『アイズ ワイド シャット』観ました
ず~っと観てなかったんですよ。
キューブリック好きなのに、トムクルーズがどうも・・・?だったもんで(いまだにトップガンも観てない)
で、ここんとこニコール・キッドマンの映画をいくつか観て、ついでにトムクルーズのバニラスカイも遅まきながら観て次はこれかな、と。
若い内科医とその妻、幼い娘が一人
中流階級で社交界にもデビューしたてといったところでしょうか
感情を表に出さず、理知的にふるまう夫と対照的な妻というカップルです
パターンではありますが、釣った魚にえさはやらないという典型的な夫
オープニングのシーンで
パーティーに夫婦で出席するため、タキシード姿の夫がレストルームにはいっていくのですが
そこには、妻が便器に座って用を足している
鏡に向かって髪形をチェックしている夫に向って妻が自分の身なりはどうか聞くのですが
振り向きもせず『素敵だ』とか適当に相槌を打っています。
まだ返事するだけでもいいか。
この関係は、パーティーの後崩れる事になります
マリファナを吸いつつ(既に倦怠期ですかね)これからセックスという時に
パーティー会場で夫が美女二人とどこかへ消えていくのを見たと、軽い嫉妬心から尋ねられます
(実際には妻がの方がダンスの相手とスレスレの危険な状態だった。旦那のほうは、僕は内科医で地位も名誉もある、妻も一緒に来ているのに
そんな真似ができるかい?という感じ。100%ないと思った)
結果オーライで実際に何にもなかったので、理屈で弁明するのですがそのやり取りの中で
君を疑ったことはない、信用しているみたいな事を言っちゃうんですよ。
これが、妻の琴線に触れて一気にヒートアップ!!
以前、浮気した(衝動と直感、肉体関係はないが、完全な浮気かもしれない)事実を告白する
夫は茫然とします
そりゃそうだよね。
釣った魚に・・タイプに限らず男は、結婚=安心を買っているのであり、公然とセックスができる女を手に入れ
家族として位置づけるもんなんだ。女であり妻であり子供ができると母も加わる。
で、少し経つとそこから女が欠如する。
夫から観て、妻であり子供の母であるが、女という役割が欠落するんだよね。
この部分を女(浮気か本気か?)や仕事、その他で埋めることでバランスを保つわけだ。
意識しているかどうかはわかりませんが安定するために男はどこかでバランスをとるのだけれども
ここに一つ欠如しているのが、相手(妻)の感情
相手が浮気するなんてハナっから思っていない単細胞な動物なんですよ
(自分の中で欠如した女の部分を埋めるのは問題ないと思っているが、その逆を考えたこともない)
もともと妻に感情がある事さえ意識してないかもしれない
お金は入れているし、セックスも満足させている、子供もできて生活にはハリががあるに違いない
私は本当にいい夫だ!と本気で思っているのが男なんです
バカな生き物でしょう?
自意識だけで固められた男の常識が妻の告白で根底から崩れたわけです。
足元すくわれたら立っていられないわな
まさにこの男は、子供の手から離された風船のようにふらふらと空へ(夜の街へと)あてもなくさまようわけ
思うに、この時点でまだ嫉妬心というよりは所有物に裏切られたというか実は自分の所有ではなかった事に気づき始めた程度か?
亡くなった患者の娘に遺体の前で言いよられ(拒否するがあとで電話するんだ)、
フリーのポン引きに一本釣りされ、あやしい上流階級の仮装パーティーに潜入して、
結局どれも不発で終わる
朝方帰ると、妻に夢の話を告白される(これがまたすごい)
またまた打ちのめされちゃうんだ
妻は夢の中でも自分の欲望に忠実にふるまっていたのに
自分はといえば、現実世界でさえ寸前までいったのに自制が働き何もできなかった
最後は、仮装に使った仮面が見つかり
またもや朝帰りの夫をベットの上でお迎えするんだけど
そこで全部妻に暴露しちゃうんだよ
ニコールキッドマンの『FUCK』のセリフでエンドです(暴言の方じゃなくて、すぐしよう!のほうね)
感想ですが、
ニコール・キッドマンは大好きなので、
オープニングの用を足した後の紙で拭くシーンはかなりエロティックでした
ドキッとしましたよ!
男と女の欲望というよりは、女の欲望がテーマだったのかな?と
だって、結局何もできなかったし全部ゲロっっちゃたしね。
妻が話した内容とは質的に違うし(男は行為そのものに及ぶ告白だったろうし女のそれはもっと奥深い根底をなす欲望、肉欲又は性欲に関しての告白だったと思う)
仮面の意味にしても、旦那のほうがこれから素顔でという意味にはとりにくかったな
理由は、上記のとおりだしこれからさきこの夫婦の主導権は妻だろう(どんなことになるのやら)
男の顔はワンパターンしかないけど女は、恋人、妻、母親その他いろんな顔を持つことができる
勝負にならないわ
『昨日はそう気持ちだったの』(映画のシーンじゃありません)的な言葉は、理屈でものを考える男からは理解できませんからね。
そういえば、以前付き合ってたDrで
『夫婦には緊張感が必要なんだよ!もしかしたら旦那は浮気してるんじゃないか?って思わせるのも大切なんだ』
と、のたまってたっけ。一理あるけどこいつは実際に浮気してたから論理崩壊してるけど。
まっ、作りが違うんだろうね
単純すぎてわかりやすい男が女にかなう訳がない
いつも手のひらで泳いでいるのかもしれません
今でもたくさんいるんだろうね
女房に性欲ないと思っている奴
以上、身近な面で解釈をしてみました。
キューブリックの作品ですからね。解釈は自由です。
今回、題材があれなんでキーワードで検索してクズコメントがたくさんつくかもしれない 片っ端から削除せねば
ず~っと観てなかったんですよ。
キューブリック好きなのに、トムクルーズがどうも・・・?だったもんで(いまだにトップガンも観てない)
で、ここんとこニコール・キッドマンの映画をいくつか観て、ついでにトムクルーズのバニラスカイも遅まきながら観て次はこれかな、と。
若い内科医とその妻、幼い娘が一人
中流階級で社交界にもデビューしたてといったところでしょうか
感情を表に出さず、理知的にふるまう夫と対照的な妻というカップルです
パターンではありますが、釣った魚にえさはやらないという典型的な夫
オープニングのシーンで
パーティーに夫婦で出席するため、タキシード姿の夫がレストルームにはいっていくのですが
そこには、妻が便器に座って用を足している
鏡に向かって髪形をチェックしている夫に向って妻が自分の身なりはどうか聞くのですが
振り向きもせず『素敵だ』とか適当に相槌を打っています。
まだ返事するだけでもいいか。
この関係は、パーティーの後崩れる事になります
マリファナを吸いつつ(既に倦怠期ですかね)これからセックスという時に
パーティー会場で夫が美女二人とどこかへ消えていくのを見たと、軽い嫉妬心から尋ねられます
(実際には妻がの方がダンスの相手とスレスレの危険な状態だった。旦那のほうは、僕は内科医で地位も名誉もある、妻も一緒に来ているのに
そんな真似ができるかい?という感じ。100%ないと思った)
結果オーライで実際に何にもなかったので、理屈で弁明するのですがそのやり取りの中で
君を疑ったことはない、信用しているみたいな事を言っちゃうんですよ。
これが、妻の琴線に触れて一気にヒートアップ!!
以前、浮気した(衝動と直感、肉体関係はないが、完全な浮気かもしれない)事実を告白する
夫は茫然とします
そりゃそうだよね。
釣った魚に・・タイプに限らず男は、結婚=安心を買っているのであり、公然とセックスができる女を手に入れ
家族として位置づけるもんなんだ。女であり妻であり子供ができると母も加わる。
で、少し経つとそこから女が欠如する。
夫から観て、妻であり子供の母であるが、女という役割が欠落するんだよね。
この部分を女(浮気か本気か?)や仕事、その他で埋めることでバランスを保つわけだ。
意識しているかどうかはわかりませんが安定するために男はどこかでバランスをとるのだけれども
ここに一つ欠如しているのが、相手(妻)の感情
相手が浮気するなんてハナっから思っていない単細胞な動物なんですよ
(自分の中で欠如した女の部分を埋めるのは問題ないと思っているが、その逆を考えたこともない)
もともと妻に感情がある事さえ意識してないかもしれない
お金は入れているし、セックスも満足させている、子供もできて生活にはハリががあるに違いない
私は本当にいい夫だ!と本気で思っているのが男なんです
バカな生き物でしょう?
自意識だけで固められた男の常識が妻の告白で根底から崩れたわけです。
足元すくわれたら立っていられないわな
まさにこの男は、子供の手から離された風船のようにふらふらと空へ(夜の街へと)あてもなくさまようわけ
思うに、この時点でまだ嫉妬心というよりは所有物に裏切られたというか実は自分の所有ではなかった事に気づき始めた程度か?
亡くなった患者の娘に遺体の前で言いよられ(拒否するがあとで電話するんだ)、
フリーのポン引きに一本釣りされ、あやしい上流階級の仮装パーティーに潜入して、
結局どれも不発で終わる
朝方帰ると、妻に夢の話を告白される(これがまたすごい)
またまた打ちのめされちゃうんだ
妻は夢の中でも自分の欲望に忠実にふるまっていたのに
自分はといえば、現実世界でさえ寸前までいったのに自制が働き何もできなかった
最後は、仮装に使った仮面が見つかり
またもや朝帰りの夫をベットの上でお迎えするんだけど
そこで全部妻に暴露しちゃうんだよ
ニコールキッドマンの『FUCK』のセリフでエンドです(暴言の方じゃなくて、すぐしよう!のほうね)
感想ですが、
ニコール・キッドマンは大好きなので、
オープニングの用を足した後の紙で拭くシーンはかなりエロティックでした
ドキッとしましたよ!
男と女の欲望というよりは、女の欲望がテーマだったのかな?と
だって、結局何もできなかったし全部ゲロっっちゃたしね。
妻が話した内容とは質的に違うし(男は行為そのものに及ぶ告白だったろうし女のそれはもっと奥深い根底をなす欲望、肉欲又は性欲に関しての告白だったと思う)
仮面の意味にしても、旦那のほうがこれから素顔でという意味にはとりにくかったな
理由は、上記のとおりだしこれからさきこの夫婦の主導権は妻だろう(どんなことになるのやら)
男の顔はワンパターンしかないけど女は、恋人、妻、母親その他いろんな顔を持つことができる
勝負にならないわ
『昨日はそう気持ちだったの』(映画のシーンじゃありません)的な言葉は、理屈でものを考える男からは理解できませんからね。
そういえば、以前付き合ってたDrで
『夫婦には緊張感が必要なんだよ!もしかしたら旦那は浮気してるんじゃないか?って思わせるのも大切なんだ』
と、のたまってたっけ。一理あるけどこいつは実際に浮気してたから論理崩壊してるけど。
まっ、作りが違うんだろうね
単純すぎてわかりやすい男が女にかなう訳がない
いつも手のひらで泳いでいるのかもしれません
今でもたくさんいるんだろうね
女房に性欲ないと思っている奴
以上、身近な面で解釈をしてみました。
キューブリックの作品ですからね。解釈は自由です。
今回、題材があれなんでキーワードで検索してクズコメントがたくさんつくかもしれない 片っ端から削除せねば