湘南空手道連盟OB会

164 満悦虚脱

8月も終わろうとしているのに放心状態。

受験も空手も全くやる気なし。

落ち込んでるのではない。

良い意味で 
どうでもよくなっていた。


順子が言っていたヴァン・マッコイのアルバムを買ってみた。

「ディスコベイビー」「ファイヤ-」「ハッスル」🎵

いやはや こりゃ軽い。

 
「ソウルが一般ウケしたらソウルじゃないよ」

なるほど(笑)。

残念ながら予想通り「ハッスル」大ヒットが始まるのだが

俺も実は軽いのが好きなのだ。


 タガが飛んだようだ。


両親が旅行でお出かけ

大綱中柔道部仲間を夜中に呼んだ。

大倉山で真夜中にロケット花火を飛ばす。

バスケット部の美女軍団に電話をして

あげく しのぶに

「なんでもいいから一発やらせろ」

高瀬がブチ切れた

「なに言ってるんだ!村田!」

『知るか(笑)』

竹生が

「よし!村田くん、よく言った!」

やいのやいのと大騒ぎ

まあ失恋ショックも十分受けていたのだろうが

一番惚れた女に思いを遂げたのだ。

俺の中で何かが吹っ飛んで

1975年の夏が過ぎていった。
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