♪チャ〜ララ ラ〜ララ ラ〜ラ〜♪
↑これ、マルサの女のサントラで
歌い読みした人が殆どなんじゃないかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/8d/cfee25bdb2aa4491a3fcdfd76655cc22.jpg?1674305827)
さて。
私がまだ↓これくらいのクソガキだったころ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/05/f23a297f2602369083fac3d9c1fe02c4.jpg?1674305621)
両親に連れられて、マルサの女を観に行った。
映画館は満席だったことを覚えている。
しかしながら、クソガキの私には
何のこっちゃって内容で、とにかく
退屈だった。
その上、チョイチョイこんなシーンも出てくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/5c/83006e2d1577796e590d3df0b3f213bb.jpg?1674306015)
なんぼクソガキ言うても、
目のやり場に困るってモンよ。
そんなこんなで、ハヨ終わらんかいなと
思った記憶しかない映画だった。
私の大好きな映画、
【この子の七つのお祝いに】を観て以来、
その頃の映画独特な色味の映像が
気に入ってしまった。
その派生で、マルサの女に関心を持った。
“そういや、当時は何のこっちゃ
分からんかったけど、今観たら
面白いんちゃうかな”と思い、
デーブイデー(DVD)を買った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/74/641666700047f252be054e20f9e2e518.jpg?1674306565)
…いや、別にそんなマル秘報告でもないよ。
2時間と結構長めなので、2,3日に
分けて観るつもりだった。
ところがどっこい、である。
止められないのだよ。
面白すぎて止められないのだよ。
何というテンポの良さよ、
ストーリーの良さよ。
これが伊丹十三作品というものなのか…。
テンポ、ストーリーだけでなく、
俳優達の名演技も目が離せなかった。
昨今の、アイドルや芸人から
ちょっと俳優業もやってみたと
いうレベルとは全く違う。
安田理深の名言である
『本当のものがわからないと
本当でないものを本当にする』を
思い出した。
いはやは、すごい。
マルサの女の出演者は本物だと思った。
映画館で観たとき、
宮本信子扮する、あのそばかすだらけで
おかっぱ頭の風貌が嫌いだったが、
映画の内容がわかる今は、
本当によく作られた役&風貌だと思える。
そしてそして、杉浦直樹に続き、
私を釘付けにしたのが津川雅彦!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/bd/998686045a0620ab8630adf8e1da933a.jpg?1674307730)
何つーか、もう〜色っぺぇ!
そこまで言って委員会に出てた頃の
津川雅彦しか知らないので、
彼の男前具合に、小田和正 Oh! Yeah!
くらい反り返ったわ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/e5/ddafe4cb5e1cd05baae22519d729b458.jpg?1674307914)
もしくは、ちゃらんぽらん・大西。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/37/deeee749d48ab9079fff01730fb535a3.jpg?1674308110)
わかる人いてる??
「中途半端やな〜」が名ギャグ。
古いな、古い。
2時間、あっと言う間だった。
私の貴重な2時間、マルサの女に
くれてやる!と思いながら観てしまった、
エンドロールまで。
いやはや。
もう既に伊丹十三コレクションほしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/09/961578d4872c0a4df040023ba47fb3d0.jpg?1674315288)
ではでは、またね!