ん??と思うかもしれませんが、今年はモーツァルト没後222年です。
こういう記念年もいいでしょう(^^;)。
モーツァルトのように記念年じゃなくても、他の作曲家達も毎年のように取りあげてくれればいいのですが、そのような作曲家は全体で考えればほんの僅かですね。
ヴェルディ、ワーグナーもモーツァルト同様に毎年、取りあげられる作曲家ですから、いくら今年は記念年とはいえ、他の方々に場を譲って欲しいところです。
そうはいっても、今回はモーツァルトということで少し。誰もがモーツァルトといえば、
「少し語らせてもらうよ!」
ってなると思います(^^;)。
私はモーツァルトをモーツァルトとして意識して最初に聴いた曲は交響曲第39番です。父が所有していたベーム・ベルリンフィルのLP。
小学5年生の時。もう何十回、いや何百回と聴きました。今でも39番はこれが基本です。
没後222年ということで、K.222はいかがでしょう?聖節の奉献歌「主の御憐みを」 ニ短調、非常に美しい曲です。
NAXOSを始め、いくつかの社からCDが出ています。
youtubeにもあります。1.00から聴いてみてください。こちら
同じニ短調のあの有名な作品っぽいところが一瞬出てきます。その後も何度か。単なる偶然だと思いますが、このK.222の話になると、このことが結構話題になります。
それがメインになってしまっては、悲しいのですが。
『バスティアンとバスティエンヌ』序曲も同様ですね。
0.17から曲が始まります。こちら
あれれ?って。こちらはK.222より有名な話です。「題名のない音楽会」でも取りあげられたことがあります。
「明らかにモーツァルトのテーマを使った!」」という某学者(?)に、黛さんは、「偶然ですよ!」の一言でした。
素人の私ですが、まぁ偶然だろうなぁという感じです。
2分程度の序曲です。この2つの曲を一緒にやる演奏会があってもいいですね。ただこの2曲だけだと時間が短い、
通常は序曲・協奏曲・交響曲というスタイルが多いですが、対比するためにも、最初に協奏曲、そこで休憩。そしてバスティアン序曲と、問題の?交響曲とか(^^)。
モーツァルトをめぐってはいろんな話がありすぎです。ホルン協奏曲の話だっていろいろ面白い話があります。