obablo -illustration+α-

obaのイラストとストーリーブログ。

コドモシオリ

2007-11-10 21:45:07 | その他
今、ミュージカルのポスターなどなどの依頼をいただいてつくっています。
すぐにお披露目できそうです☆

ところで、PCを整理していたら、懐かしいもの発見!

大学生の頃、「Street Smart」というカフェに置く読み物を仲間とつくっていたんですが、メンバーそれぞれがポストカード形式で記事をつくっていた時期がありました。
私は、「コドモシオリ」というのをつくっていました。
文章は、子ども時代の思い出で、イラストの部分を切り取ると、しおりになる、というポストカードです。

今読むと、なにこれ!笑 って感じですね。
なんですが、あまりに懐かしかったので、勢いで文章もアップしちゃいます。
にしても、こんなこと聞いて、こんなこと考えてたんだと、自分でも驚き。
ダブルの意味で、懐かしいです。


コドモシオリVo.1 ***********************


小学生の頃の帰り道。40分の道のりを、たいていの場合、石蹴りや鬼ごっこをして遊びながら歩いていた。

小学2,3年生の2年間を、私は和歌山で過ごした。下校時間には他の子供たちと遊びながら帰るのだが、はじめの頃びっくりしたことがある。
それは数え歌。10数える場面があると、全員がこの歌を歌うのだ。

いち、にぃ、さんまのしっぽ、ごりらのむすこ、なっぱ、はっぱ、くさったとうふ♪

どういうシチュエーションの歌なんだ、と今ならつっこんでしまうのだが、子供の頃は面白がって、すぐに覚え、みんなと一緒に歌っていた。
家に帰って、得意になって家族に教えた。父親は今でも歌えるらしい。

未だにこの歌を口ずさむと、帰り道で友達が蹴った石からジャンプして逃げていたシーンを鮮明に思い出す。

子供のころ、どんなことをして遊んでいたのか、思い出そうとすると、いつも出てくるのは和歌山時代だ。

大学の友達が、秋元康氏の「歌は思い出のしおりだ」という言葉を教えてくれた。
なんだか、ぴんとこなかったのだが、私にとっては、この数え歌が子供時代のしおりなのかもしれない。

周囲の友達に聞いてみても、誰も知らない。久しぶりに、和歌山の友達に会いたくなってしまった。


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