湘南空手道連盟OB会

204 横浜商科大高校 極真空手同好会

「村田、極真空手を教えてくれ」

いきなり笹本が言ってきた。


まあ動機は単純

同じクラスの松本が剛柔流空手をやっている。

笹本も空手を自己流でやってるが松本にはかなわないのだ(笑)。

(のちに笹本の方が松本より強くなるが)


俺が空手を教える?。


「FBIより自分の夢を追うことが大切だ」

というマス大山と同じで

考えたこともなかった。


しかし事件以来

原点に戻って考えさせられた。


それに当初の俺本来の目的は九州に行って果たしてしまっている。


新たな課題二つは


考えてみれば

銃砲刀剣等は日本国では制限を受けている。

ムキになって今すぐ対応することもなし。


 一見当たりが優しい人格者に見える腹黒な奴らへの対応も

 早期に見極めて付き合わねばよし。


 どちらも


 「君子危うきに近寄らず」


 どちらにしろ現状の俺が

 すぐなんとかできるものではない。


 そう考えたら気も楽になった。

 
 慌てる必要なし。



「それも悪くないな」

「おお、村田が了承したぞ」

「実はほかにもやりたがっている奴がいるんだ」

ということで小島や飯塚 田沢

そして根村 

白澤までが入門してくれた。


横浜商科大学高校極真空手同好会の誕生である。


顧問は村山先生


上層部先生たちは


「また村田か。 

危ないからやらせるな!」


という事だったが

村山先生が快く顧問を引き受けてくれた。
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