滋賀弁護士会では、来る本年12月18日(土)13時から、市民集会「放射性物質を含む土壌の再利用を考える~滋賀県に除染土がやってくる?~」を開催いたします。
今年は東日本大震災とそれによって発生した福島第一原発事故後10年目に当たります。福島第一原発事故では、多くの人々が故郷を奪われ、広範な環境汚染が発生しました。そしてそれは今日なお続いています。
福島第一原発事故では大量の放射能汚染土壌も発生しました。その量は東京ドーム11杯分とも言われています。現在、国はその最終処分に向けた取り組みを進めていますが、その一環として、放射能汚染土壌の相当部分を全国で再利用する方針です。具体的な利用形態は未定ですが、汚染土壌を使った農作物の栽培実験などが行われています。それと併せて、国は、再利用基準を、従前の規制基準である1キログラムあたり100ベクレルから8000ベクレルへと一気に80倍緩和しています。
研究者の中からはこうした基準緩和に疑問の声をあげる動きも出ています。またこの滋賀県にも放射能汚染土壌が運び込まれ、自分たちの日常生活の近くにやってくるのではないかとの不安の声も聞かれます。一方で、汚染土壌の負担を福島県だけに押し付けていいのかという意見もあります。
そこで、滋賀弁護士会では、この問題について市民の皆さまに関心を持っていただくために必要な情報を提供するための市民集会を企画しました。
申込方法はコチラのチラシをご覧ください。
なお、12月4日及び5日は弁護士会館休業日ですが、このイベントの会場参加申込みの電話受付はさせて頂きます(午前10時から午後2時まで)。チラシ、ポスターに書かれている電話番号におかけ頂き、メッセージの案内に従ってお申込みください。
オンライン参加の申し込みURL
市民集会「放射性物質を含む土壌の再生利用を考える~滋賀県にも除染土がやってくる?~」 (google.com)
「滋賀県弁護士会 イベント情報」
市民集会「放射性物質を含む土壌の再利用を考える~滋賀県に除染土がやってくる?~」|滋賀弁護士会 (shigaben.or.jp)