湘南空手道連盟OB会

⑱ 鶴屋橋③

反射的に二段蹴りが出た。

効かなかっただろうがナイフもろとも ふっ飛んでしまった。

そのまま馬乗り 顔をガードされたので左腹に思いっきり突きを落とした。

たっぷり手ごたえあった。

「お前らやめろ!」

警察官3人に取り押さえられた。
その後も警察官に何回か取り押さえられたことがあったが 
これが最初である。

やばい!というより 助かった
が本音である。

そのまま西口交番(当時は駅側にあった)3人連れて行かれた。

他の連中はしっかり逃げてしまったようだ。

「小学生が不良にリンチされていると聞いたがこれはどういう事だ?!」

おいおい俺は小学生か(苦笑)。
たしかにその時 身長150数cm、中学時代 私服の時は小人料金で乗っていたが(^_^;)。

取り調べをされている時
男の方は東京のM高校、女は横浜のM高校だとわかった。
当時は個人情報もなにもない 
おおらか?な時代だ。
もちろん 俺も学校名を言ったが

「君は空手やってるのか」「どこの道場だ?」

「はい、和道会白楽支部です!」
すんなり回答えてしまった。

「もう帰っていいぞ。未成年が繁華街歩いちゃだめだ!」

二人はまだ帰れそうもない感じだった。

「医者に行かせてくれ」

かなり痛がっている。

なんか悪いような気もしたが一歩間違ってれば大怪我したのはこっちだ。

 かなり興奮していた。

家に帰っても全く落ち着かない、アドレナリン全開、寝られないのである。

拳立てをやったら一気に100回できてしまった。

 大変気分が良くて夜もなかなか寝られなかった。

しかし翌日

事態は まずいことになっていた。
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