戦後75年の今年。豊田コレクションより、戦争にちなんだ風呂敷を約30枚集めて、開催します。
戦勝風景を染めたもの。戦意高揚を意図するものなどなど・・。静かに見つめていると、脚がガクガクすることも。
兵隊さんだけが戦争をしていたわけではない。誰もが戦火の中で、感情を持って暮らしていたこと。
暮らしの必需品であった風呂敷だからかもしれませんが、一枚一枚に物語が秘められていように思います。まだ十分に読み取れてはいませんが。
お運びくださり、こんな時代があったのだと思いを巡らせていただければ。
チラシの後に添えた1点もご覧いただくと、左上に満州国の地図、満鉄が張り巡らせた路線などがみて取れます。朝鮮半島の色にも注目を。
怖いです。
100年にも満たない、過去の出来事が・・・。
戦争を語り継いでいきたいと思っています。
「アートステージ567 FB」
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「京都新聞 web版」2020年8月1日