天龍寺内にあるシベリアへ抑留され、死亡した方々を慰霊するための石碑。
シベリア抑留者は、日本からもソ連(現ロシア)からも見捨てられた存在であった。そのために現在でも元抑留者
と支援者による訴訟が行われている。
京都の天龍寺へ来た際には、是非とも見ていただきたい所である。
場所:右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
最寄り駅:京福電鉄嵐山駅、京都市バス嵐山天龍寺前
解説:石碑には「第二次大戦後ソ連に抑留中死没した諸霊この奥に眠る」とある。
解説:石碑には「第二次大戦後ソ連に抑留され不帰の客となったはらからの霊とこしえに眠りませ」、「チタ州フカ
チャーチャ収容所から帰還した我らは昭和44年10月10日ようやく同収容所で永眠した千余柱の英霊を初め、ソ
連地区抑留死没者並びに帰還後死没者の合同葬儀をここ天龍寺にて執り行うことができた。いま我らは、これ
ら同胞の遺品と過去帳をここに納めて世界の永遠の平和を念じつつこの碑を建てる。 昭和46年10月9日 ヤゴ
タ会」とある。