危なかった。
あわや大惨事になるところだった。
これを歯科検診前に見てしまっていたら、
私は口内と顔に、一生傷を負っていたかも
しれない。
誰だよ、こんなもの作ったヤツァ!
ふざけたアイテムなのに、
どこか熱意を感じる本物感。
中肉中背の人が着けても、
“そういう体型の人”とサラリと流せる
このナチュラルさ。
トム・クルーズも、きっとこんな感じだろう。
いや、これはトム・クルーズに違いない。
今日び、日本人でさえも
ウエポ(ウエストポーチ)を着けないのに、
敢えてコレをこのデザインで生み出した
ことが凄い。ダサいのに、アイデアが
スタイリッシュなのだ。
全人類に、ダサさとスタイリッシュさは、
紙一重なのかもしれないと思わせる
アイテムの代表と言っても過言ではない。
これの説明文が、これまた笑いを誘う。
まぁ、確かにね、私はこのバッグを
見つけて、ずーっと笑っているので、
人生に多くの喜びをもたらしている
かもしれない。
「快適な感じ」て!!えらいザックリやな!
アウトドアアドベンチャー!!
そんな壮大な言葉初めて聞いたダよ、わたスは。
いやはや、アウトドアアドベンチャーに
ビール腹バッグをお腹に巻き付けて
レッツビギンってか!
センスが良いんだが悪いんだか!
やる気があるんだか無いんだか!
ビール腹バッグを着ける人の、
そんなこんな姿を色々想像すると、
部屋で一人で笑い転げてしまった。
これを着けて街を闊歩する度胸は
あるかと問われたら、ある。
あるのだが、スマホでその姿を
撮られるのは御免だ。
こういった、女性バージョンもあるようだ。
うーん。ワタクシ的には、
女性バージョンは笑えない。何と言うか、
きっと元祖であろうビール腹バッグの
二番煎じでしかない気がして。
やはり、あの程よい腹毛の生え具合と
程よいビール腹具合が、一番笑いを誘う。
ハリウッド映画の、特殊メイクさん
考案と言われたら、素直に信じるかもしれない。
歯医者に行くと、面白かったことを
思い出し、治療中に笑いを押し殺す
ことが多い。
このビール腹バッグを診察前に
見ていたら、これを巡って
様々な「もしもシリーズ」を
想像し、堪えきれず笑ってしまい、
大惨事になるところだった。
今年の父の日に、1ついかがだろうか。
流行りのペアルックにもいいかもしれない。
ではでは、またね!