なめてかかって足元をすくわれることを戒める
教えは多々あるが(勝って兜の緒を締めよ等)
相手を尊敬しすぎて
自ら勝つ可能性を捨ててしまうことを戒める
教えは少ない。
第14回全日本だったと思うが
三好選手が
尊敬する三瓶選手に
思いっきりぶつかっていくのだが
どこか
「先輩を喰ってやる!」という気迫を感じなかった。
尊敬しすぎていたのだと思う。
正道会館の石井宗家がよく
「相手を尊敬しすぎてはいけません」
とコメントすることがあるが
さすが
極真のみならずマスコミや
「見る側」の層にチャレンジして結果を出してきた
石井宗家の言葉だと思う。
思えば
大谷に
「もん爺の謙虚は卑屈でしかない」
松原さんに
「もん爺は引くのが早い」
とか
よく厳しい指摘を受けたものだ。
オオカミ型のセールスマンとヒツジ型のセールスマンの話がある。
靴のセールスマンがアフリカの奥地に行って
だれも靴を履いていないのを目の当たりに見た二人が
「とてもこんなところで靴は売れない…」
と思うのがヒツジ型のセールスマン、
「おお、こりゃ売れるぞ!!」
と思うのがオオカミ型のセールスマンである
というあれである。
いくらなんでももう勝ちにいって良いのではないかと思う。
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