飯守さんの思い出

飯守さんの演奏会にかなり接することが出来ました。1985年から約40年弱。

プロオケのみならず新響、シンフォニカを始め柏交響楽団にも（関係者に感謝）。日本の頂点に立つ指揮者がアマオケに多数客演するというのは、そう例はないように思えます。

思い出は数多いですが、シティフィルとのブルックナー8番の話を。私の隣席は右近先生（この数年、お会いできていませんが・・）。開演前にプレトークが20分。
飯守さんがステージに設置されたピアノを弾きながら解説するという稀有な時間！！確か聞き手は横山奏さん。第1楽章冒頭の説明、第一主題、第二主題を飯守さんがピアノで弾き、
深く説明。

ここで20分経過！！舞台袖からステマネ？さんがやってきて、恐らく「先生、そろそろお時間なので・・」とお伝えしたのでしょう。
飯守さん、「え？？まだ第1楽章の中間までしか・・」と。ちょっと苦笑いしながら、舞台袖に引きこんだあたりが可愛かったです。