ヤバそうなホテルではない。
それにたぶん高いと思う。
「叔母さんの旅館。 小倉では なかなかだろ」
「へえ~。すごいんだな」
畳も木の匂いも良い。
「まさか ここに 村田連れ込むとは思わなかった(笑)」
「というかなんで俺がここにいるか不思議だ(笑)」
「よくここまで来たよ。 正直参った♡」
こっちだってビビってるし
それでいてモロ興奮
アドレナリン全開である。
1年前の横浜一商洗心寮定期入寮の時
平原と金田が女二人連れ込んだが
なんのことはない、ちょっと触っただけで終わりだったが
あとで思うとあの時の方が興奮していた。
なぜだろう。
審査の組手より
アルバート戦や黒川戦の方が興奮していたのを思い出した。
うまく言えないが
やってはいけない事をやっているという緊張感が
エロく激しい高揚感を生むようだ。
きちんとした試合より
警察に捕まるかも
ヘタするとヤバい事になる
方がはるかに燃える
アレである。
俺のただならぬ覚悟と気合い?
を感じて順子も覚悟を決めたようだ。
いきなり抱きつこうとしたら
「ちょっと~」
ひっぱたかれた(-_-)。
「静かすぎて嫌じゃん」
よく見たらソニーのラジカセがある。
CFシリーズ たぶん最新型だ。
兄貴がステレオ凝ってたから順子は機械苦手意識はない。
何をかけるのかと思えばやはりNEW SOUL系
「のっけからワッツゴーインオンか(笑)」
「落ち着くだろ♡」
「確かに(笑)」
のちに竹生が自分ちに女連れ込むとき
カーテン閉め切って
ステレオをガンガンかけてやっていたが
この旅館はH音漏れすることもないようだ。
メチャ興奮して緊張していたのが
少しは気持ちが ほぐれた様だ。
もっとも ほぐれたのは上半身だけだが(笑)。
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