないので、同地の石ころの一つでも拾ってきて下さいと頼まれ、
かつて血に染まっていたであろう珊瑚礁の石ころを拾いあつめたときの感情を悲歌に托し、復帰を目前にひかえ
た昭和四十五年八月十五日の終戦廿五周年を記念して、この聖地に遺恨を千載に留めて散りゆきし殉国諸霊
の英勲を讃え以て慰霊と世界平和の悲願をこめ、又本志業に御協賛を給わりし諸員の芳名と沖縄の石を碑礎
に鎮め茲にこの碑を建つ。 日本民主同志会 識」

清涼寺内にある忠霊塔。しかし、立入禁止内に建てられているため詳細は不明。