ウィンドサーファーの農業実験室

めだか、ユニサイクルに目覚めたウィンドサーフィンヤロウ(まっちゃん)の物語!
最近は野菜作りにも力を入れています。

3月5日 静岡マラソン 心との闘い

2017年03月06日 00時35分13秒 | ランニング
2週間前から調整で失敗し、怪我2連発で、出走も危ぶまれた、静岡マラソン。

痛いところは左モモの裏側。
先月は2度も鍼治療を実施し、痛みは軽減したが、まだ、
全開はできない体調で、前日も静岡でサポーターやサポートのある
タイツを物色していたが、今一、安定感が弱い感じで、
購入にいたらなかった。

夜はいつもより早めに就寝して、朝は5時に自然に目が覚めた。

朝食を食べながら、今日の今日の服装を考える。

久々にスタートが早く、8:20だったので、少し寒い。


結局、服は長袖と半袖の2枚、靴下も厚めと薄目の2本を用意し、
モモのサポートはユニクロのコンプレッションショーツ?を持って家を出る。


ふじかわ駅からの富士山をパシャ。
いい天気。
金曜日の天気予報では雨の確率半分って感じだったので、
つくづく、僕の参加するマラソン大会は晴れ続き。
脅威の晴れ男。(自分で言っちゃう~)

前日にA田さんと約束した電車に乗って静岡へ。
電車の中は混み込み。みんなランナー
駅に着くと一斉に駿府城に向かう。

なんか、すごく気持ちが高ぶる。

駿府城でA田さんとも合流し、僕のレースプランはKm5分から6分で
ゆっくり入る予定で話をしていたら、A田さんも4時間を切るって言っていて
「またまた~」って本気にしていない。


まだ、元気な二人(^^)

気温は低めだったので、長袖+手袋(この組み合わせは初)
靴下は薄目で行くことに。


スタートは静岡市庁舎の前。

スタートは1分遅れでスタートを切れた。

12,000人もいると人がすごい。

ゆっくり入っているはず。
かなりスロー。
水練でのペースを考えると超~軽め。

この大会は1㎞おきに掲示板があって、ペースを調整するのは簡単。

最初の1kmは6分で入った。
予定通り。
順調順調。
(コースが詰まっていて、走れなかったことも多分にあった)

この後、コースには多くの人がゾロゾロと走る。
5km25分05秒
あれ?4分台で走っている。
少なくとも最初の6分を考えると4kmを4:45で走ったところがある感じ。

ペースを落とさないと。

10km 48:23 スピリットは23:18 Km4:40 全然落ちてない~。

しかも水練仲間の松〇さんを見つけた。
彼もサブスリーを目指すランナーなので、ここで会うことは予想外。
少し挨拶して先を急ぐ。

しか~し。
ペースは大丈夫かどうかは全く分からない。
フトモモの爆弾がいつ破裂するか分からないが、なんか調子いいので
このまま、3時間30分を切れるペースを維持する。

でも、あっさり14㎞のところで激痛が走り、14kmの看板の前で足を止め、モモを
手でさする。

少し休んでコースに戻ると、松〇さんが目の前を走っている。

もう、歩くのがやっと位で、ドンドン離され、見えなくなる。
更に他の人にも、ドンドン抜かれる。
心が折れる。

歩くようなペースで動いているので、とてもゴールが遠い。
まだ、28㎞もある。

15kmのところでトイレに入り、足をさすりながら、走り続ける。
タイムは1:12:27 スピリットは24:04 まだKm5分を超えてません。
14㎞までが早かったのでしょう。
関門までは1時間以上あって、まだ、少しは続けられる。

でも、どこかの救護施設でリタイヤしないと帰ることもできない。
リタイアは辛いが、こんな体ではもう走れない。

心は完全に折れて、「もう、次は、誰に誘われたって、マラソンなんか走るもんか~!」
大会なんて嫌いだ~とも思った。

16㎞も6分以上かけて歩くようなペース。

ところが17km位のところまで来ると、左足を杖のように使い、右足だけで走る
バランスの悪い走りながら、ペースを少し戻しながら走れてきた。

辛さは続くが、ついに20㎞まできた。
1:41:54 スピリット29:27 (おっ!6分をこんな足で切っている(^^)?)
どうしよう。
このまま、いけるところまで行く~?
悩みながら、R150を東へ。清水までは帰れそう。

25km 2:11:19 スピリット 29:42
苦しい中でも安定ペース
このまま、足がもって欲しいと願いながら走り続けた。
(ずっとここも抜かれっぱなし)

27km位かな?
見えるはずのない、松〇さんが目の前に見えてきた。
お互いに大ブレーキ。

30km 2:41:14 スピリット 29:55
(まだ、Km6分を切ってます。奇跡?それとも今までの積み重ねの軌跡?)
気持ちはもっと遅いような気がしますが、「気合だ、気合だ~」
と思いながら、ここまでくると、走ったり歩いたりしても、ゴールできそう。

でも左足は再度、痛みが増してきて、30kmを越えたところの、救護施設に
入って、足のマッサージをしてもらいました。
僕は人生初の救護施設なので、なにをしてもらえるかわからないけど、もう痛い。
状況を説明し、マッサージをしてもらった。
ここで、症状の酷い人は棄権を勧められたりするみたい。
隣で同じようにマッサージをしてもらっていた人が、元気で、
「誰もオレの代わりに走ってくれないからさ~。棄権なんてできないよ」って
言って、救護施設を出ていった。
「心で凄いな~」って思っていたが、その人に力をもらった感じ。

僕もあんな元気な人を見ると、「棄権します」とは言えず。
救護施設を後にした。
マッサージをしてもらったら、かえって痛くなった気がしたが、
「僕の代わりに走ってくれる人いないしな~」と思って
ビッコ(へんな走り方)をしながら、ピョコヒョコ走る感じ)

こんなときは沿道の応援者が嬉しい。

体の不調は左足だけ、後は元気いっぱいなのだ。

ハイタッチコーナーではみんなに声をかけながら「行くよ~」ってこえをかけながら
「お~!」って叫び続けながらハイタッチをしたり。
園児っぽい子が、沿道で飴をくばっていたので、1個いただいて、ゴロゴロと口の中を
転がして、気分は遠足気分。

本当に足だけ...
予想はしてたが、しかたない。

35km 3:17:51 スピリット36:37
マッサージをした割にタイムが落ちてない…

ここまで来ると、清水区に入っていて、歩いても駅まではたどり着けるため、
倒れるまで、走れる。
安心感がでてきていた。
ただ、このころから、上半身が寒くなってきた。
ペースが遅くて、体が冷えてきたのだ。
(苦しいです)

40km 3:51:13 スピリット33:23
足が痛くて、引きづりながらのランニング。
でも、あれ?もしかして、4時間を切れる位にいる。

もお、変な走り全開。
ここからは誰にも抜かれずに、4時間切れを目指して頑張った。
41kmで3時間56分だったので、もう、4時間ギリは無理と悟ったが

結果、ゴールは4:00:46 スピリット 9:43

ついに、フルマラソン、4時間を超えてしまいました。
超~悲しいです。
不名誉な、記録を作ってしまった。


でも、コースは沿道に応援者が途切れず、お菓子やジュースを用意してくれる沿道の人も多く、
これなら安心して走れますね。
今までで一番いいマラソンコースでした。
ここならコースも平たんで、タイムも狙いやすいです。

次はふじかわキウイマラソン(ハーフ)を走りたいです。
(あれ? もう、走らないって言ってなかった~??)

ゴールしてすぐにA田さんからラインで「ゴールした」って連絡があった。
「えっ!嘘~」って思ったが、待ち時間が少ないのは嬉しいです。
初マラソンで5時間を大幅に短縮してきた。

初マラソン、初完走おめでとうございます。

打ち上げは温泉で。

呑み過ぎ~。
元気回復~。

大会前のラスト1ヶ月の走り方を間違えた感はあるが、自分の年齢も考え、
もっと弱目にな調整にすることと、思いました。
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