うさぎとベリーダンスとダラブッカ “KT LOVES Lapin”(セクシー田中さん)

本物の凄みと風格!梅沢富美男&研ナオコ・アッとおどろく夢芝居


いやー!
すごかった!



友人に誘われて、大衆演劇を
観に行ったことあるけど、何かもう、
そんじょそこらの芝居や歌謡ステージとは
比べものにならないね。



私が一番楽しみにしていたのは、
研ナオコの歌!
1部の芝居での“アホの子”役から
ガラリと変わり、
2部の歌謡ステージでは黒い衣装で登場。

黒い鳥の羽根がたくさんついた、
タイトなワンピースの衣装なんだけど、
それがまぁ何とも研ナオコの個性的な
容姿を引き立てる引き立てる!!
そして、今目の前で、あのかすれた歌声が
聴けるなんて!!私は、一瞬たりとも
目を離したくなくて、瞬きは意識的に
回数を減らした。


衣装チェンジは、オーロラに輝く
スパンコール!!私の大好きなウロコの
ようなスパンコール!!しかも、
その衣装で、かの「夏をあきらめて」。

私は感動して泣いてしまった。
1986年に、研ナオコが司会をしていた
番組【だうもありがと】が好きだった。
極端に鼻にかけた声で「だうもありがと」
というを聞くのが楽しみだった。
まさか、あのテレビの中の人だった
研ナオコを、目の当たりにする日が
こようとは…。

トークもキレッキレで面白いのだが、
歌となると、一瞬にしてアーティストの
オーラに包まれる。あぁ、これが
本物の風格かと唸らされた。
あの唯一無二の容姿と歌声たるや…。
よくぞ、この世に研ナオコを生み出して
くれたものだ。



梅沢富美男も同様に、1部では
滑稽なお父さん役なのだが、
2部の歌謡ショーでは、
司会顔負けの司会を務め、
笑いで会場を沸かせていた。
本人のヒット曲である「夢芝居」を
歌ったのだが、これまた
あぁ本物だと思わせる凄みがあった。


何だろうか、彼らは一瞬にして
場の空気を変える。それは、
コロッケ、美川憲一もそうだった。
一流エンターテイナーに共通する
証なのかもしれない。



3部は、梅沢富美男と、
その劇団員の舞踊ショーだった。
梅沢富美男の、うっとりするほどの
美しい所作、狂いのない動き、
後ろ姿の妖艶さといい、
女形の最高峰やね。
純粋に綺麗やわ。
これが、ほんとに男なのか…。




いやぁ、
本当にいいものを見させて
もらったなぁ。
別世界の人と同じ空間にいられて、
こんなに笑わせてもらえて、
歌で感動させてもらえて、
思い出作りができて、
チケット代7700円!
正直、激安だと思う。


ただひとつ苦しかったのは…。
後ろの席のオバチャン、たんすに
しまってた洋服を出してきて
そのまま着たのか、めっちゃ
樟脳のニオイがしてカナワンかった!
イマドキ、樟脳使ってる人まだいるんだ。
ニオイって、ダイレクトに記憶に残るので、
研ナオコや梅沢富美男を見たら、
樟脳のニオイを思い出してしまいそうだ!


ではでは、またね!



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