先日僕のウズラを食べたイタチだと思うが、夜になると物置に有る小屋前をうろつきだした。
殆ど見えないが、鳥の鳴き声で分かる。いつもとは全く違う、危機感あふれる鳴き声!切羽詰まっている感じがする。
小屋の中には、8月に産まれたヒナばかり。これは次の卵予備軍。とても大切だ。
外の小屋には、もう卵を産まなくなって久しい、お婆さんニワトリ2羽と東京しゃものオスが3羽。みんなエサばかりは凄く要求するが、全く役には立っていない。
小屋は外の小屋の方が安全に設計されているので、小屋を取り換えて、ヒナを外に出し、物置の少し危険の有る部屋にはオスとお婆さんの組み合わせで住まわせることにした。
外の小屋の子をゴミバケツに入れて運ぶが、その時、気絶するものが現れる。目をむいて、足を丸めて、横に成ったまま動けない!
目は空いているが、瞬きをしなく、全身固まっている!!
これが軍鶏の雄とはとても思えない。いつもは主人である僕にも爪を立てるくせに。肝心な時には、気絶して目をむいている。全くの役立たず!
ヒナ達は、少し安心したのか、外の小屋でゆっくり朝ごはん!もうすぐ卵を産み始める年齢だ、8月初旬生まれなので、130~180日目から産み出すのが普通!
オスとおばばを入れた部屋は狙われるので、前にネズミ捕りのペッタンコを広げ、一度でも足を入れたら、絶対に逃げられないスゴ技を設置!
間違えて僕が掛からない様にしないと!
午後の船で僕は内地へ出る。母の7回忌に向け黒い服と黒い靴が絶対と72歳の姉に厳命されている。着づらいし窮屈なんだが!
こういう時こそ、ビシッと決めようか!どうせ、後6年は無いはずなんだから!