100円本の気持ち。

Parenting is over.
What should I do from now on?

『千里眼  ミドリの猿』

2005年07月03日 | 100円本

はい、第三弾!松岡圭祐 作 千里眼 ミドリの猿です。

『催眠』ではなく『千里眼』シリーズになってしまいましたね)

今回は『催眠』嵯峨 俊哉

『ワタシハ!友好的ナ!ウチュウジンデス!・・・』

入江 由香も登場します。

※上記2人は今回映画と同じキャラに修正されています。

嵯峨稲垣五郎のイメージです。

そして主人公は政府をもふりまわす

超自己中心的なヒロイン岬 美由紀です。

今回は内閣官房直属の主席精神衛生官という肩書きで登場!

(官僚や議員に対するのカウンセラーらしい)

のっけからやってくれます。

ODA事前視察団に同行して案内役の

相手国の国務大臣千里眼を披露

だからやなんだって。心読まれるの。

しまいにはその国で勝手に戦闘ヘリを乗り回し

相手ヘリを二機も撃墜してしまいます。

自衛隊もやらない事をカウンセラーが、それも外国で。

『――手が届く範囲では誰も死なせたくない。

誰も不幸にさせたくない―――

自分の信念を曲げないと決心した―――』というが、

信念を曲げないかわりに払わなければいけない対価

この人は。。。

払わないんですね~

しかも、ヘリを撃墜したあと現地の子供とサッカーやってたりする。

たぶんあなたの手が届く範囲の議員さんたちはとても不幸だと思う。

でも彼女は『―――そんなことはどうでもいい。

もっと重要なことがある。自分にとって大切な時間。

それはいま、ここにある。』なんて思っていたり。

日本に帰ってからも各国から非難され

国家的な大事になっているにもかかわらず、

”―――総理は、異例の判断をくだした。

なぜ、自分を処分せざるをえなかったのだろう?”

とか、”美由紀の人生はやはり、

権力にふりまわされているだけなのだ”(逆ギレ)

とか思っていたりする。

ちなみに総理からの処分は一ヶ月の謹慎(チョー軽っ!)

なのだがそれも当然破る

”許可など取らなくてもいい。

わたしはカウンセリングがしたい”だってさ

実はこの人、交通ルールさえ守りません。

大型バイクは熱いという理由でノーヘルで乗り回している。

(じゃあ乗るな)

”一事が万事”この調子。

これだけキャラが強烈だと嵯峨 俊哉もかすんでしまいます。

二人の絡みもありますが嵯峨ドクターストップ負けですね。

嵯峨の話を聞く気はさらさら無く、精神病を疑う始末。

嵯峨:『俺は精神病じゃない』

岬:『さあ、どうだか?』

これ、カウンセラーの会話?こんな事言っちゃうの?

とにかく息も(できない)尽かさぬ面白さ。

まだまだたくさんあるトンデモシーン

あなたも探してみてください!

続編も沢山出てるみたいですね。

楽しみです

P.S.嵯峨君も少しだけ目立ちました。

上司に誘われて行った初めての釣りで

60cmもある真鯛を釣り上げたのですが、

『この魚にとっても一生は一度きりなんです』

と言って海へ戻すとその日を境に、

大好きだった寿司も食べなくなり

ベジタリアンになってしまいました

やっぱりコイツおかしいかも・・・

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