100円本の気持ち。

Parenting is over.
What should I do from now on?

『千里眼』

2005年07月02日 | 100円本

『催眠』に続いて第二弾!『千里眼』です。

今回の主人公は嵯峨 俊哉でなく、岬 美由紀という

元航空自衛隊パイロット(戦闘機の)で、

現在は臨床心理士資格を持つカウンセラーです。

前回の嵯峨さんもすごかったですが今回の主人公のキャラは強烈ですよ!

とにかく人の話しを聞かなネーッ!

自分の今までの経験や知識で物事を判断するので、

範囲外の出来事や他人の意見はおもいっきり否定する

また、熟練したカウンセラーは、相手の目の動きや表情、

声や身体の動きで、何を考えているか読めてしまうそうで、

それを初対面の相手だろうが、惜しげもなくひけらかしてしまうのです。

人に心を読まれることほどいやなことは無いと思うのですが、

このヒロインは土足でづかづかと入ってき

ズバズバと言い当てたあと自慢げに講釈をタレます。

前作同様ストーカー行為も健在で、

カウンセリングに来ていた

(父親にキャンセルされたので実際には契約終了なのですが)

小学生の女の子の自宅に張り込んだりします。

しかも張り込み中にひらめいたようで、

夜中に押しかけて両親に原因がわかったと

またまた勝手に説明を始めます。(寝てたッちゅうねん!)

寝込み襲うなんてまるで悪徳リフォーム業者みたいですね。

最初は、政府の安保理の要請で

カルト宗教のテロに巻き込まれるのですが、

いつのまにか、安保理を振り回している状態に

この自己中キャラの活躍は楽しめますよ!!

ちなみに映画の『催眠』ストーリーに調整するため少しだけ嵯峨の話が出てきます。

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